執着と愛
気づけば50代。30代に離婚、起業を経験してます。
2024年を幸せに生きるヒントになれば!
1日が終わる前に、潜在意識のクリーニング
今日のお話は《恋愛:人間関係》です。
ある時衝撃的な言葉を知りました。
傷つくならばそれは愛ではない。
チャックスぺザーノ氏の本の題名です。
すごい言葉だと思いませんか?
いろんな意味でめちゃくちゃ衝撃だったのです。
実はこの「傷つくならばそれは愛ではない」
という題名の本が有名になった出来事があります。
それは、チャールズ皇太子の元奥様プリンセスダイアナが
この本を読んで離婚を決意されたのだとか。
チャックスペザーノ氏はイタリア系ハワイアンで
とっても陽気で情熱的な方です。
常にダジャレ(しかも下ネタ多い)を挟み挟み
難しいお話を楽しく教えてくれる方です。
犯罪心理学から恋愛心理学まで
幅広く心理学を学ばれていて
日本でも講演活動を精力的にされています。
ご本人と奥様との恋愛についてもオープンに話され
あらゆる人間関係の元になる心理状態を紐解いていきます。
当然今でもお二人はラブラブご夫婦です。
この本を手にしてから10年経ちましたが
初めて読んだ時には
3行読むだけでエネルギーの消耗がひどく
理解できないので何度も読み返しました。
考えることが多すぎて前に進めなかったのです。
たった1行の言葉に、心を射抜かれたような
本質に触れる今でも衝撃の一言です。
人は「愛」を親切とか信頼とか
あらゆる言葉や行動に変えて表現しようとします。
恋愛だけではありません。
仕事や友人関係においてもそうです。
誰かのことを思って発した言葉や行動が
相手に受け入れてもらえなかったり
思いがけず怒らせてしまうこともありました。
精一杯の思いやりを込めたはずなのに
予想外の反応が返っきた時
私はびっくりしてしまったり
もしかしたら傷つくかもしれません。
そこでこの言葉「傷つくならばそれは愛ではない」
ガーーーーン!!!
その通り!そうなのです。
相手のためにと言いながら
自分が傷ついているとしたらそれは確かに「愛」ではなく
見返りを期待した見せかけの愛です。
もっと言えば、先に与えたように見せかけて
見返りを前提に奪う行為だったかもしれません。
な、な、な、なんと浅ましい・・・。
自分のことが嫌いになりそうです。
(あ、嫌いになりました。)
他にも自分が傷ついた過去の出来事を
あれもこれも思い出せば出すほど
心当たりがあるとしか言えません・・・。
ああ、あれは愛のように見せかけた
偽りの愛だったのか・・・。
恋愛でこんな場合みなさんならどうですか?
【大好きな彼氏が浮気をした】
傷つかない女性はいるんでしょうか?
これってどのようにとらえたらいいのでしょう?
実はこれも、愛ではないかもしれないのです。
いや、もう、深すぎてわからないのですが。
私は傷つきます、確実に。だけど・・・
その傷はもしかしたら相手は人間なのに
自分だけのものにしたい所有欲とか
彼氏彼女とはこうあるべきの自分論の押し付け
なのかもしれません。
それは、確かに愛ではない。
ただ、相手の立場に立って相手のことを考えたら
その人が本当に心の底からそれが幸せだと思っているなら
私もそんな彼の幸せを受け入れたいと思えるかもしれない。
(あ、これリアリティのない空想レベルなので冷静ですけど)
親が子供に「愛してやったんだから恩返ししろ!」なんて
1ミリも思わず「お前が幸せならいい」と感じることが見返りのない愛なら
確かに浮気した彼のことをにこやかに「さようなら」と
送り出してあげることはできると思います。(これが限界)
仕事も恋愛も同じですよね。
こんなに一生懸命やってるんだから。
こんなにお金を使ってあげたんだから。
こんなに時間を使ってるし。
そう思えば思うほどその仕事(人)に執着があるかもしれません。
愛情ではなく、執着だったのであればいつまでも手放せず
傷ついたり怒ったりするのだと思います。
執着と愛は似過ぎていて区別がつかないことがあります。
傷を隠すために怒ったり泣いたりしている間は
未熟な自分を磨くことに時間を使ったほうがよさそうです。
そして、
すぐに傷ついてしまう弱い自分を許そうと思います。
今の私にできる最大限です。
みなさんは、何かに執着していませんか?
傷ついた時どのように傷を癒していますか?
もし許せないことがあるなら、そんな自分を許してあげてくださいね。
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