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これであなたも名コーチ ー目的を持って聞くー

コーチングセッションをするたびに思うのは
相手(クライアント)の話すことに
興味関心を持って聞くという
真摯な態度が必要だなぁと
いうことです。

コーチとしてのスイッチがオンになると
目の前にいるその人が
口から音を出して話している言葉を聞くだけでなく
その話の背景も聞くようになります。

今話してくれていることの裏に
課題や障害があることもあるので
そういうものも聞き取っていくということです。

私たちは通常
「見たいものを見て
 聞きたいものを聞く」
と言われています。

聞きたいものを聞くというのは
話を聞いている人自身の主観や価値観という
フィルターがかかった上で聞いてしまうので
話をしている人が本当に伝えたいことを
受け取れずに
ずれた状態で受け取ってしまうという
ことが起こってしまいがちです。

コーチングのセッションは
話し手(クライアント)が目指すゴールに向かって
聞き手(コーチ)と二人が同じゴールを見ながら
会話を進めていく必要があります。

ですが
聞き手側が聞きたいように聞いてしまっていると
二人が同じゴールを見ているはずなのに
各々が異なった解釈のまま会話が進み
ゴールからぶれていったり
話し手側が聞かれていないような違和感を覚えてしまう
ということが起こります。

私がコーチングを学び始めた時に
コーチングのレッスンで
教えていただいたことがあります。

それは
「聞き取るための12の視点」※1 です。

・クライアントはコーチングに何を求めているのか?
・クライアントの成長を妨げているものは何か?
・クライアントのゴールに向かう姿勢はどのようか?
・今行われている会話の進め方がクライアントに合っているか?
・クライアントのニーズは何か?
・クライアントの価値観は何か?
・クライアントの強みは何か?
・クライアントはどのような動機を持っているか?
・クライアントの文化的背景を持っていて、
 どのような影響を受けているのか?
・クライアントが話している言葉の外にあるものは何か?
・クライアントの話し方はどのようか?
・クライアントはどんな未来をイメージしているか?

学びながら
コーチングのセッションをする際には
必ずこの12の視点を手元に置きながらやっていました。

そして20年以上たった現在でも頭の中にあって
コーチングセッションをする際には
定期的に思い出しながら
これらの視点に立ち返って
話を聞くようにしています。

※1 「聞き取るための12の視点」は、
   当時学んでいた株式会社コーチ・トゥエンティワン
  (現、株式会社コーチ・エィ)が提供している
   トレーニングプログラムの中で学びました。

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