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【決定版】40歳からの日焼け止めは何を使ったらいいの?

それでは、
「日焼け止めは何を使ったらいいの?」に
お答えします!

まさかこんなに日焼け止めについて
知りたい方がいるなんてびっくりしました!

当初は簡単な記事にしようと思っていたのですが、想像以上の反響を頂きましたのでしっかりレポート記事としてお伝えすることにしました。

今後はもう日焼け止めで悩むことはなくなるはずです^^


日焼け止めは必要悪


さて先日、
Facebook記事で

「日焼け止めは必要悪」ですよーと書きました。

ほとんどの方は特に何も意識せずに
日焼け止めは当たり前にするもの、
むしろ肌に良いものと思ってる方が多いです。

それに最近は、
ファンデーションを塗らない「ノーファンデ肌」の方が増えて日焼け止めの需要はますます高まっています。


ただその裏では、


日焼け止めによる
肌トラブルも増えているのが実情です。


その証拠に、

「日焼け止めを塗ったら顔がパンパンに腫れた」
「日焼け止めを塗ったら目が痛い」
「ある日焼け止めを塗ったら肌が痒い」

などのお声を本当〜〜〜によく耳にします。


かくいう私も、
日焼け止めを塗って、
目が痛くて開けられなかったり
肌が痒くなることがありました。

だから、

日焼け止めは必要だけど
必ずしも肌に良いものではない。

ということをまずは頭の中に入れてください。


とは言っても、
年々紫外線が強くなっている今、
日焼け止めを塗らない選択肢なんて無いですよね。


「じゃあ、どんな日焼け止めを塗ったらいいの?」


うんうん、気になりますよね。


でもその前に、

日焼け止めによる肌トラブルが起きた方達は(私を含め)どんな日焼け止めを使っていたのかも気になりませんか?


実はね、


「ある共通点」があるのです。


それが、
Facebookでもお伝えした、

↓↓↓

・シクロペンタシロキサン(油性基剤・溶剤)
・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(紫外線吸収剤)
 

特に2番目の成分「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」です。


「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」については
ちょっと長くなるので、


まず先に、
シクロペンタシロキサンについてお話しします。


肌にとって不必要な役割



シクロペンタシロキサンは
安全な油性成分(揮発性シリコーンオイル)です。

役割としては、
揮発(常温でも蒸発しやすい性質)することにより皮膜形成をしてくれます。


これだけ見ると、

「え?安全だし皮膜形成してくれるなら良さそうだけど」

そんなふうに思うかもしれません。


だけど、

その【皮膜形成】が、
肌にとってはとても不快なことなのです。
(肌にピターーーーと張りつく感じが皮膜形成です)


どうゆうことかと言うと、


その皮膜形成のせいで
皮脂分泌が抑制されてしまうのです。


皮脂分泌が抑制されると、
どんどん肌は乾燥していきます。
(常温でも蒸発する性質なので時間が経てば経つほど乾燥する)


すると、
ツヤも無くなるし、
肌がゴワゴワ(パキパキ)して
シワや毛穴が目立ってしまうのです。


その上、
クレンジングで落とすのが大変なのです^^;
(クレンジングしても膜が張ってるように感じてゴシゴシしちゃうともうOUTです;;)


成分自体は安全だけど、
その「役割」が肌にとっては負担なのです。


成分さえ安全なら大丈夫とは限らないのです。


余談ですが、
皮膜形成は皮脂(上質な皮脂や汗など)で形成するのが肌にとっては最も負担がなく潤いを留めておけるのです。



それではお待たせいたしました!

肌トラブルを引き起こす、
メトキシケイヒ酸エチルヘキシルについてです。


肌トラブルを起こす成分



メトキシケイヒ酸エチルヘキシルは
代表的な【紫外線吸収剤】成分です。


ちょっとここで簡単に
日焼け止め成分についておさらいしましょう。

日焼け止めには

・紫外線吸収剤
・紫外線散乱剤

この2つの種類があります。


メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(UVB)は
冒頭でもお伝えした通り紫外線吸収剤です。


紫外線吸収剤は、
その名の通り「紫外線を吸収」します。

紫外線を吸収し、
熱などのエネルギーに変化し放出させて
紫外線をブロックしてくれます。


肌トラブルは、
この「熱などのエネルギーに変化する」時に、
肌に痒みや湿疹という反応が出てしまうのです。


「じゃぁやっぱり、吸収剤はダメなのね!」


、、、というわけでもないのです。


実は、吸収剤の方が紫外線効果は高いのです。


紫外線散乱剤の酸化亜鉛(UVA)と酸化チタン(UVB)は、粉末なのでどうしても凝集してしまい紫外線の通り道が出来てしまうのです。

その点、
吸収剤には通り道はないので(もちろん量や塗り方もありますが)
紫外線対策としては吸収剤の方が良いのです。


ちなみに、
現在日本で売られている日焼け止めは、


・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(UVB)と酸化亜鉛(UVA)の組み合わせ
・酸化亜鉛(UVA)と酸化チタン(UVB)の組み合わせ


「組み合わせ日焼け止め」がほとんどです。


UVAとUVBどちらもブロックしなければ、
日焼け止めとは言えないからです。


それと、
SPFとPAの数値が高いほど、
吸収剤と散乱剤の組み合わせ日焼け止めになります。
(単体だけで高い数値は出せないから)


その上で、
私が使っている日焼け止めは
散乱剤のみで構成されている日焼け止めなので
酸化亜鉛と酸化チタンのみです。

なのでPAが少し弱い。

その分を【物理的】な日焼け対策で補っています。

私の肌は吸収剤が合わないので仕方ないのです。
(ただこれは後述があります)


ということで、
タイトルにもある

「日焼け止めは何を使ったらいいの?」

の答えですが、


◾️肌に何も起きなければ
紫外線吸収剤と散乱剤の混合日焼け止めでOK

・チューブタイプ
・使う前に容器を振る必要がない
・ベタベタする
・肌色をコントロールできる
・SPFもPAも最高値


◾️痒みや目の痒みがあれば
散乱剤のみ日焼け止め。

・使う前に振る必要がある
・白浮きする
・伸びない
・SPF 25〜50
・PA2〜3


と言うことになるのですが、、、、

これだと、
散乱剤のみ日焼け止めを選んだ場合、
皮膚には良いけど顔が真っ白になります^^;


物によっては、
伸びが悪くて乾燥してしまう可能性があります。


「え!ちょっとどうゆうこと?」


はい、ここからは、
私が実際にしている日焼け止めを
お伝えしちゃいます。


私がしている日焼け止めの秘密


結論をお伝えすると、

まず散乱剤単体の日焼け止めには

・角質層保湿作用のある成分(プロパンジオールなど)

が出来るだけ上位配合されているものを使います。


ひとつめのシクロペンタシロキサンとは
成分も役割も違います。

種子油やスクワランなどのオイル配合もプラスされているのも良いです。
(人によってはベタベタするかもですが)


価格も3,000円〜以上のものがオススメです。


基本的にドラッグストアで購入できる日焼け止めはオススメしません。


それと、、

実は裏ワザとして

散乱剤を塗ったら
その上に軽く吸収剤を塗るのもオススメです。


「え!愛さんさっき、吸収剤は使わないって言ってたじゃない」


はい、一番最初に塗るのはオススメしません。


だから、
散乱剤の上に塗るのです。


散乱剤の上に塗ることによって
日焼け止め効果が強くなって
散乱剤特有の白浮きを抑えてくれるのです。

吸収剤特有の痒みや痛みもありません。
(人によっては反応があるかもしれないですが)


散乱剤で白くなり過ぎるのを抑えたい方はオススメです。


次世代型の散乱剤成分


「愛さん、私、酸化亜鉛も酸化チタンも使いたくないです」

という方は、
酸化セリウムという次世代型と言われる散乱剤があります。


ただこれはまだまだ採用実績が少ない成分なので
絶対にオススメとは言えませんが、
今後研究が進んで安全が確保できれば優秀な散乱剤になると思います。


吸収剤が使えない国


ハワイやパラオなどの国では
メトキシケイヒ酸エチルヘキシルは使えません。
(海外ではオクチノキサートやオキシベンゾンと呼ばれています)

なので、
使える日焼け止め成分は、
酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄になります。

環境を守るためなのでここは仕方ないですが、
日焼け対策としては
物理的な日焼け対策が必須になります。

ご質問にもありました、
サリチル酸ブチルオクチルは吸収剤で
実は私も昔使っていましたが、
人によっては痒みが出る場合もあるそうなので少し要注意成分です。


まとめ


いかがでしたか?


難しいことを言ってきましたが、
日焼け止めは使ってみないと結局はわかりません。


もし、日焼け止めを塗ると、
痒くなったり目が痛くなるのであれば
成分をすぐに確認してください。

どんな組み合わせ成分なのか。

吸収剤は何も、
メトキシケイヒ酸エチルヘキシルだけではありません。

自分がどんな日焼け止めを使っているのか
夏本番前に確認してみてくださいね。


最後までお読みくださりありがとうございます!

ぜひご感想頂けると嬉しいです^^

ではまた!

美肌革命家 七海 愛
40歳から本物の美肌作りをしたい方はぜひご連絡を♡



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