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【キッズクラス】いまどんなことやってるのか

既存のキッズ保護者様も、新しく体験したいなと考えてくださっている保護者様も
「各クラスが今どういうふうな内容のレッスンを行なっているのか」
知りたいのではないかと思ったので、この記事をつくりました。


エントリークラスの現状

年齢・歴ともに3クラスの中で一番少ないクラス

このクラスのスタンス

何よりも「楽しむこと」を前提に置いています。

ビートボックスの専門的な技術を習得することよりも前に

  • 習い事という環境に慣れること

  • ビートボックスを好きになってもらうこと

  • 人(特に先生や講師)との接し方を覚えること

これらをテーマにした時間を過ごすなかで、技術習得をしていっています。

「習い事、ちゃんと受けられるかな…」
「ちゃんと挨拶できるかな…」
「好きなものをもっと好きになってほしいな」

保護者様はこのような想いを持っていらっしゃるんじゃないでしょうか。

初めてのことは最初はうまく行きませんよね。特に小さい子は気が変わるのも早い。

大丈夫です、分かってますよ。

ぜんぶひっくるめて、好きなことで小さな成功体験を積み重ねて、より自分の可能性に気づいて自信を持ってほしいと思っています。

※最初と最後の挨拶には厳しいですけどねw

技術的なこと

そして、今は本当に基本的なこと

  • リズムの取りかた

  • マイクのつかいかた

  • 基本的な音の出しかたと組み合わせかた

これらを毎回ゆ〜〜〜っくりなるべく丁寧にやっています。すぐ忘れちゃうし、すぐ他のこと気になっちゃうし先生の話聞かないし笑

講師目線で言いますと、みんなこれからです!でもそれでいいじゃないでしょうか。

ちゃんと一人一人見てますから、既存の方も新規の方もぜひ安心してください。それくらいの気合いと覚悟でやってますので。本気と書いて「ガチ」のキッズクラス9年目です。

ミドルクラスの現状

技術レベルが高ければすぐミドルクラスに上がることができます。現在は小学校1年生から中学校1年生まで最大6名ほどいます。

今のミドルクラスはレベルが高い!私がつくるプリントは、渡して説明すれば大体できちゃいます。そのため

  • 自分でビートを考えること

  • 人前で演奏すること

これらに慣れるためのメニューを組んでいます。

音楽にはルールがある。それを知っていればもっとカッコいいビートをつくることができる。というような、抽象的で少し座学的な内容も入ってきます。

エントリークラスと比較すると、プリントを見て指導されたビートをそのままやる、というような受け身の時間は減り、アウトプットの量と質が上がってくる印象です。

相談をしながら

ミドルクラスは年齢もお兄さんになり、それはつまりちょっと反抗期だったり「ワル」に目覚める年齢ですから、そりゃコミュニケーションが大変。笑

つい先日も「きょう何したい?」の問いかけに答えず、ビートパターンを紹介してやってみようと言うと聞く耳持たずな感じの子もいたので、みんなでこれからのレッスンの作戦会議をしました。

そうすると、、

  • おれは自分でビートを考えたいな

  • プリントもやりたいな

  • 新しい音もやりたいな

出てくる出てくる。笑
はやく言いなさいよ、なんでさっき言わないのよ。笑

「じゃあ、短めのフレーズを練習しながら、それぞれビートを考える時間も作ってみようか!」

と、なりました。

こんな感じで、多感な時期だからこそ、それぞれと話し合いながら進めています。

改めての「挨拶」

小学校高学年から中学2年くらいって、挨拶きちんとしなくなるんですよね〜!(来ました反抗期w)

なので、、
・なぜ挨拶をするのか必要なのか
・どういう挨拶が素敵なのか
ここらへんはしつこく話します。

挨拶については私は通し続けますからね
もう10年以上、挨拶の必要性について考え、本当に悩み続けてきました。それはまた別の記事で書くことにします。

アドバンスクラスの現状

このクラスは私による選抜での編成となります。少数精鋭、スクール外でパフォーマンスすることも考慮した指導をしています。

クラスに入るためには

大前提として、
・挨拶
・レッスンでの振る舞い (話を聞く姿勢、積極性etc…)

を見ています。これが前提です。どんなに上手でもこれができない、もしくはやろうとする意識が見えない子は絶対に入れません。

なぜなら、先ほど書いた通り「スクール外でパフォーマンスすることも考慮しているクラス」だからです。

例えば、どこかの会場のイベントでパフォーマンスする。

スタッフさんに挨拶できない、スタッフさんの言うことを聞けない。共演者の方々に挨拶できない。そんな子はただただイベントの迷惑です。呼んでくださった主催者の方々にも申し訳ない。

だから上記が前提なんです。

指導内容

内容としては、私から「これをやろう」という事はほぼなくなります。メンバー自身でなにをやりたいかを決め実際にやる。それに対して私がアドバイスする。という流れが主となります。

ほぼ100%の時間が子どもたちによってつくられる。自主性も必要ですし、周りと協調する心も必要です。

チームとしての即興演奏やタッグ(2人一組)での即興演奏など、技術力も高いものが必要となります。

もたもたしてると私の喝が入ります。笑

自由だからこそ、参加者それぞれが責任を持って時間を過ごす。自由には責任が伴いますもんね🎵

他のクラスでは気付けないことに沢山気付けていると思います。そして成長もしていると、私としては感じています。

さいごに

既存のメンバーの保護者様につきましては、寛大なご配慮とご理解を賜り誠に感謝申し上げます。

正直なところ、グループレッスンがゆえにマンツーマンレッスンと同レベルの個別具体性を持たせた指導は難しいです。

それでも、一人一人の様子を見させていただきながら、クラスの時間と空間が壊れないギリギリを狙いつつ、個々の成長をサポートするよう心がけております。

さらにグループレッスンだからこその、お友だちとの会話やコミュニケーションや技術的な切磋琢磨、集団だからこそできるようになる挨拶や返事などがあります。

これからも私の子どもたちへの向き合い方は変わらず、常に学びながら、伝えるべきところは伝え、見守るところは見守り、一人一人の気づきと行動を尊重していけるよう精進してまいります。

今後とも、変わらぬご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。

Beatbox Lab. 代表
キッズクラスコーチ
ZU-nA

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