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「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略を読んで。「もやもや感」を見落とさず向き合う人生術。

あっという間に2023年の年が明け、2週間が過ぎようとしています。
木下斉さんのnoteを読んで、インプットするにはアウトプットが大事と書いてあったので、2023年、noteの書き初めに一本、書いてみようと思います。

今回、読んだ本は、昨年、2022年12月23日発刊されたばかりの尾石晴さん著『「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略」』

尾石晴さん(以下ハルさんと呼ばせていただきます)は、音声メディア「Voicy」で4,000万回再生声を記録したトップパーソナリティであり、子育てしながら大学院に通い、Voicyの他にもTwitterやnote,自らスキンケアブランドを立ち上げ、Instagramでの発信、オンラインスタジオヨガの運営など多岐に渡る発信をされていています。
半年前ほどから、アラフォーで2児の母という共通点で、「Voicy」を拝聴させていただいております。

Voicyの中でも、ハルさんがこよなく本を愛する話が随所にあり、その本好きのハルさんが書かれた本ということもあり、予約させていただきました。

本を読むのも億劫になっていた私でも読みやすく、はじめの数ページでスルスル読めるよう、かなり本の構成を読みやすく考えたれています。
はじめから「残りの人生も今のまま積み重ねていい?」からはじまります。
私も今年で42歳。まだまだ人生長いと思って生きていましたが、還暦まであと20年しかない。40歳に突入し、急な体の衰えを感じ始め、できることの(自分の)賞味期限は短いと思い始めていたので、この問いは、ズバリと刺さりました。
日々、家事・子育て・家業に目まぐるしくすぎていき、果たしてこのまま、家族のため、こどものために働き、歳をとっていくのか。ハルさんのように、子育てをしなが自分の意思をきちんと発信し、自分業を確率している姿がとても眩しくも映っていました。

ただ、読み進めていくと、ハルさん自身もこの二年間でワーキングマザーから、会社員を卒業し、サバティカルタイム(使途用途を決めない学びの休暇)を経て、オンラインスタジオヨガとスキンケアブランドを立ち上げて、2022年から大学院に進学にたどり着くまで、自分の中で生まれた「もやもや」を言語化し、俯瞰し、「自分」を再度設計してきた原体験をこの一冊にまとめられています。
その中で大事にしていたのは「本業」をきって転職ではなく、「本業」+「副業」として「自分業」を試行錯誤すること。小さな試行錯誤から始める。
人生の後半の目的を言語化してみる。
人生の目的は探すものではなくて導き出すもの。
自分のやりたいこと。をとにかくやって、積み重ねることで、自分には何も取り柄がないと思っていても1つは自分しかできない「強み」になる。
「みんなの正解」ではなく「私の正解」が価値になる。

この本には自分業の「種」の見つけ方とその「種」の育て方をわかりやすく解説してくれています。しかも《準備編》と《実践編》と分けて組み立て方まで書いてくれてあります。

そして「やらないことを決める」。
そうしてみると高く聳え立って見えていた壁も、スルッと越えられるかもしれません。
ここで大事なのは(頑張って)「乗り越える」のでなく、「スルッと越える」こと。

2023年、新年早々もやもやしている方がぜひ一読ください。

そして、自分自身の棚卸しをまずしようと思います。






#note書き初め

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