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一人一人の個性を活かしたチーム

気づけば50代。30代に離婚、起業を経験してます。
2024年を幸せに生きるヒントになれば!

1日が終わる前に、潜在意識のクリーニング
今日のお話は《仕事:チーム》です。

多様性のある(ビジネス)チーム
かなり初期の段階から
意識して作ってきたつもりです。

単細胞のアメーバーが
細胞分裂をして増える場合
そっくりそのまま双子状態の
アメーバーが生まれます。
全く同じ構成でできた個体なので
同じものに弱く同じものに強く
生活環境が適切な場合なら問題なくても
全く違う状況に置かれると
全滅する危機が出てきます。

この話を聞いた時
自分に似た人が職場に多いと
居心地も良くトラブルも少ない
一見いいように思いますが、
いざという時同じ弱点により
会社が倒産する・・・なんてことを
イメージしてしまいました。

いろんな特徴を持った
個性的な人々とチームを作る場合
ただ集まるだけだと職場がカオス状態になります。

お互いが「自分が正しい」とか
「自分の常識と違う」とか
言い始めると仕事どころではなくなります。

私はどんな正解を持っていようと
どんな常識を握りしめていようと
まず、チームで勝つ気がない人は
採用しないと決めています。
チームに馴染めない人は
どんなに能力が高くてもお断りです。

一番大事なのはチームです。
個人個人の個性はその上に存在していて
チームに効果のあることに対して
自分ができることをやるだけです。
チームが勝てば報酬が得られ
その報酬を分け合ってまたチームが
存続したり繁栄したりします。

皆でチームを勝たせるために
それぞれの持ち味と持分で全力を
尽くすからこそ、仲良くできます。
仲がいいから勝てるわけではないのです。

こんな理論武装、誰もが知っていること
ですよね。
そう、初めからできれば誰も悩まないでいいのです。
強いチームをみんなが作りたいと思いますが
リーダーは成長し続けて自分の見えるものを
変えていくからチームが成長するのです。
リーダーの成長とともに組織も成長するのです。
要するに、自分の成長が最も重要ということです。

私の経験したチームづくりの
レベル0は自分がリーダーになると決断する
ということからでした。
そもそも、学級委員長やキャプテンなどとは
程遠い生き方をしてきたために
リーダーとは何かすらわかりませんでした。
わからないのに決断するのかと悩みましたが
大勢の中の最終責任者になると決めることは
経営者にとって必須です。
その時は足が震えるほど怖かったです。
自分はリーダーになるんだ!そう思い込ませました。

レベル1はとにかく人を集めることでした。
一人しかいない状態ではリーダーの役割も
何をしていいかもわかりませんから
一緒に仕事をする人を増やしたい!
そう思って集めた人の条件は同じ作業をしてくれる人なら
誰でもいいと思っていました。
とにかく楽しく仲のいい人集めがテーマでした。

レベル2になると自分で集めておいたチームなのに
自分と同じレベルの仕事ができないことが疑問になり
上下関係ができました。
この時点で人の入れ替わりが始まりました。
一緒に同じ作業をしてくれていた人も
そこまでやる気はないと辞める人もいて
私に対して従順で素直な人に入れ替わります。
私はリーダーとは問題解決する人だと思い込み
ほぼ司令塔的に全ての指示をするようになりました。

レベル3はやる気のある人だけでチームができます。
ただし、優秀でクリエイティブさを持った人達にとって
私は面白い存在ではなかったかもしれません。
私が正解になりつつあり、新しい意見は
私の一存で却下されたり論破されて消えました。
リーダーの顔つきは暗く隠し事も多かったかもしれません。
順調に業績は伸びていましたが、
この時の私の心境は誰も自分を超えるリーダーがいないし
誰も頼りにならない!
と感じていました。

レベル4でリーダーと私の対立が始まりました。
お互いチームのためにと思っていましたが
完璧さを求めた私が違いを許すことができず
分裂しました。
派閥とまでは言いませんが小さな分断が起こり
それぞれが心の距離を置くことで関わりが薄くなりました。
その方法でしか解決できないと思いました。
組織内の不協和音で気を使い合う状況を作ってしまいました。
あなたは話を聞いているけど結局は私達を思い通りにしたいんでしょ?
そんな感覚を私が与えてしまっていたかもしれません。

レベル5はチーム崩壊です。
リーダーが全員辞めました
何が正しくて何が効果的なのか、
自分の中で一旦リセットしようと思いました。
悔しかったし、腹も立ちました。
ですが、この痛みは放置しておいて治すものではない
直感的に感じていました。
私が変わらなければこれ以上発展しないと思いました。
自分の正義と正解を疑うことから始めました。

レベル6チームの勝ちの定義を考え直しました。
チームが勝つことばかりを優先しすぎて
個人が見えなくなっていたかもしれないと
考え直しました。
大きな損害を出してからやっと方向を変える気になりました。
売上が上がっているからとか数字が好調だからとか
そのことだけでチームの勝ちを勝ちを測ることを辞めました。
私が一番で私だけが正解だという気持ちだったことを
認めざるを得なくなりました。
リーダーがイキイキするには権限譲渡が必要で
失敗を含めた新たなチャレンジも自由に経験させなければ
前向きに捉えることもできず、自分で気づく力がつきません。
あなたのためにと言いながらスピードにばかり意識が向き
本当に必要な経験をさせることから遠ざけて
ありもしないショートカットで成功させたいと考えていました。
当然リーダーが自分より成長しません。
チームの勝ちの中には一人一人の勝利が大切
その勝ちを作る要素にはたくさんの人が関わっており
それぞれが活躍する場を作って認める必要もあります。
個人の能力を使い切ることが私の仕事です。
全員の能力を使い切って拡張しない職場はおかしいのです。

人を育成したいと思う気持ちがあります。
自分が成長して良かったからこそ
みんな成長したらいいのにと思います。
自分が来た道を誇りに思うからこそ
同じ道を来たらいいのにと他人に伝えます。
ですが、それだけが正解でもなく
そもそも自分以外に道を選ぶ権利はなく
他人を成長させることなんてできません

レベル7はまだわかりません。
間違いなく今の組織は一人一人が
イキイキと仕事をしています。
失敗して涙目になりながらも
自分で選んだ選択を受け止めて
新たにチャレンジする気持ちを
応援できる土壌ができました。
他人を批判したり否定する時
私は自分のチャレンジを忘れています。

今も正解ではなないと思います。
もっともっと変われるし
まだまだ良くなると思います。

今日はここまでですが
きっと次書くまでに成長していたいと思います。

これからは個性も大切チームも大切!
個性を活かして一緒に勝っていくチームづくりを
することが大成功につながると思います。

皆さんの今いるチームはどんな状態ですか?
これからどんなチームにしたいですか?

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