ナカニシエイキチ

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  • ダーツを色々な視点で考える場所

    プロダーツプレイヤーである僕のダーツに対する考えを、色々な視点から考える場所です。

  • GR Diary

    GRと過ごす何気ない日常 GRをメインに写真との日記です。 ※その他のカメラもあります。

最近の記事

2024/5/30

僕は写真が下手です。そしてそこまで上手くなりたいと言う気持ちもありません。写真というのは自分が見たままの状態を記録できればいいぐらいにしか思ってませんし、さまざまな設定が狂ってしまったとしても良い写真というのはひょっこり撮れてしまうものです。なぜ僕は自分が写真下手だと思うかと言えば、その偶発的に出る良さに頼ってしまっているからです。コントロールして自分が意図した写真を撮ることができれば少しは上手かなと思えたりもしますが、今のところそれは全くありません。 写真を構成する要素は

    • 2024/05/29

      ある日突然に腰が痛くなる。病院へ行くとヘルニアだと言われた。ヘルニアという物自体は決して珍しい物ではないけれども、この鈍痛と痺れはストレス以外のなにものでもない。少しはよくなるのかなと始めた筋力トレーニングは一定の効果は実感するが、症状を忘れるほどではない。処方される痛み止め2種類は精神安定剤として持っているだけで安心できる。それほどの効き目がああるのだから乱用して飲むことはしないし、いまでは月に数回服用すればいいレベルだ。 腰は体の要であることは痛めてから気づくことができ

      • 2024/05/28

        福岡に来て2ヶ月が経ちました。あっという間に時間が過ぎ、肌寒い季節から蒸し暑い時期に差し掛かっています。ダーツという競技を真剣にやっていてよかったと思わされることは「勝つ」ということ以外にあったのだと気付かされた時間でもあります。 自分がしていることなど0→1の事に比べればとてつもなくレベルの低いことですが、それでもその技術習得や製作のイメージ作りなどには結果的に見ればかなりの時間を使いましたし、いくら独学といえどもそれが仕事として成り立っていることに少々の戸惑いがあること

        • 2024/05/27

          27日っていろんな引き落としがあるので朝から気分が上がりません。どれだけ充実している毎日があったって今日だけは不安でいっぱいです。自己投資という自分への言い訳で毎月使えるだけ使ってきた人生ですがとうとうそんなわけにもいかなくなり、毎月1/3ほど貯蓄に回すことになりました。こんなにもお金を残すことが大変だったとは思いませんでした。 物に溢れて、SNSでも魅力的なものばかりでお金を使わずにはいられない世なのかは必要以上な物に囲まれているという点では幸せな世界線かもしれません。し

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        記事

          2024/05/26

          ダーツというのは長年投げていても毎回発見があるのが面白さの一つです。 今日もたくさん気づくことがあり、まだまだだなと痛感する一日でした。腕の伸ばし方、手首の力の抜き方など、基礎的な部分はいつになれば体に馴染むんだろうと期待もせず、その時を迎えられるように投げています。カウントアップからメドレーまで、今日はやりました。 小さなずれの修正は大きな筋肉を使わなければ、いつまで経っても改善できないと思います。しかしまだまだスマッシュは繰り出されるので、理想の自分のフォームを常にイメ

          2024/05/25

          ダーツのレベルは確実に世界へ近づいているはずなのに、SNSを見れば世界のレベルとは程遠い使い方をしています。世界で活躍するプロたちは、自分の技術を自慢したりしません、そしてどうでもいいトピックに反応して自分の価値を下げることもしません。こう言った記事を書いている時点で自分も同じ類なことは自覚しています。 ではなぜトップ選手たちは自分の範囲外のことに反応を示さずに、健全なSNS運用をしているのでしょうか。きっと彼らは他人を気にするほど暇ではないということです。毎週極限の技術と

          2024/05/24

          転勤族の皆さんには比べものになりませんが、自分も全国を転々としながら職を変え生きています。ようやく福岡に落ち着こうと思うまでに10年以上かかりました。別にそれは福岡が好きだとかそう言った話ではなくて、仕事自体にどこか今までと違うやりがいを感じているからです。そもそも自分の性格上「来週からケニアに行ってきて」と言われてもすんなりと受け入れてしまうので、仕事ができれば世界中どこだっていいんです。しかしやはりそれでもケニアよりはパリがいいし、パリよりもNYで仕事がしたいとの気持ちも

          2024/5/23

          新しいものを作るということは本当に楽しい作業であり、悩まされる作業です。 僕の行なっているレベルはとてもクリエイティブとはかけ離れているレベルですが、それでもなんとかイメージのいいものにしようと日々パソコンに向かうのです。こうやって書いているのも一つの脳の整理作業といいますか、何も生産性のない時間こそ何かを生み出すために大切だと思っているのです。 ある日突然老人が言っていました。「人生の向こう側にはいったい何があるのか。そんなものは分りゃしなけども、そんなことすらもまだ考え

          トランスジェンダーとダーツ

          先日のデンマークオープンで女子ダーツプレイヤーのDateHedman選手がトランスジェンダー選手との試合を放棄したとして世界中でニュースになっています。 「私が愛するスポーツでこの件は多くの不安を引き起こしています。誰しもが自分が望む人生を歩むことができるが、生物学的に男性として生まれた人が女性のスポーツにおいて協議すべきではない」 と彼女はxでポストしています。 ニュース番組に出演したり、いまだに多くの関連ポストを投稿していますが正確な翻訳でない限りは誤解を生むのでここ

          トランスジェンダーとダーツ

          外から中へ

          外の人から中の人になったことは生活にどのように作用してくるかなんてわからない。なぜなら毎日は昨日とは違う新鮮なものだし、毎日制作をしていて昨日と同じことなんて全くないし。作れば作るほど、自分の幅を広げていかなければならないということだからです。 たまに時間のある時は出勤前にちょっと寄り道をして写真を撮ったり、ジムに行ったりとダーツバーに立っていた頃とは全く違う時間帯で生きています。健康的になったつもりで過ごしていけることはポジティブなことでしょう。

          スーパーダーツ一日目

          普段ソフトダーツをまじまじと見ることはない。試合会場にいても今はカメラを構えて制作物のイメージをしながらファインダー越しに見ているだけで、試合そのものを見ているわけではない。そもそもPDCかぶれの自分なのだから、見るはずもなく、今回のスーパーダーツも仕事だから見ている部分が大きかった。 しかし、自分と同じメーカーのロゴを背負う選手たちの活躍は正直言って胸を熱くさせた。圧倒的に勝つ選手や、負ける選手、勝つと思った場面から負けてしまった選手、挑戦としている選手。様々なドラマがた

          スーパーダーツ一日目

          考える間もない動作

          「〜はどう考えてますか?」 こういった質問は配信でも直接でも必ずあります。 もちろんそれが悪いということではなく、一番気になってしまっている点について、なにか答えを出したいという強い気持ちの現れだと思っています。 しかしその多くの質問に対して多くのプロプレイヤーは考えて答えを導き出しています。というよりはやはり答えてあげたいとの気持ちで、むりくり考えを絞り出していると言ってもいいでしょう。 果たしてそれは本当の答えでしょうか。 いつも考えていることならば聞かれて瞬時に答え

          考える間もない動作

          20代のプレイヤーへ

          若さはとんでもない資産です。 この資産の使い方であなたのこれからが決まるといっていいでしょう。それはお金でも買えず、あとから気がついたときには取り戻すことのできないものです。 だからこそ若いという武器を最大限に活かしてほしいです。 とくに20代で経験しておいたほうがいいことは

          20代のプレイヤーへ

          ダーツは死ぬ気でやるな

          ダーツをやってる人の中にたまに「死ぬ気でやってる」と言ったり、つぶやいたりする人がいます。別にそれらを批判するつもりも否定するつもりもありませんが、僕はこう思ってやっています。

          ダーツは死ぬ気でやるな

          いわゆるダーツの技術とは

          ダーツをこよなく愛するみなさんこんにちは。 今日もあなたがもっとダーツが好きになるお話をできればと思います。 私達が常日頃追い求めるダーツの技術は詰まる所何なのか。 それがわかればある程度トレーニングの方向性や、メニューが組めてもっともっと効率の良い時間を過ごせるのではないかと思います。もちろんそこに至るまでに効率出ない時間をどれだけ過ごすかも大切ですが、今回は2024年4月現在で僕が感じている技術とはを書きます。 このコラムでも技術論みたいなものは何度も書いてきましたし

          いわゆるダーツの技術とは

          「投げる」の限界

          ダーツのスローイングを語る際に大きく分けて2通りの表現があります。 ダーツを投げる ダーツを飛ばす ニュアンス的に同じじゃないかと思われた方はどちらのほうがより比重が大きい表現でしょうか。僕は全くの別物と捉えています。そもそも投げるという響き自体にすでに力みが発生していると感じてしまうのは言葉の力でしょうし、実際に投げてしまうとそこには必ずといっていいほど力みが伴います。 そんなことを書いているので必然的に僕は「飛ばす」といった感覚でダーツのスローイングを行っています。

          「投げる」の限界