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普洱茶と緑茶のちがいは一つだけ

4月1日ですね。

今日は普洱茶のお話をします。

中国雲南にはたくさんの茶の樹
が自生されている地域なんです。

古く3200年の茶樹が最古の茶樹と
中国の茶の研究所で認定されています

さらに
人間に知られずに
森の奥で生きてきた茶樹が

2007年の自然災害のときに
発見された
巨大な20m高さの茶樹が

2700年の樹齢と
認定されました。

そのため、
茶樹の起源がこの
雲南の地と言われています。

たくさんの人間よりも
背丈が高い茶樹

それが雲南のお茶の山の中の
風景でもありました。

雲南のお茶はほとんどが
プーアル茶です。

その他に、紅茶、白茶がありますが
割合が少ないです。

その中で、普洱茶はダントツです。

茶農家や茶屋も
普洱茶って言わずに

生茶、熟茶という言い方になります。

ほとんどが普洱茶のわけなので
あとは、生普洱茶か熟普洱茶か
ってなるわけです。

生プーアル茶は
緑茶との違いって
なんだろうって思うところがあると思います

なぜなら、
普洱茶は全発酵茶であるが
一旦熱を入れて茶葉にして
それから発酵を続けていくお茶なんです。

だから保存していく間が
発酵していくというわけです。

一方では緑茶も
取ってすぐに熱を入れるので
新鮮さが大切にされます。

ちがいはただひとつなんです

茶葉の取る時期によって
茶葉の状態のちがいです。

これが基本的なちがいですね。

緑茶は3月末〜4月までの新芽だけを
とります

普洱茶は4〜6月まで成長した
若い茶葉をとります

反対に言うと

新芽のお茶は発酵に適していないが

新しい成長した茶葉は
発酵に適しているのですね。

今日は30年近い
普洱茶生茶を入れました。

台湾の茶人のお茶を
頂いた貴重な品で

もう随分と高額でも手に入らない
中国では贅沢品です。

台湾では30年の普洱茶が
政治家の賄賂に使われ
捜査が入ったというニュースもあり

そういうお茶です

お金があっても
出会えないお茶がありますね。

うまい表現がどう言うべきか
「あまい」茶湯が甘いのです

生茶の青くさい感じがなくなった
まったくクセがない

あっという間に身体が
暖かくなったのです。

そして、あまいです、梅の味だという
茶友の言葉を思い出しました。

そういう感じでした。

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