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エネルギーと時間が作り出すもの

気づけば50代。30代に離婚、起業を経験してます。
2024年を幸せに生きるヒントになれば!

1日が終わる前に、潜在意識のクリーニング
今日のお話は《仕事:出会い》です。

今日お会いした若者について書きます。

まず、一人目。

研修医として1年目を過ごし、もう1年頑張れば
医者としての実績も積めてその後年収も上げていける27歳の男性。
子供の頃入院経験があり、その時のお医者様の姿に憧れて
猛烈に勉強して医者になったとのこと。

やっと晴れてお医者様になった割には顔が晴れません。
気力もなく、悩んでいる様子でした。
実際職場に行くと子供の頃思い描いた世界とはギャップだらけで、
お金のない年配の方々が病院に来られても
ほとんどが回復することもなく、徐々に弱っていく姿ばかりが目に入る。
自分の月の手取りも40万ほどでなぜ医者になろうと思ったのか
今になって迷っている・・・という方でした。

世の中で「医者」といえイメージは勝ち組です。
古い人間ほどそのイメージがるかもしれませんが、きっと今の
20代の女性でも肩書に弱い女性なら人気の男性の職業でもあるでしょう。
だけど、ご本人は毎日の業務を渋々やり過ごしている様子。

お医者様とは誰かのヒーローでもあるけれどその裏には
とんでもなく葛藤したり悩みの多い職業でもあると思います。
「僕も毎日を意欲的にキラキラして生きたい」そうおっしゃいました。
あの時思い描いたヒーローと同じ仕事についてみたけれど
職場に実在する憧れの先輩を見つけられなかったことは
職業観にまで影響するほどのことだったようです。
お別れするとき、彼にいい先輩医師との出会いがあることを
心の底から祈ることしかできませんでした。

お二人目の出会い。

年齢は25歳、今のメーカーに入社して3年目。
大学生から始めたゴルフをきっかけに今の会社に入社。
おばあさまが地元界隈で有名なゴルフ愛好者。
アマチュアゴルファーを対象に、楽しめるクラブ開発と
コンペをしながらゴルフ人口を増やしていきたいと
熱量高く話してくれました。

彼はまだ若く、身内に情熱的な味方がいる状態で
ゴルフ業界を明るくしたいと思う気持ちが最優先で
熱々な男性でした!

元々ゴルフも好きだし、プロゴルファー人口以上に
アマチュアゴルファーが多いことを見通して大勢の
ゴルファーに役に立つならこの仕事だ!と感じたんだろうと
会ってすぐにわかりました。
「給料い」とか「将来性を感じない」とか
そんな話は一切出てこず、さわやかに仕事そのものが楽しくて
プライベートなのか仕事なのかの境目もなさそうでした。
時々おばあさまから熱いカツを入れられていても
とても楽しそうで目をキラキラさせていました。

当然年収や長期的な将来に不安がないわけではありません。
ですが、現時点で情熱を注ぐものがあって
自分の決めた目標設定や、やり遂げたいことがある彼は
きっと今の仕事の先に「出世」や「昇給」も待っているかも
しれないと、こちらが勝手に期待してしまうような人でした。
彼は今している仕事をとても愛情持って取り組んでいました。
そのことに誰も口出しすることはできないでしょう。
「どんどんやれ!」「そのまま行こう!」そう言ってお別れしました。

もしかしたらこの先彼にも大きな悩みや不安が出てくるかもしれません。
でも、今そんなこと考えている暇がないほど頭の中はゴルフ一色でした。

毎日いろんな人との出会いで気づくことがあります。
私は34才で今の師匠に出会い、衝撃を受けました。
彼らは私のヒーローになりました。
そして師匠から熱いカツを入れられながらも冷めることのない
仕事への情熱と職業観について教わってきました。
良い出会いが仕事になり、その仕事に愛情をそそげるようになったことは
奇跡的なのではないかと思います。

まだ若い二人の人生はスタートしたばかりです。
終わってみないとわからないゲームが人生です。
二人のどちらの若者も成功と明るい未来につながっていることを
私は信じています。
そして、出会いから自分が何を学ばせていただいているのか
それが私にできる最大限やるべきことだと思います。
出会ってくれてありがとう!

悩むのも人生!失敗するのも人生!間違うのも人生!
完璧で完全なものが存在しないからこそ面白い。
そして、今目に見えないエネルギーが後々目に見える結果を作る
そっくりそのまま彼らに感じたことを自分の人生に
載せ替えながら楽しい時間を過ごしました。

今悩みがありますか?
情熱を注ぐ仕事や人間関係がありますか?
それらは全て時間と共に形になって目の前に差し出されると思います。

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