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沖縄黒糖八島


沖縄の黒糖をもっと知ってもらおう!

そんな事業にBenFiddichもお声がけを頂きいくつかの黒糖イベントを手伝わさせてもらいました。

沖縄黒糖EXPOのイベントにて
BenFiddichブースを出展。
サトウキビ搾り体験など
砂糖の原料そのものを知ってもらう
そのサトウキビを絞った搾りジュースを
煮詰め水分を飛ばす。
このように手作り黒糖体験をしてもらい
砂糖がどのように作られているかを
知ってもらう。


僕自身も知ってるようで全く知らなかった
日本国内の砂糖事業。
言わずもがな日本で最大の生産量を誇るのは
沖縄県だ。


沖縄県のサトウキビ生産においては
95%が精製された上白糖となる。
その95%のサトウキビは沖縄本島産となり
そして残りの5%が離島で造られる黒糖。


僕も知らなかったのだが沖縄県の取り決めで
しっかりと棲み分けを作らていた
上白糖は沖縄本島=95%
黒糖は沖縄離島(8島)=5%


そしてその黒糖が作られている離島8島が
伊平屋島、伊江島、粟国島、多良間島、小浜島、西表島、波照間島、与那国島

黒糖は精製されてないがゆえその土地のテロワールが感じられる。
風が強く海風が入るような伊江島では塩っぽい黒糖になったり、西表島の黒糖は濃かったり、逆にスルッとさっぱりしてる島の黒糖もある。


鹿山が見学させてもらったのは
伊江島の黒糖工場。ここは塩味がする黒糖

出向いたのは2月。 
ちょうどサトウキビの収穫期で
工場内に置かれるサトウキビ
伊江島内で収穫されたサトウキビが
どんどん運び込まれる
運び込まれたサトウキビは不良品がないか地元のおばちゃん達がチェック。
絞ったサトウキビは減圧蒸留機で水分を抜く。
その後残った固形物を冷やし固めれば完成だ


伊江島黒糖



ここ近年、
健康志向も手伝い砂糖離れが著しい。
時代の流れといえばそれまでかもしれないが
沖縄県も再度、皆に黒糖の良さを知ってもらおうと活動を活発化してくれている。

僕もそれで知ってるようで知らなかった日本国内の砂糖事情を垣間見る事ができた。
そして何よりも生産者の想いと
島ごとに味わいが違うという事。


バーテンダーの僕らにとっては
甘みというのは
味わいの膨らみになるとても大事な素材

その味わいの膨らみに何を選択するか。

自分自身にもう一度問いかけたいと思うきっかけとなった沖縄黒糖体験でした。


去年からBenFiddichで人気の

【黒糖パッションフルーツアマーロサワー】

フェルネットブランカ 30ml
黒糖シロップ30ml
ライウィスキー15ml
パッションフルーツ1個
卵白1個

【作り方】
黒糖、パッションフルーツ、卵白をブレンダーで撹拌し泡立たせる。
フェルネットブランカとライウィスキーを入れシェイクし茶漉しで漉しながらカクテルグラスれ注ぐ。
デコレーションとしてパッションフルーツ、ビダーズを垂らす

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