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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦

今日は「午前十時の映画祭14」での上映作品の1つである「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」を観に行った。
前作「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」前々作「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」の感想は下の記事を見てください。

「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」はインディ・ジョーンズシリーズの第3作目にあたり、この作品で一旦シリーズは終了する作品である。

時は1912年。ボーイスカウトである荒野に訪れたインディ・ジョーンズ少年は”コロナドの十字架”の盗掘を目撃する。博物館に収めるべきだと考えたインディ少年は隙をついてコロナドの十字架を奪うが、窃盗団と争う羽目に。最終的には窃盗団に出し抜かれるが、窃盗団のリーダーからのちのインディ・ジョーンズのトレードマークとなる帽子をもらう。

時は流れ1938年。コロナドの十字架を奪い返したインディに、キリストの聖杯の調査団の行方を追ってほしいと依頼が入る。その調査団の隊長は自分の父”ヘンリー・ジョーンズ”であると知り、仕方なく依頼を受ける。

依頼を受ける直前、インディ宛てにヴェネチアからある小包が届いていた。その中身が、父ヘンリーがキリストの聖杯の情報についてまとめ上げた”聖杯日誌”であることを知ると、友人のマーカス・ブロディと共にヘンリーが消息を絶ったヴェネチアへ向かうのだった。

主人公インディ・ジョーンズ(右)と父ヘンリー・ジョーンズ(左)

先週、先々週に引き続き「インディ・ジョーンズ」を劇場で鑑賞したのだが、やっぱり本当に面白かった。
今回の作品はインディ・ジョーンズシリーズでは珍しい親子バディものであるが、主人公インディと父ヘンリーの言動、行動が絶妙に噛み合わず、その度に笑えるコント映画のようだった。
特に父ヘンリーの天然ボケとも取れる行動に主人公インディは散々振り回され、その度に疲れた顔をするインディには本当に笑わされた。

しかし、いざという時に父ヘンリーのおかげで難を逃れたり、何かと主人公インディのことを「ジュニア」と呼んでいた父ヘンリーが最後には息子を認め「インディアナ」と呼ぶシーンは涙腺を刺激するものがあった。

また、インディ・ジョーンズというキャラクターは「007」シリーズの”ジェームズ・ボンド”がモデルとされているが、父ヘンリーの役を初代ジェームズ・ボンドを演じたショーン・コネリーが演じるなど、そこかしこにネタ要素が散りばめられている。

3週間に渡ってインディ・ジョーンズシリーズを劇場で鑑賞してきたが、総括すると作品を重ねるごとに面白くなるシリーズだと思った。
また、各作品ごとに特色が違い「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」が王道の冒険映画であるとすれば、2作目の「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」はアトラクション映画、本作「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」がいい歳したおっさんたちが繰り広げるギャグ映画になるのではないだろうか。

本当に充実した時間を過ごせた。これでインディ・ジョーンズシリーズ5作品全てを劇場で鑑賞することができたし、今更ながら大学に戻って歴史の研究を再開しようかと思ってしまった。それくらいドツボにハマったシリーズであった。

「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」は4/25(木)まで「午前十時の映画祭14」の行われている全国の劇場で上映されていますので、お時間がありましたら劇場に足を運んでみてください。

さっき気づいたんですが、「ジョジョの奇妙な冒険」の3部に出てくるジョセフ・ジョースターはインディとヘンリーをモデルにしたキャラクターだと気づきました。

ジョセフ・ジョースター


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