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お出かけ、時々フェリー。 水族館ではペンギンとアザラシがメインです。 Twitter→…

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お出かけ、時々フェリー。 水族館ではペンギンとアザラシがメインです。 Twitter→https://twitter.com/becchitv Instagram→https://www.instagram.com/becchitv/

記事一覧

船旅が気になる人に知ってほしい「ジャンボフェリー」の魅力

はじめに 船旅がブームになりつつあります。 フェリーに乗っていても、若い人の姿を多く見かけます。特に関西と北九州を結ぶ夜行フェリーの航路では、ナウなヤングの姿が目…

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1か月前
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アザラー、北へ行く~第2回 都会暮らしのアザラシ~

アザラー、北へ来たがどこへ行く? 北の大地は意外にも暖かく、この日の気温はマイナス5度だった。もっと寒いかと身構えていたが、きちんと対策をすれば生きていられるレ…

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1か月前
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アザラー、北へ行く 〜第1回 北といえば北関東〜

そもそも「アザラー」とは?アザラーというのは、アザラシを愛してやまない人のことである。初出がどこなのかは分からないが、2016年にはおたる水族館のブログの中で、「…

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1か月前
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さんふらわあで北の大地へ 大洗→苫小牧 さんふらわあ乗船記

この船に乗ることはないと思っていた――というのも、大洗という港は関西からは遠く、もし船に乗って北海道に行くとすれば、舞鶴や敦賀から新日本海フェリーに乗れば足りる…

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2か月前
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おひとりグルメ|「洋食 みやもと」のハンバーグオムライス

みなさん、洋食の王様って何だと思いますか? 私の勝手な想像なのですが、洋食の王様はハンバーグだと思います。じゃあ女王はというと、ビフカツという設定になっています…

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3か月前
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本当は教えたくない【実質無料で さんふらわあ】に乗る方法

ネタ記事です 今、夜行フェリーが話題沸騰中です。 というのも、各社が新造船を投入してホテルと遜色ないサービスが受けられることや、宿が値上げする中で相対的に夜行フ…

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4か月前
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カメラ初心者がLUMIX G100というカメラを買って2年経った振り返りレビュー

私がLUMIX G100というカメラを買って、はや2年が経ちました。 たった2年だというのに、北は宗谷岬まで、南は宮古島までカメラと一緒におでかけしました。 こんなに遠く…

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5か月前
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おひとりグルメ 北海道・帯広「カレーショップ インデアン まちなか店」「六花亭 帯広本店」

今回は、おでかけ編です。 向かいましたのは、北海道は十勝平野の真ん中にあります帯広市。人口は16万人、北海道を代表する街のひとつです。 帯広市がある十勝地域の食料…

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5か月前
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おひとりグルメ|神戸三宮「台湾屋台めし BaDouYau」

神戸三宮で、本格的な台湾の屋台メシを食べたくなったら、北野坂に向かって歩いてください。 山に向かって歩いて、最初の交差点をすぐ左に曲がって、今度は右に曲がりまし…

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5か月前
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おひとりグルメ 姫路駅前「姫路タンメン」

みなさん、人生で一度はこう思ったこと、ありませんか? そんな、健康志向と不健康志向の両取りを実現させてくれるお店が、姫路には存在します! 姫路駅から、おみぞ筋の…

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7か月前
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おひとりグルメ 神戸元町「洋食ゲンジ」

私のささやかな楽しみ、それは月イチで向かう美容院のついでに神戸市内でランチをすることです。 今日の気分はお肉。 たとえば、ハンバーグとか、焼肉とか、あるいは洋食屋…

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7か月前
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北海道にあるという「この世の果て」に行ってきた話をしたい

はじめにみなさんは「この世の果て」が、どこにあるかご存知でしょうか? chatGPT先生に聞いたところ、「この世の果てってのは文学的な表現だから、実在はしませんよ」と…

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8か月前
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「弾丸フェリー」でゆく大分・別府旅行記 ~帰り道も、旅の思い出~

また、船に乗ります帰るまでが旅行です。 むしろ、帰り道こそメインイベント・パート2です。 一般に、旅の帰り道というのはテンションが下がって憂鬱な気分にもなりま…

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10か月前
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「弾丸フェリー」でゆく大分・別府旅行記 ~なんだかんだ別府を満喫する回~

別府の朝(午前6時55分) 朝6時55分の別府で何をするんですかね? と思うかもしれませんが、別府は地味に狂った街なので、この時間から入浴できる温泉がたくさんあります…

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10か月前
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「弾丸フェリー」でゆく大分・別府旅行記 ~さんふらわあの新造船に乗って、太陽に守られて行こう~

「そうだ、さんふらわあに乗ろう」 そう決めたのが、乗船日の3日前。 なぜ「さんふらわあ」なのか。 実は、大阪と別府を結ぶフェリーさんふらわあは、今年から新造船の「…

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10か月前
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フェリー初心者からのステップアップにオススメしたい「新日本海フェリー」の魅力

前回の「初めての船旅にオススメしたい『ジャンボフェリー』の魅力」が、なぜかnoteのオススメ記事に紹介されてしまいました。 おそらく、ジャンボフェリー公式Twitterさん…

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1年前
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船旅が気になる人に知ってほしい「ジャンボフェリー」の魅力

船旅が気になる人に知ってほしい「ジャンボフェリー」の魅力

はじめに
船旅がブームになりつつあります。
フェリーに乗っていても、若い人の姿を多く見かけます。特に関西と北九州を結ぶ夜行フェリーの航路では、ナウなヤングの姿が目立ちます。

理由はいくつか考えられます。コスパの良さとか、移動中にくつろげることとか――けれども、お船大好きオタクとしては「移動しているだけで旅になる」という点を推したいです。

一般的には「海が見える駅」「海が見える温泉」など、海が見

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アザラー、北へ行く~第2回 都会暮らしのアザラシ~

アザラー、北へ行く~第2回 都会暮らしのアザラシ~


アザラー、北へ来たがどこへ行く?

北の大地は意外にも暖かく、この日の気温はマイナス5度だった。もっと寒いかと身構えていたが、きちんと対策をすれば生きていられるレベルだ。
上半身はヒートテック、長袖シャツ、セーター、ダウンコートにマフラーを巻いていた。下半身はパンツとジーンズ、厚めの靴下、そしてAmazonで買った3000円のスノーブーツを履いていた。スマホの操作ができる手袋をしていれば、アザラ

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アザラー、北へ行く 〜第1回 北といえば北関東〜

アザラー、北へ行く 〜第1回 北といえば北関東〜



そもそも「アザラー」とは?アザラーというのは、アザラシを愛してやまない人のことである。初出がどこなのかは分からないが、2016年にはおたる水族館のブログの中で、「アザラシを愛してやまない『アザラー』」というフレーズが確認できている。

アザラシのどこを愛しているのか、と言われると大変だ。原稿用紙が100枚あっても足りないかもしれない。
簡潔に言ってしまえば「顔の表情が豊かで見ていて飽きない」「

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さんふらわあで北の大地へ 大洗→苫小牧 さんふらわあ乗船記

さんふらわあで北の大地へ 大洗→苫小牧 さんふらわあ乗船記

この船に乗ることはないと思っていた――というのも、大洗という港は関西からは遠く、もし船に乗って北海道に行くとすれば、舞鶴や敦賀から新日本海フェリーに乗れば足りるからだ。
しかし、2月下旬の水曜日、18時前――私は、大洗のフェリーターミナルにいた。今日は、神戸空港から茨城空港に飛んで、水族館に寄り道しながら、最後は大洗駅からバスに乗ってフェリーターミナルにたどり着いた。

バスといえば、乗り場の案内

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おひとりグルメ|「洋食 みやもと」のハンバーグオムライス

おひとりグルメ|「洋食 みやもと」のハンバーグオムライス

みなさん、洋食の王様って何だと思いますか?
私の勝手な想像なのですが、洋食の王様はハンバーグだと思います。じゃあ女王はというと、ビフカツという設定になっています。
そこで、今日は「洋食の王様」味わいに出かけましょう。神戸、新長田に佇む「洋食 みやもと」をご紹介します。

お店の外観はこんな感じ。お店に入る前から、美味しそうな雰囲気が漂っています。サインのデザインも愛らしく、お店へのアプローチがとて

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本当は教えたくない【実質無料で さんふらわあ】に乗る方法

本当は教えたくない【実質無料で さんふらわあ】に乗る方法

ネタ記事です

今、夜行フェリーが話題沸騰中です。
というのも、各社が新造船を投入してホテルと遜色ないサービスが受けられることや、宿が値上げする中で相対的に夜行フェリーは割安になってること、また他人とは違う旅をしてみたいという需要に応えることができる……といった理由があるからです。

そんな数ある夜行フェリーの中でも、特別な体験をできることで知られているのが、みなさんご存知「商船三井さんふらわあ」

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カメラ初心者がLUMIX G100というカメラを買って2年経った振り返りレビュー

カメラ初心者がLUMIX G100というカメラを買って2年経った振り返りレビュー

私がLUMIX G100というカメラを買って、はや2年が経ちました。
たった2年だというのに、北は宗谷岬まで、南は宮古島までカメラと一緒におでかけしました。

こんなに遠くに行ったのは、きっとカメラのせいです。
私のせいではありません。悪いのはカメラです。
今回は、そんなカメラの2年目レビュー記事になります。どうぞ、最後までお付き合いください。

このカメラのいいところとにかく軽い、小さい。それは

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おひとりグルメ 北海道・帯広「カレーショップ インデアン まちなか店」「六花亭 帯広本店」

おひとりグルメ 北海道・帯広「カレーショップ インデアン まちなか店」「六花亭 帯広本店」

今回は、おでかけ編です。

向かいましたのは、北海道は十勝平野の真ん中にあります帯広市。人口は16万人、北海道を代表する街のひとつです。
帯広市がある十勝地域の食料自給率は、なんと驚きの1000%。十勝川を越えて市街地を出ると、畑が地平線の彼方まで広がっていて、とても同じ日本の景色とは思えません。畑がたくさんあるということは、きっと美味しいグルメに溢れているはずです。
では、いただきましょう!

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おひとりグルメ|神戸三宮「台湾屋台めし BaDouYau」

おひとりグルメ|神戸三宮「台湾屋台めし BaDouYau」

神戸三宮で、本格的な台湾の屋台メシを食べたくなったら、北野坂に向かって歩いてください。
山に向かって歩いて、最初の交差点をすぐ左に曲がって、今度は右に曲がりましょう。しばらく歩くと見えてくるのが、今日のお店です。

今日のお店は「台湾屋台めし BaDouYau」さんです。
雑居ビルの階段を上がり、ドアを開けると、そこは台湾でした。
だって、台湾から来られたご夫婦がお出迎えしてくれますからね。

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おひとりグルメ 姫路駅前「姫路タンメン」

おひとりグルメ 姫路駅前「姫路タンメン」

みなさん、人生で一度はこう思ったこと、ありませんか?

そんな、健康志向と不健康志向の両取りを実現させてくれるお店が、姫路には存在します!
姫路駅から、おみぞ筋の方向へ歩いてすぐのところにある「姫路タンメン」というお店です。

店内に入っていきましょう。
平日のまだ11時半にもなっていない時間だというのに、カウンターがほとんど埋まっています。私は、運良く待ち時間もなく、カウンターの奥にあるスペース

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おひとりグルメ 神戸元町「洋食ゲンジ」

おひとりグルメ 神戸元町「洋食ゲンジ」

私のささやかな楽しみ、それは月イチで向かう美容院のついでに神戸市内でランチをすることです。
今日の気分はお肉。
たとえば、ハンバーグとか、焼肉とか、あるいは洋食屋さんでビフカツなんかもいいなあ、という気分です。
しかし、10月中旬の土曜日、気持ちよく晴れたお昼時、誰も出かけないはずもなく……。

嗚呼、どこも行列だらけ……。
グリル一平はもはや選択肢にありません。昨今の洋食ブームで大変なことになっ

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北海道にあるという「この世の果て」に行ってきた話をしたい

北海道にあるという「この世の果て」に行ってきた話をしたい

はじめにみなさんは「この世の果て」が、どこにあるかご存知でしょうか?

chatGPT先生に聞いたところ、「この世の果てってのは文学的な表現だから、実在はしませんよ」と答えられてしまいました。面白くないなお前。
そこで、大先輩であるGoogle先生に聞いてみましょう。

なるほど、この世の果ては北海道にある野付半島というところなんですね。
というわけで、今回は野付半島に行ってきたお話をしたいと思い

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「弾丸フェリー」でゆく大分・別府旅行記 ~帰り道も、旅の思い出~

「弾丸フェリー」でゆく大分・別府旅行記 ~帰り道も、旅の思い出~



また、船に乗ります帰るまでが旅行です。
むしろ、帰り道こそメインイベント・パート2です。

一般に、旅の帰り道というのはテンションが下がって憂鬱な気分にもなりますが、今日はむしろ楽しみな気持ちでいっぱいです。0泊3日という弾丸ツアーな旅程も相まって、九州にバイバイすることへの寂しさは大きくありません。実際、来たくなったらまた来たらいいよね、と考えていました。

往路は別府港にやって来たわけです

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「弾丸フェリー」でゆく大分・別府旅行記 ~なんだかんだ別府を満喫する回~

「弾丸フェリー」でゆく大分・別府旅行記 ~なんだかんだ別府を満喫する回~



別府の朝(午前6時55分)
朝6時55分の別府で何をするんですかね?
と思うかもしれませんが、別府は地味に狂った街なので、この時間から入浴できる温泉がたくさんあります。
まるで、うどん県の朝6時からやってるうどん屋みたいですね。

ところが、今回の目的は温泉ではありません。

今日の目的地は「杵築」という街になります。
この街は、古い町並みがあるだけでなく、雰囲気のある坂道もたくさんあって、カ

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「弾丸フェリー」でゆく大分・別府旅行記 ~さんふらわあの新造船に乗って、太陽に守られて行こう~

「弾丸フェリー」でゆく大分・別府旅行記 ~さんふらわあの新造船に乗って、太陽に守られて行こう~

「そうだ、さんふらわあに乗ろう」
そう決めたのが、乗船日の3日前。

なぜ「さんふらわあ」なのか。
実は、大阪と別府を結ぶフェリーさんふらわあは、今年から新造船の「くれない・むらさき」が担当するようになりました。
新造船なら、乗るしかないよね!
それに、最近はフェリーに乗っていないですし。
(最後の乗船は、今年4月のジャンボフェリーでした)

はじめに 今回の旅の概要
今回乗船した「さんふらわあ 

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フェリー初心者からのステップアップにオススメしたい「新日本海フェリー」の魅力

フェリー初心者からのステップアップにオススメしたい「新日本海フェリー」の魅力

前回の「初めての船旅にオススメしたい『ジャンボフェリー』の魅力」が、なぜかnoteのオススメ記事に紹介されてしまいました。
おそらく、ジャンボフェリー公式Twitterさんに紹介していただけたおかげだと思います。ありがとう、また乗ります。

☝️公式Twitterを見てビックリしました。

さて、この記事には若干の嘘が含まれています。
それが、序盤の3段目に書いたこの部分。

ジャンボフェリーさん

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