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2021年5月1日 慶應義塾大学対東京大学(Web観戦)

先週の日曜日に続き、今週の東京六大学野球も無観客試合。自宅でのWeb観戦だと集中して見れないと思いきや、全くそんなことはなく、目を離すことなくゲームセットまでガッツリ見届けました。

1.両校の前カードの戦い

慶應、東大とも前カードはいずれも明治戦でした。東大は2試合とも2桁失点、明治vs東大2回戦ではリーグ史上3度目という明治の毎回得点(東大からすると毎回失点)で連敗を喫しました。
一方、慶應は2戦とも接戦ながら、今季1番を打つ廣瀬にも当たりが出て、打線も繋がり連勝を飾りました。

2021.4.25 慶應義塾vs明治 2回戦

2.試合の前半


慶應スタメン
1番セカンド     廣瀬(2年 慶應義塾)
2番センター     渡部遼(4年 桐光学園)
3番レフト            萩尾(3年 文徳)
4番ファースト 正木(4年 慶應義塾)
5番サード           下山(3年 慶應義塾)
6番ショート        朝日(3年 彦根東)
7番ライト         橋本典(4年 出雲)
8番キャッチャー 福井(4年 大阪桐蔭)
9番ピッチャー  森田(4年 慶應義塾)
前節の明治戦から1番から8番は変更なし。打順固まってきましたね。

【4回裏 慶應義塾4-0東大】廣瀬タイムリーツーベース、下山タイムリーで慶應が追加点先制。
2回に押し出しで先制したものの、クリーンヒットは出ていなかった慶應打線は4回、先頭の福井くんがツーベースで出塁し1死後、廣瀬がレフトオーバーのツーベースで2点目をあげました。

さらに今季安定感抜群の下山の2点タイムリーで慶應、一気に突き放します。この試合でも正木が四死球で繋ぎ、下山が返すというパターンで得点しました。

3.試合の後半

【6回裏 慶應義塾6-0東大】内野ゴロ、相手エラーで慶應追加点。
この回も先頭の福井くんが出塁、廣瀬がツーベースでチャンスを作り、渡部遼人の内野ゴロ、続く萩尾が東大のショートエラーで2点追加しました。

【7回裏 慶應義塾6-0東大】奥村くん、リーグ戦初出場果たしたが。。。
そしてこの日のハイライト、2死で一塁にこの日3本目のヒットで出塁した廣瀬を置いて、奥村くんが代打でリーグ戦初出場を果たしました。が、その初球、廣瀬が二盗に失敗しチェンジ。奥村くんのリーグ戦初出場は呆気なく終わってしまいました。

【8回裏 慶應義塾7-0東大】代打若林のツーベースで慶應7点目!
途中からレフトの守備についていた新美が四球、正木併殺の後、下山四球、朝日がこの日3本目のヒットで2死1、3塁として代打若林。右中間への見事なツーベースで慶應7点目をあげました。
法政2回戦では3番レフトでスタメン出場したものの、二つの見逃し三振で途中交代。

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(写真は慶應義塾vs法政2回戦の若林)


バットを振ればしっかり結果は出るので、これからもドンドン積極的にスイングして欲しいです。若林、ナイスバッティングでした!

【試合終了 慶應義塾7-0東大
9回表の東大の攻撃、大音くんヒットの後、続く4番の井上慶秀のレフトへのヒットで東大に得点されそうな場面もありましたが、粘って無失点に抑えて勝利。森田の完封で慶應4連勝を飾りました。

試合の詳細は公式HPでどうぞ。

4.この日活躍した素晴らしい選手たち

森田晃介
今季は法政1回戦では6回無失点と試合を作ったものの、チームは敗戦。明治1回戦は5回途中降板と、納得のいかないピッチングが続いたのだと思います。しかし、この日の投球は力強いストレートと持ち味の変化球が冴え、見事な内容でした。今年の慶應のエースはもちろん森田。リーグ戦後半に向けて、エースの好投はとても嬉しい内容でした。

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(写真は慶應義塾vs法政1回戦の森田)

廣瀬隆太
慶明2回戦で2本のツーベースを打ち、調子が上がってきた廣瀬。この日は3安打でうち2本はツーベースと廣瀬らしい長打が出てきています。この日までリーグトップタイの5得点と実は1番バッターらしい結果も残しています。そろそろ一発も出る頃だと思うので、そちらも期待です。

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(写真は慶應義塾vs明治1回戦の廣瀬と奥村)

5.まとめ

これで慶應は4連勝で試合数は多いものの勝点4とし、単独首位となりました。打線に関しては繋がっている印象はあるものの、11、13と2試合連続残塁が2桁と、もう少し決め手が出てくればなお良いでしょう。
何よりこの日は、森田の完封が一番。慶立戦、慶早戦も完封してもらいましょう!

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