ライター講座を見かけて 2024/5/6


今日で連休も最後か……。雨こそ降らないものの、なんだかじっとりした曇り空の日だ。

今日は少し梅田にお出かけ。ぶらりとした後にビアホール、立ち飲み、王将と少しずつ飲んで帰宅。帰ってから少し原稿を進めた。エライ!

食べすぎを反省して就寝。


今日の野次馬!

Twitterで最近追っていることがある。

あるライターさんが自分のライティングノウハウ・知見をパッケージにして講座として販売している。主にTwitterで集客。Aさんとする。

別のライターさんがAさんの講座内容や金額、販促方針をTwitterでネガティブにくさしている。Bさんとする。

2者とも(わたしから見れば)結構ベテランと言える年数を経験されているライターさんである。


AさんとBさんは直接Twitter上で口論を繰り広げているわけではなく(すれ違いくらいは一度あった)、まあBさんは軽いエアリプに該当しそうなつぶやきをしている感じだ。最近Bさんはそれなら自分も知見をお話しします、とスペースを開いておられる。(無料で聴ける)

わたしもものを書いてお金をいただく立場であり、ちょうど先日に講座を開催する側のスキル問題について思うところがあり、成り行きを見守っているのだ。わたしはデジハリで働いていたこともあって教育商材については一家言ある。あと単純に、野次馬として面白い。


情報を商材としてビジネスをする場合、どうしても自分より情報量が少ない人に向けないと商売が成立しないので、こういう構図になりやすい。ちょっと情弱向けの搾取っぽいというか。SNSで集客すると煽りっぽい言葉で人を集めがちだし。
webライター界隈は特に、ライティングを稼ぐ手段や在宅ワークの一種として見て、ノウハウとテンプレートでショートカットしようと考えている人が多いのでこの雰囲気になりやすいのだ。

個人的には、何かを学ぶときにはノウハウではなく、プロやその道の熟練者に質疑応答ができることやフィードバックをもらえる環境こそが重要なのではないかと思っている。特に大人になってからの学習は。
今はYouTubeをはじめたとしたあらゆるプラットフォームで無料で知識をインプットできる。もちろん、講座などの教育商材は、学習内容を体系的にまとめカリキュラム化してくれている効率の良さは魅力だが、それも書籍をガイドライン的に学びを進めれば良い。インプットは工夫次第で低いコストでできるのだ。その後にアウトプットを繰り返しトレーニングする過程こそ、プロのスキルを取り入れることでステップアップがぐんとしやすくなるのではないだろうか。

Aさんの講座は30万程度だった。ノウハウを吸収するのに30万は少々高いように思うが、フィードバックの機会やプロとの縁をつなぐ場として活用できれば、もしやそこまで高くないのでは?という見方もできる。30万を安かった!と思う結果にできるかどうかは自分の活用方法次第だ。

いや、30万は高いか。

わたしが外部から口出すことでもないか。すみません。 


今日の、今日ののもう一言

さっき書いた以下の箇所 ↓

わたしもものを書いてお金をいただく立場であり、ちょうど先日に講座を開催する側のスキル問題について思うところあったので、

2年弱前に「ライター初心者で案件獲得がしたいんです!!」と言っていた人がライティング講座を開いているのをTwitterで見た。それはさすがにどうなのだ!年数だけでは熟達度ははかれないけどさ。書かれていたnoteとか見る限り、クエスチョンマーク出ちゃったよ?さすがにこういうのは注意喚起したい。

しかし、こういう講座が生まれる気持ちも少しわかる。ライターはあまりにも労働集約型すぎて、ストック型の収入も持ちたくなってしまうのだよね。わたしも人事支援の仕事を手放せないのは、納品物ではなく価値提供の事業を持っていたいからだ。しかし事業バランスは難しいところなので、最近はずっと模索し続けている。


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