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2024.2.3 生布施明レポート 2023-2024 刹那の夢がたりツアー @府中の森芸術劇場

 レポが遅くなり申し訳ありません。仕事がかなり立て込んでいた&なんと牡蠣の食あたりにやられるアクシデントがあり、だいぶ時間が経っての更新となりました。

 この公演で2週連続(1月の神奈川県民ホール公演以来)の生布施明。
 前の週に風邪を引いてしまったのですが、なんとか小康状態になり行ってまいりました。
 2週連続だから布施さんもお疲れかな〜などと思ったらとんでもない、先週と同じくらい(曲によっては先週以上の)の仕上がりでありました。
 布施さん、本当に人間ですか?←
 風邪引いてグズグズしてる場合じゃないわ、と思ったりなどしました。(そのあと牡蠣にあたるとは露知らず)  

会場

 今回は私にとっては初来訪の会場。府中の森芸術劇場のどりーむホール。


 府中の森、と言いながら最寄り駅は東府中駅なのはちょっとした落とし穴。(ファン仲間の方で府中駅に行ってしまった方が実際いらっしゃった模様)

 キャパは1階2階合わせて約2000席。布施さんコンサートの会場規模としては平均的でしょうか。

 私は8列目のやや下手寄りでした。舞台全体がちょうどよく見え、照明の良さも堪能できる位置。



 これ以降はセトリなどネタバレが多々含まれますので、お嫌な方は回れ右でお願いいたします。
(以下、恒例のネタバレを避ける間)













































流れ

 大きい流れは、前の週の神奈川公演と同じなので、違っていた点や印象に残った点を主に記載しているつもり。

 転がしが前方に2つ。(書き忘れてましたが神奈川も同様。)
 ブザーが鳴り、観客から拍手。幕が上へ。

  太鼓の音→ニューヨークニューヨークのメロディ。
(リンク飛んだ先の、00:00:00〜00:00:32までの音です)

 そこからのMY WAY。さすが布施さんの地元開催、拍手が大きい。

 カーテンのような背景に紫のライトがあたり綺麗。
 「ういぃまぁ♪」と歌い出してからずっとエエ声。(ファン仲間中には声が出づらそうだったという方もいらっしゃいましたが、私は普通にエエ声と思っておりました。笑)
 紫のライトニングがとても美しく、光の中を泳いでいるような感じ。

 最後のトリの前の間奏でマイクに入らない声で「ありがとうございます」っておっしゃってました。もうなんだかアンコールの曲感。(最初の一曲です。)

 アツい「すべては心の決めたままに」で締めたあとは、会場からブラボーがたくさん。これはすごい。地元の愛を感じる。

 再びニューヨークニューヨークの一節を挟み(リンクの00:00:32〜00:00:39くらいまでの音)、ジャズバージョンの君は薔薇より美しいへ。
 相変わらず入りは「い、き、を、き〜らし〜」。

 「なぜかっ♪」のところで手をシュッと切るように動かした動きがなんだか可愛げ。

 1番の最後の「変わったぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ぉぉん」の後、シャンパングラスを手に取り、天井に向かって乾杯をした後水を飲まれておりました。
 2番もノリノリ、最後の「変わったぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」が1番より長かった記憶。
 声を合わせてブラボー!を叫ぶ方々がおり、さすがは地元開催!

 次は愛はるかに
入りの「泣きぬれぇて…」のところで後ろにすごくのけぞっていらして、背筋すごいなと感じる。(そこ?)

 「手を握りしめて」のところでは手を握って胸元に引き込む仕草。これがかっこいい。
 「生きる勇気から明日が始まる」のところで小堀さんの手指揮。かっこいい!
 「愛が全てさ…」のサビのところでバックに虹色のキラキラなライトが当たり、ロマンチック。

 服部さんと永田友紀さんのコーラスも変わらず耳心地良かったです。
最後らへんでジャケットのボタンをつけていた布施さん。(相変わらず手が落ち着かないのがまた良き…♡)

 曲が終わってMCに入る時に「フォウフォウ!」と言ってらして可愛くて、観客の反応が嬉しかったのかなとこちらまで嬉しくなりました。

・ふるさとのコンサートです。
・生まれ育ったこの辺
浅間山(せんげんやま)の話(小川くんと夕陽を眺めながら過ごした)
・(今日は)同期生同級生が何十人と来てるという
・「穴があったら入りたい」
・チャラーっとした武蔵野の少年がこうして歌ってる
・やっとのことでコロナの渦が過ぎたと思ったら民度の儚い乱れを感じる
・大丈夫かなー、この島、この国、この星
・辰年だから「立つぞ!」と思って(笑)
・でも年明けから地震があり羽田の事故があり
・気候も変わって紛争もあって
・無神論者だけど能登の方に心からお悔やみ申し上げます。

・ツアータイトルは「刹那の夢がたり」。難しい風が好き。
・刹那は元がサンスクリット語
・指をパチンと鳴らす間に60の刹那がある(と言いながら指を鳴らす(今回は若干鈍い音))
・理数系に疎い私にはチンプンカンプンですが
・この時期この時を「あの時こうだったよね」と笑えるような時間にしたい

 そしてオーイェッ!からのTears in Heaven。背景はオレンジ。
 "Would you help me stand"のところで 人を立ち上がらせるようなジェスチャーのアツいこと。(手を引く感じで)

 途中サビの間で「オゥ…」と漏れ出る感情。あと最後の小堀さんのアルペジオがすごく良かったです。
 
 その次は上手やや中央寄りに移動され、木蘭の涙。「あなたを呼んでいる」のところのマイクの距離がめちゃくちゃ離れており、聞こえてくる音量と距離の相関関係に一瞬脳内がバグりました笑。
 最後はまたアカペラで、今回は「おきざりにー」は一息。

  歌い終わって静かに「ありがとうございました」からのMC。
・今年も評判のあまり良くない独白コーナーをやります
・夏の夜中にこっそりと書きました。
・初めての方のためにご説明しますと、独り言、というか戯言ですかね、それを歌で繋ぐ(一人芝居でもない、とおっしゃっていたような)
・一人一人違う景色を思い描いてもらえれば。

 と話し、始まった独白コーナー。今回はメガネなし。メガネ有無の法則性が不明です笑。

ーーーーーー
独白1

・今ハーと大きく息を吐いてあの日を振り返るとなぜか拳をぎゅっと握りしめてしまう
・夜空をあおいでたった一歩進むのに涙も道連れにしたっけ
・(どこかで「ちくしょー!」っておっしゃってたのですがどこなのか忘れました…すみません。)

 歌は負けちゃいけないよ。ライトはオレンジ、足元は紫。上手で歌い出し。
 サビの「負けちゃいけないよ」で相変わらず拳で太ももを強く叩く布施さん。Xでどなたかがおっしゃっていた気がしますが、青あざができないか心配です。

 転調後は下手へ移動されて、私から見てほぼ正面に布施さんが。白いライトに照らされる布施さんの「ゴールはまだ遠い」の弱音がたまらなく素敵でした。

独白2
寸劇
 「あ、覚えてる?しばらく!元気だった?」
 「あ、お母さんが…」
 「うちのお袋は、もうだいぶ前にさ…」
 「ご主人は?」
 「あ、そうだったんだ…」
 「いつ?5年前…」
 「そうか、ごめん、本当に失礼したね」
 「僕もまあ色々あってさ。親父の跡を継いで薬売りさ」
 「またみんなで集まろうよ」
 「海辺のあの店 あるんだよ 2代目だけどね」
 (バスが来る音)
 「バスが来た また連絡するから!乗って乗って乗って乗って乗って(5回笑)!」 
 (バスの発車音)
 「それじゃあね」
  ※確実に違うところがあるので、ご参考程度に。

 そしてともかくものイントロ。この日はなんだかこの曲にグッと来てしまい、イントロで泣きました←。ライトは緑。

 オリジナルなど詳細はようやっと記事にしたので↓をご参照ください。

 「うまずたゆまず生きていくよ」のところが本当に響くのです、この曲は。
 「許されるはず」のところの笑顔がまた良くて、終わらないでほしいー!と曲の間何度も思う曲。
 ちょっぴり短めバージョンで最後「ウ〜」が出ました。


独白3

高島野十郎の蝋燭の絵が、西向きの壁に飾ってある
・儚さ悲しさ虚しさ
・ノスタルジアがその芯にしみじみと見えるような気がする
・最後に「またね」

 歌は青空の彼方星。背景は紫がだんだん緑に変化。
 途中手を叩くところ、長谷部さんと服部さんが叩いていました。

  歌い終わってMC。
・もうちょっと明るくなるはずだった
・今年の夏暑くて頭がぼーっとしちゃって
・年齢は関係ないですよ
・きっと今年の夏はいい夏じゃないか
・今年10月〜来年にかけてのツアーが60周年
・こんなにやるとは思ってなかった
・きっと歌が好きなんでしょうね。歌というより音楽が…
(このくだりは聞いて嬉しかったです。)
・レコードだったのが1年もしないでCDに(変わっていった)
・200曲くらいレコーディングしたのかなと思っていたら調べてもらったら300曲くらいレコーディングしてた
・(オリジナル曲のコーナーを)たっぷりまではいかない
(タップを踏んで)タップ、くらい…。
・(少年よについて)
(仮面ライダー響鬼は)気が乗らなかったんだけれども、屋久島で撮ると言われて受けた。でも撮影場所は埼玉に変わってた。何番目かに太い杉があるとかで。
(補足:ロケ地情報を見ると、屋久島で撮った回も実際にあった模様。ただ布施さん演じる小暮耕之助の出演回では屋久島ロケがなかったんでしょうね…)
・役は前に仮面ライダーだった老人で、今はよくわかんない研究をしている。
・布施さんのシーンで終わりにしますから、とプロデューサーに言われた
・みんなで月島の料亭に集まって宴会をしている時に、自分が歌っているが事件が巻き起こり(ライダーが出動して)誰もいなくなって、最後はひとり大きなのっぽの古時計を歌う、という
(補足:響鬼のDVDを見た限りでは、確か布施さん出演回の最後は月島の料亭で現役ライダーたちにアンコールを求められて小暮さん(布施さん)が『「少年よ」を歌います!』と言ってエンディングで「少年よ」が流れる…という流れだったので、プロデューサーはきちんと約束を果たしていたと思われます。月島の料亭でだんだん人がいなくなるのは、出演回の話の途中のこと。ただ収録の順番としては、布施さんが話されたシーンが最後だったのかも知れません。)
・「それでは、『少年よ』〜〜!」と仰ってメドレーのスタート。(老人よ、のジョークは止めてしまったんだろうか。)

 今回もまずハイピッチの「フォーーーーー!」が飛び出し。会場はノリノリでした。「すり抜けていく」の手の動きが後から前→前から後みたいな感じ。

 歌い終わりに珍しく手を膝についてお疲れの様子を見せつつも、次の霧の摩周湖は安定の歌唱。
 そして愛の詩を今あなたに。バックのライトが赤でめちゃくちゃかっこいい!「今日まで一人 いきてきたぁ〜〜〜」の「いき」の力強さのすごいこと。

 それから落ち葉が雪に。とてもよかったのですが、少し井川さんのアンデスバージョンが恋しい気持ちに。(アンデスなしバージョンは少しふんわりした印象になる気がするのですが、アンデスバージョンは切ない感じが強調される感じ)
 バースの「青春日記〜」の小堀さんのハーモニクスが前回神奈川同様ポポン♪でなくポポポン♪でした。(こういうアレンジなのか)
 
 恋のサバイバル。神奈川よりややテンポが早かった印象。ライトは黄→オレンジ→水色と変化。最後の「ヘイヘイ〜」で青く照らされる布施さんが大変カッコよかったです。

 そして愛は不死鳥。この日もアカペラから入り、両手を大きく広げる様子はまさに不死鳥の如くでした。最高にカッコよかった…。この日のメドレーの中ではダントツで痺れた一曲でした。(最後の「アウゥゥ〜」はなかったですが、それでも!)

 それから(相変わらずのワンフレーズ、背景紫)、上手でカルチェラタンの雪。良き。

 シクラメンのかほりは小堀さんのギターがなんだか素敵でした。歌も完璧。

 歌い終わって布施さんは下手袖へ。

 バンドメンバーによるリベルタンゴのインストゥルメンタル。
小堀さんのクールなソロ→服部さんのパーカッションの木琴みたいな音→金子さんの激しいピアノ(ジャララララーンってやるところが特に好き。調べたけどグリッサンド、で合ってるんだろうか)、と続き、聴いていて本当に飽きないし、体が自然と乗ってしまいます。
 後半も小堀さんのソロ、服部さんのパーカッションソロ、長谷部さんのドラムソロと個々のメンバーの力量高さもたっぷり堪能できる良い時間でした。

 演奏終わって、下手から戻ってきた布施さん。衣装は黒の蝶ネクタイに白のシャツ、黒のジャケットに黒のズボンの衣装。

MC
・タンゴを聴いていただきました
・メンバーに嫌でなかったら拍手をお願いします
・メンバー紹介
 ベース川嶋さん→ドラム長谷部さん(久しぶりに「元ジャニーズ」と紹介。例の件とは関係ないですが…と補足)→ギター小堀さん(ずっとリーダーを務めてます、と説明。「痩せたんじゃないか」と声掛け)
・ここまで男性で、汚い感じ(笑)
・(メンバー紹介続き)
パーカッション服部さん(「(服部さんは)藝大です。私は途中まで府中高校です…」とご当地ネタを挟んでらっしゃいました)→キーボード永田友紀さん→ピアノ金子泉さん
と紹介。

(ここで「真面目な話」と言って、井川さんが手術、入院されていた(けどもう退院した)ことをお話しされていました。
井川さんの代役で急に金子さんがピアノを務めることになり、しかも金子さんはご出産もあったので大変だったと思います、というふうにおっしゃっていました。ようやく布施さんの口から井川さんの近況が聞けて少し安心しました。井川さん、早く戻ってきてくださいねー!)

 そこからピアノが始まり、手品でお花を出す布施さん。相変わらずの豊かな表情。
 
 そこからのピエロ。「踊ってあげよう」の踊りは、やっぱり社交ダンス。
「でもね、それでね、よかったんだね」のところで右に左にウロウロとする布施さんがキュート。

 間奏のところで、マイムがあり、女性と喧嘩している光景なのか何か言い合いした後に相手の手を引いて、その後手を後に回して…というような動きをされていまして、切ない感じで泣けました。

 そして、Mr. Bojanglesへ。帽子、杖、鞄、メガネ(Bojanglesさん用の小さい丸メガネ)を身につけ、観客に向かってドアを開ける仕草(とドアが開くギィーっという音)、そして「ハロー!」の流れ。ピアノが金子さんになってから、最初のイントロが短めな気がします。
 「気づけば悲しみを忘れていた僕」の「忘れていた僕」のところが出てくるのが一拍強遅くてちょっとヒヤッとした(失礼)以外は、素敵なボージャングルさん。最後トテトテと舞台後方に去っていく歩き方が可愛くてキュンでした。

  曲が終わってMC。
・最後のコーナーです
・奇しくも今日は節分、明日は立春。ここから新しい季節になる。いい季節が来るといい
・ショービジネスの世界も変わってしまった
・音楽がAIで変わってしまった
・歌ったことのない曲を私の声できいた(歌手の声を録ってそこから生成する、ような話)
・アメリカでは(音楽関係者による)デモが起きている
・一日だけ録っちゃえばあとはできる音楽は(それはそれで)いいんじゃないかと思う
・(布施さん自身のコンサートの形式は)昭和の匂いだよと思われるかと思う
・でもやり尽くしてないという気持ちから、やっている
・武蔵野の少年は、ここで育ったという気持ち。武蔵野民度があるんではと思う。
・(本日は)まことにまことに(2回言っていた)ありがとうございました。

 そして慟哭。暗闇の中白いライトに照らされる布施さんが格好いい。ちょっとだけ「運んでいく」のところで膝を曲げて何かを抱えるような仕草が復活。「いつかありがとうの言葉を繰り返し」のところは深々お辞儀。今回はなんだかドラムがめちゃくちゃカッコよく響いて聞こえました。マイクありでの「夢の世界へ」で締め。客席からはブラボーの声がたくさん。

 ついて来るならは最初の方も間奏前後もオーオゥ、オーイェー、オーオォーと叫びまくり。これは喉の調整なのか、はたまた想いが溢れてなのか。最後もオーイェェ〜で締め。 

 そしてWALK。圧巻でした!最後の「ただ前を向いて」の前に「ウ〜ゥゥ〜」があり、そして最後「ありがとうございました」と一言。
 布施さんは下手袖へ。お客さんからのブラボーがそれはもうたくさん響いていました。

 そして布施さんが赤いジャケットに着替えて小走りで舞台へ戻ってきました。ネクタイはなし。
 「そんなに声をかけてもらったら…じゃぁ、特別だよ!」からの君は薔薇より美しい!途中観客の方を指さしたりしつつサビの最後は最高に伸びてました。

Time to Say Goodbyeに入る前、ボタンをつけそうでつけなかったり、タイはないのにタイを締める仕草をしたりして歌ってる時とのギャップがたまらなかったです。笑

 Time to Say Goodbyeは安定の仕上がり。いつも通り最後のイヨコンテで感動しつつ幕が降りフィニッシュ。確か背景赤ライト。

 今回のツアーでは初めて館内放送でのI'll be seeing youを(帰り支度をしながら)聴きましたが、最後の「さよならっ」の声が優しくダンディーでよかったです。音源求む!

セトリまとめ

MY WAY
君は薔薇より美しい
愛はるかに
Tears in Heaven
木蘭の涙
負けちゃいけないよ
ともかくも
青空の彼方星

<メドレー>
少年よ
霧の摩周湖
愛の詩を今あなたに
落ち葉が雪に
恋のサバイバル
愛は不死鳥

カルチェラタンの雪
シクラメンのかほり

ピエロ
Mr. Bojangles
慟哭
ついて来るなら
WALK

君は薔薇より美しい
Time to Say Goodbye

感想とまとめ

 地元府中の開催だけあって観客の反応も大きく、布施さんも思い入れがあることがMCからよく伝わってきました。
 どんどん完成度が上がっている今ツアー。これからさらにどんな変化が出てくるのか楽しみです。

 次の参戦は2月24日(土)の久喜公演を予定しています。次こそ体調万全で楽しみたい…!

 朝晩で気温差も大きいこの頃ですので、こちらをお読みいただいている皆様もご自愛の上お過ごしください。

 それでは、また。
 


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