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スタンダップコメディを観た感想。

6月半ば

『千鶴さん、イベントで貴方のことを話していいかな?』


そう突然言ってきたのは、現在講談前座をしているみねさんという女性


唐突だったが

『もちろんだよ!!』と即答した。

以前講談を観に行き、みねさんの発声に一瞬で魅了された人間なので、1ファンとしてはとっても嬉しい✨

みねさんからはすぐに詳細が送られてきた

『スタンダップコメディ…?』

スタンドアップコメディ(英:Stand-up comedy)とは、英語圏でコメディアンが観衆の目前で演じるコメディ(即興話芸)の一つ。スタンドアップコミックや単にコミックスタンドアップと呼ばれることもある[1]。マイクを片手に、立ちながら喋ることからそのように呼ばれるが、必ずしも立ったままで喋るとは限らない。
題材はユーモラスな物語やジョーク、人間観察、下ネタ、政治、宗教、人種差別など幅広く、演者が皮肉交じりにしゃべるのが特徴である。

Wikipediaより


2016年に旗揚げされたスタンダップコメディ協会主催のイベント
レズビアンエステを題材にしたみねさん出演日詳細


ふむふむ…

【多様性ナイト】と、なんとも面白そうなタイトル

みねさんの他にもトランスジェンダー、シングルマザー、民主化運動家の当事者の方々が話すようだ。

実を言うと私は『スタンダップコメディ』というジャンルがあること自体初耳だったのでとてもワクワクが止まらなかった。嬉しくって当日まで会う人会う人に話していた。



そして、当日。


私が到着した時間は主催側である”ぜんじろうさん”が話しており、その間もずっと『コメディとはなんだろう?』『このイベントはどんな思い出開催されているんだろう?』と思考が回っていた

なぜならば、皮肉たっぷりの饒舌トークといった感じで【話のプロ】を生で体感しているからだ。

この時点で既に(あぁ、生で観にきてよかったな)と感じる私


いよいよ、みねさんの番…。

レズビアンエステがどう弄られるのか?私はワクワクが止まらなかった。

トークが始まると、リズム感の良いテンポと声色に乗せて、どんどん出てくる面白おかしいパワーワードに大爆笑した。涙が出るほど笑った。


あと別の涙も出た。

そうそう、これなんだよねって

【レズビアンエステ】と名づけて私がやりたかったことはこれなんだよ!!

東京に来て何百人ってクエスチョニングの人を面接していつも感じていたんだ。『ねえ、社会。レズビアンって言葉に対して「大変だよね」とか「偏見ないからね」とかそんな触れずらそうに話すんじゃないよ』って

その結果当事者はこんなに孤独に泣いてるじゃない。って

私はレズビアンという言葉をお店として使うことで反対、批判意見が出るのもウェルカムだし、そうでなきゃ意味がないくらいに考えている。

女性のセーフスペースとして活動しながら、議論が生まれるから意味があるんだよね。

私にとってレズビアンエステはキャッチーな表現だし

本質的な意味を大切にできるセラピストが美嬢百花には居ます🌷今一番自信持って言えることかな。


実はみねさんからは最初『見られたくない。立派なこと話すんじゃなくて下品な下ネタとディスだよ。しかも本名で』と言われたんだけど

私は『じゃあ尚更見守りたい』と意思を伝えたら

多様性ナイト3日前にみねさんから『当日マイク通して質問投げかけるから答えてね』と言われ

大丈夫かな?と少し緊張したのだけれど、当日私が答えた後のみねさんの返しを聞いて『なるほど…!!』となったのでみねさんは天才だ。


腰につけたカスタネットをキメの行間で【カンッッ】鳴らすのだが、それが講談のカジュアルバージョンといった感じで面白かった。そんな遊び心も大好き。


とても勉強になったし、沢山笑いました。

みねさん、レズビアンエステを題材にしてくれて
本当にありがとうございます😊

お疲れ様会の様子


スタンダップコメディの配信アーカイブは8/3までチケット販売しているようなので少しでも気になる方は是非!観て欲しいです💓

リンク先から2000円で観れます🌟
⬇️













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