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【オーディオ#1】marantz#7…真空管プリアンプ

マランツ7がやってきた、ヤアヤアヤア…欲しかった米国製ヴィンテージの真空管プリアンプだ。

marantz#7(中央)

最新のデジタルアンプと比べれば音の出方の趣がかなり違うが、真空管を使っているからといって古臭さはまるでなく、自分好みの再生音は最新機種を遥かに凌駕しています。まさに「Hi-Fi」ならぬ「My-Fi」を目指す上で欲しかった一台なのです。(マイファイって田中伊佐資さん、上手いこと言ったなぁ〜。)言うなればオーディオ機器は楽器なので、最終的には自分の耳に従うのがベストだと。

最近のレコードブームでフォノイコライザーには重点が置かれてますが、ずいぶんと前からプリアンプって軽視される傾向にありますね。しかもプリアンプ でもトーンコントロールが無かったり、マランツ7を持ってる人でさえツマミを何もいじらないで使ってる人がほとんどのようです。

ちょっとしたブームを呼んだラックスマンの真空管フォノイコライザー(下・月刊stereoのムック本キット。上・同企画の真空管FMチューナー)

マランツ7には、3種のEQカーブ、ロー/ハイフィルター、左右独立した低/高音トーンコントロールと、多彩なイコライジング機能が満載です。オーディオのシステムは人それぞれによって違いますから、そしてレコードやCDでも音色は異なりますから、自分はここを多用しようと考えています。


セレクターでEQカーブの選択、ロー/ハイフィルターのON/OFFができる。


左右独立したトーンコントロールツマミ。右は電源スイッチ。

1970年から90年代まで山水AU-9500を使用していたこともあり、こういった機能が満載されているアンプはとても好感が持てます。


セレクターにTVが選択できますね。モードでも左右入れ替えは、チェックのとき役立ちます。

中身のコンデンサーがスプラグのバンブルビーであるとか、真空管がテレフンケンのダイヤマーク入とか、マニアックな内容についてはネット上でいろんな人がいっぱい記載しているので、そちらの方が参考になるでしょう。www
自分の搭載真空管はシーメンスでしたが、十分な音質でした。シリアルナンバーも最後の方なので、オリジナルの中では最も"お求め安い"マニアが振り向かない個体です。

購入時にはしっかり試聴し、自分の耳を通して納得した音が出てましたので決めました。マランツ7の復刻版と比較して試聴しましたが、かなりの差が感じられました。

メインアンプは、TRIODEの300BシングルモノラルTRX-M300を使っています。マランツ7は、まだシステムに組み込んだばかりなので、インプレッション等は後日分析します。


TRIODEの300Bシングルモノラルアンプ、TRX-M300

続く…

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