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【レポ】台湾視察🇹🇼


はいたい!ビリーブ・ハウス園長のまりもです。
先日台湾視察に行ってきました!学びや気づきが多かったのでレポートという名のメモを公開します◎

台湾は4月の初めに行った福岡のエミール保育園の理事長(?)先生の息子さんが台湾の首都台北でモンテッソーリの園を経営しているとのことで紹介いただいて、ビリーブ・ハウスも内装工事や保育内容のインスピレーションをもらいに見学してきましたー!

他にも教育系は4箇所行ったので行った順にまとめます。

①信義児童館 
Ivy’s house 
③美術教室
Stay樂待親子共融空間

①信義児童館

ここは観光スポット、台北101の近くにあるレトロな街並みが有名な四四南村の中にある児童館的な場所。

0-2歳しか入れないところと0-6歳のコーナがある

こども1人につき大人2名しか入れないのですが、子持ちの友人に同伴させてもらって見学しにいってきました。
ちなみに台湾在住者だけでなく、外国人も利用できるみたいです◎(IDは預ける)
2部制で我々は13時から2時間の部に参加しましたが、いっぱいでした。事前予約と当日受付があるけれど、定員があるので事前予約が良さそう。(友人に予約もしてもらいました、謝謝🥺)

中には色んな小部屋が8つくらいあって、ただおもちゃで遊ぶだけではなく、日常の擬似体験や遊びながら学べるものがいっぱいありました。

美容室コーナーにはヘアカーラーや様々な液が設備
使い方かな?

普段ちょこっと覗いているであろう大人が中心の世界を自分のサイズで自分が出来ることって楽しいだろうなー、って一生懸命人形の前髪セットしてる女の子見て思いました。
こういう風に自分の経験を通して世の中のことを知っていくから、職業もそうだけど、世界のこと、沖縄のこと、日本のこと、生き物のことを体験できる機会をビリーブ・ハウスでも用意したいし経験させたいな〜。

他にも台湾っぽいものも。

中華街とかで見かけるドラゴンのパフォーマンスを練習できるコーナー
衣装もありました

これ、獅子舞でやれたら沖縄の文化にも触れられて楽しいだろうなー。近くの青年会とかプロの演舞も見せたい、、、(夢膨らむ)

他にも色々なブースがあったけど、最後に1つエピソード。
「もうすぐ踊りの時間だよ」と何度かスタッフさん来てくれていたのでその時間になって遊んでいた場所を離れてホールへ移動。
全員での歌と踊りを楽しんで、終わったらそのまま退館時間で横の玄関に誘導されました。
中国語が分からないからもしかしたら最初に説明していたかもしれないけれど「終了です!出てください!」って言われるよりも人をスムーズに気持ちよく人を誘導していて素敵👏

ローカルのこどもとの交流も出来そうなので、次は自分のこどもも連れて一緒に遊びに来たいし、観光客目線で言うとこういうこどもも楽しめる場所があると有り難い。ビリーブ・ハウスもそういう風に使われたらいいな〜なんて思ってました。

Ivy’s house

 次は今回のメインIvy's house!
一言で言うと「我が子を通わせたい」🥺笑

内装もおしゃれで素敵だし、緑もいっぱいで良き。

手前が教具や絵本、トイレなどがあるクラス
奥は共有スペースで調理やアート、音楽がある
庭は手前に菜園などの植物、奥には木でできたふべりダイヤターザンロープが

29人の2クラスあるらしいけれど、広々していてとても気持ちが良かったです。都心なので庭がすごく広いわけではないけれど、菜園やダイナミックな動きができる庭園があってこどもがのびのびと遊べていました。モンテッソーリの園なので教具はもちろん自主性を促す環境もばっちり配慮されていて素敵でした👏(大体一緒なので教具の説明などは省きます)

それでも紹介したいのが創造コーナー。
アートコーナーっていうのかな。でも”創造”がしっくりきたので一旦創造コーナーと呼ばせてください。

窓の横にあって外から拾った木や実で顔を作ったり遊べるコーナー
靴箱横に黒板
庭にはロール式で紙が出てくるキャンバス
絵の具もいっぱい
庭にある小屋みたいなものの屋根にお絵描き
クレヨンで書いて消せるらしいです

創造って時間が設けられて「はい、どうぞ」でやって「はい、おしまい」で縛られるものじゃないと思ってるので、自由にできる環境がすごくいい。

そういえば、我が家も絵を描くのが好きなむすめがいつでも描きたいものを描けるように絵の具と色鉛筆後画用紙用意していたんだった、って思い出しました。


でも帰国してすぐ、紙だけじゃない表現も増やしたくて粘土と折り紙も我が家の創造コーナーのスタメンに追加しました。(すぐ影響される母)

毎週月曜日は近くの公園へ行って遊んだりピクニックしてご飯食べてるみたいで、それもすごく良い。五感をフルに使う経験が未就学時はとっても大切。

他にも生き物がいっぱいいたのもよかったです。

カブトムシの幼虫とグッピー
亀も。たまに室内にも入るらしいです😂

そしてお庭にはいろんな野菜や花々。ビリーブ・ハウスも室内だけど自然を感じて触れることができる色んな備品を検討しています。


③美術教室(名前は不明)

Ivy's houseから帰る途中で見つけた美術教室。フラッと入ったけれど、沖縄で夜間保育園を始めること、とら社長のこどものアトリエの活動を話すと、日本語で色々教えてくれました。

5歳が描いたこうもり

毎週テーマが決まっているらしく、その生き物の身体の仕組みや生態を学びながら描くそうです。色んな生き物の本物を見れたら良いけど、できなくても色んな角度や動きの被写体を見ることができるのっていいですよね。いつか本物見た時にその経験が生きてきそう。

壁に貼られていた亀の色々
ファイリングされてた亀の写真たち

基本は水彩画だけれど、年齢が上がるごとに油絵や造形をするみたいで、それも楽しそう。集団で行動したり教育を”受けた”後に、このような創造の時間があるのすごく大切で貴重だと思いました。生徒の描いた絵がいっぱい飾られてるのも素敵でした。

Stay樂待親子共融空間

親子が共に楽しめる目的で作られています。
ホームページに書かれていた文章が素敵だったのでgoogle 翻訳してさせてください。

STAY を可能にするのは、困難の中での私たちのビジョンでもあり、
このビジョンが私たちと同じような多くの親たちを助けることを願っています。親の役割は、
決して終わることのない一連の戦略のようなものです。
この年齢になると、子供たち、高齢者、そしてキャリアの責任をすべて私たちの肩に背負わなければなりません。
STAYは、子供たちに少しだけ寄り添うための中間駅です。多くの重荷の中に休息のワンダーランドを提供します。

https://www.stay2018.tw/stay
大きな滑り台とボール、小さい木のキューブの砂場とおもちゃ

スタッフがいてこどもと遊んでくれるので、保護者はゆっくりすることができます。横になって眠る、お喋りする、ご飯を食べたり仕事をしたりするのも自由です。
保育施設ではないので、何かあった時の責任があるので外に出ることはできませんが、こどもが楽しく過ごしながら誰かが遊んでくれる時間って保護者にとっては貴重で有り難いですよね。

それぞれが自由に過ごす空間
本コーナーも三箇所くらいあり、中国語、英語、日本語の絵本や保護者向けの本が

料金はこどもも発生するので決して安くはないですが、子連れで行けるコワーキングスペースが全然ないなので近くに住んでいたら重宝していただろうな、と思います。

3時間大人359元・1歳以上359元
延長30分/50元
1歳未満150元、時間無制限


ビリーブ・ハウスも夜間営業なので昼間こういう風に空間を活用できたら素敵だな、と思いました。

以上4箇所のレポートでした!
自分自身がまだモンテッソーリ少しかじったただの2児母なだけなのでちょいちょい観光レポみたいになってしまっていましたが、これから成長するので視点が変わっていく部分も乞うご期待ということで😂🙏


本当は行きたかった所(次行きたい!)

Smiley Rhythm
藝大卒の日本人女性が経営してるらしく、教育に芸術(音楽やアート)の要素を取り入れていて、たくさんhands-on activitiesがあるみたいです。あとは、食育にも力を入れてる様子なのと我々が興味のあるイタリアのレッジョエミリアを取り入れているそう。
臺北市廣慈親子館
台北で1番新しい公立の児童館。とても充実した施設らしくgoogleのreviewが4.6でコメントもとてもいい。


沖縄県内はもちろん、色んな未就学児の教育施設へ視察に行っていますので、おすすめの場所、人や本があればぜひ教えてください😊🛫📚🤝
実践から学ことも多いと思いますが、開園までの間はいっぱい学んで準備したいと思ってます❤️‍🔥

ビリーブ・ハウスでは5月末ごろからクラファンを開始する予定です。
より明るく、こども達が伸び伸び過ごせる環境を作りたいので内装費が莫大にかかります🥺ぜひご協力のほどお願いします、、、🙏

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