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「自分の本を作るとしたら、どんなタイトルにする?」

先日こんなものをやってみた。

これは、本のタイトルを入れると、AI編集者が帯やプロモーション用のコメントを考えてくれて、自分だけの新書を作ることができる(作った気持ちになれる)という出版シミュレーションだ。

私が作った本はこれ。
『人と違いますがなにか?』


私は、自分ではいたって平凡で面白くもない人間だと思っているのだが、子供の頃も今も「人と違う」を言われることが比較的多い。

でも、そもそも本来人は一人一人違うもの。
誰一人同じ人間などこの世に存在しないのだから、人と少し違うからといって気にすることはないし、まして、けんか越しになってこんなタイトルをつける必要もない。

それなのに、私がそうなってしまうのは、「人と違ってはいけない」と言われたり、それを態度に示されたりすることが、子供の頃多かったからだと思う。

私はそれがいやだった。

だから、人と少し違っていることで苦労している子供たちに光をあてたい、寄り添いたいと思って、今教員をしている。
自分が子供の頃、先生にそうしてほしかったと思うから。

たかが、本の出版シミュレーションだが、本のタイトルを考えると、そんな自分の原点も見えてくるから面白い。


なんて、
本当は、大学院で研究したことや教員生活での学びを本のタイトルにできるともっと格好良いのだが、今のところ、私はまだまだ自分のアイディンティティあたりが探究のテーマらしい。


 「自分の本を作るとしたら、どんなタイトルにする?」


この問いで、今の自分の現在地が意外と見えてくる。
だまされたと思って試してみてほしい。

写真は、長崎の九十九島。 




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