採用の時気をつけること
気づけば50代。30代に離婚、起業を経験してます。
2024年を幸せに生きるヒントになれば!
1日が終わる前に、潜在意識のクリーニング
今日のお話は《仕事:採用》です。
仕事のパートナーをどのように決めているのか
これって私にとっては何よりも重要なことです。
会社をスタートしたばかりの頃は
資金源も少ないしできるだけ利益を残すためには
自分一人が必死に働いて人件費を削りました。
当然人に任せるだけの器もお金もありませんでした。
今では仕事を任せられる仲間がいますが
最初からそうはいきませんでした。
「時給2000円」「月収30万円」これは高いのか低いのか?
条件や受け取る相手によって意見は分かれます。
給与に余裕がない人でも自分にとって価値があるものならば
何十万ものお金を払って手に入れようとします。
ですが、お金を余るほど持っている人だったとしても
欲しくないものに対しては1円も払いたくないと考えるのが人です。
お金に感情がつくと同じ金額に対して膨張したり縮小して感じます。
人は仕事に何を要求するのでしょうか?
仕事をお金のためだと考えている人は金額の比較で
自分の働く会社を選んで当然と考えます。
でも、社会人経験が浅く若い人は月収より
仕事の内容や、やりがい、成長を仕事に求めている
人が多いように感じます。
※私もそのうちの一人でした。
実際目的がお金でもやりがいでもいいのですが
その目的にぴったりの報酬が得られた時、
ますます自発的に仕事に熱心に取り組み始めます。
そして、人が仕事に熱心になるきっかけは
多いに人から期待され自分も自分に対して期待している時
ではないかと思います。
「私じゃなくても」「代わりの人が他にもいるし」
そんな気持ちがあるとどうしても仕事に熱が入りません。
「私じゃやなければ!」「これは私にしかできない!」
そう感じる仕事を与えられた時、人はびっくりするくらい
その人の良い持ち味を出し始めます。
人は、目にみえる報酬(お金)と目に見えない報酬(承認)は
人によって重みが異なると思っています。
そして、私が採用する人は目にみえる報酬よりも
目に見えない報酬の方に価値を置いているタイプを優先します。
彼等はものすごく成長する可能性を秘めているからです。
もちろん会社の経営をしている側からすると
その人にしかできない仕事を与えてしまった時点で
会社側が弱い立場になることは明白です。
すぐに変わりが見つかるかどうかは別としても
マニュアル作成や仕組み化はしっかりと準備しておく
必要はもちろんあります。
その上で〇〇さんしか出せない仕事の味を
出してもらうことが私の仕事なのです。
人は一人として同じ人がいません。
その人独自の強みを見つけ出して
より強みに変えていけるようなことを考えるのが
社長の私の仕事だと思っています。
そのためには、相手をよく知る必要があります。
大前提、誠実である人でなければどんな才能がある人でも
採用はしません。
そして、面接みたいにかしこまった場所で人は着飾って
見せてしまうものなので本当のことなど分かりません。
ですので、私がその人を知るために心がけていることは
相手にとって雑談だと思う内容の中からその人の個性を見つける
ということを日常的にしています。
・昔一番頑張っていたことは?
・困ったことをどう乗り越えてきたのか?
・どんな出来事が自分に自信をつけてくれたのか?
・どんな恋愛をしてきたのか?
・友人に対する気持ち
・ご両親や家族との関係
・ハマっている趣味
その他いくらでもあげればキリがないですが、
その人そのものが過去の中に出ています。
テーマ選びは相手が楽しくおしゃべりしてくれるものなら
なんでもいいのです。
ひとしきり雑談を終えるてからやっと仕事の話をします。
できれば甲子園に出場したことのある人に出会いたいし
大変なトレーニングを仲間と乗り越えた精神力やチームプレイを
教える必要のない人物を採用したいと思いますが
こちらに魅力がなければ片想いで終わりです。
相手もこちらに好感触なのがわかれば
こちらとしては甲子園の基準でやっているということを伝えるだけです。
それがどんなに面白いのか、その先どんなことが待っているのか
それを話した時の相手の顔色をよく見るようにしています。
目は口ほどにものを言う
人は口で嘘は言えても、目は本当のことを語っています。
※相手がプロの俳優さんではない限りは。
月収も労働時間も嘘偽りなくこちらから伝えるとともに
その人にこの先どんな役割を果たしてほしいのかも伝えます。
ここで目がキラキラしている人は「採用!」です。
もちろん本番で働いてみないとわからないことがたくさんありますが
完璧を求めていてはいつまでもスタートできませんからね。
まずはキラキラモードで仕事をしてもらって
近々必ず現れるであろう障害をどのように乗り越えるのか見守り
励ましたり共にチャレンジしながら関係性も育てていきます。
もちろん離脱の痛みも許容して
自分の採用のレベルを上げていくものだと思います。
人が離れる経験をどれだけ冷静に受け入れられるかが大事だと思っています。
人間の数だけ一緒に新しい経験ができることが面白いですね。
次は頭角を表してくるリーダーとはどんな人かを書きたいと思います。
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