夕焼けのせつなさ
同じものをみても感じ方は人それぞれ。目でみた風景と写真でも違う。そのときの気持ちや気分も影響する。と、おもう。ぼんやり夕焼けを感じながら、日頃うまくまとまらない思考にふれる。
環境は人を変える。良さを引き出せる環境を整えることができれば、きっと成長につながる。いまの環境のままでは、その「場」のひとたちはこれから先どうなるのだろう…という危機感もあった。少しずつでも良い「場」にしたい、良い「場」をつくりたい。そんな気持ちが自分自身の原動力だったと振り返る。
ただ周囲の多くの人たちは「場」の変化を求めていなかった。自分が感じているようには、この先の危機感を抱いていなかった。温度差を実感し無駄なことをしている自分に気づいて、動けなくなった。
頑張り方は大切。目標を決め優先順位をつけること。ひとりで抱え込まず、まわりを巻き込むこと。そう頭ではわかっていても、なかなかうまくいかない。
まわりとの温度差にもう少し早く気づいていたら、動けなくならずにいたかもしれない。関わり方も、目標に向かうルートも違っていたかもしれない。協力者もできたかもしれない。
…自分自身の足元や今までの「上手くできなかったこと」ばかりに目がいく。
夕日は沈み、明日になればまた太陽は昇る。
頭では理解していても。
あの日の夕焼けは、もう二度とみることができない。
明日また綺麗な夕焼けがみれるよう、自分にできることや手の届くところから。ゆっくりあせらず、一歩一歩。
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