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リズム・音楽によるチームビルディング研修は素敵

ビートオブサクセスのスタッフ クラです。トレーニングビートによるチームビルディング研修にスタッフとして参加してきました。

「トレーニングビート®」は、米国発祥のプログラム「ドラムサークル」をフル活用した、リズム・音楽の力による新しい企業向け研修・チームビルディング・プログラムです。

今回は大手メーカーの管理部門主催による部門横断プロジェクトとして実施したチームビルディング研修。約50名が会場参加、6名がオンライン参加でした。会場は会社の自社ホールです。広くて立派なホールでした。

スタッフは10時に集合。持参したタイコ(ジャンベなど)を運び、セッティングします。椅子を50個二重の円形に並べ、その前にタイコを置きます。50個並ぶとなかなか壮観です。

今回はオンライン参加者もいるため、会場の様子は3つのカメラで撮影し、切り替えしながら配信しました。

本番は13時から、90分のプログラムです。12時半ごろから三々五々に参加者が入ってきました。会場に並んだタイコを見て驚きの表情。何が始まるのだろうと。

まず最初はアイスブレイクもかねてオープニングのドラムサークルです。今回は撮影が出来なかったので参考動画をご覧ください。

ファシリテーターの合図で(キューと言います)タイコを叩きます。演奏ではないのでサブファシリテーターの叩くベースのリズムに合わせて、自由に叩くのです。30分も叩くと場はあたたまり、タイコの音も大きくなってきました。

最初のトレーニングビート®︎のアクティビティ(リズムワーク)は、『ビート・コネクション』です。これは参加者全員で輪になって、スタートになる人がまずタイコをドンとひとつ叩きます。すぐに左隣りの人が同じようにタイコをドンと叩きます。それを繰り返して、時計回りにひと回りします。そして最後の人は「やったぁ!」と叫びます。ビートがどんどんつながっていく(コネクトしていく)ので、ビート・コネクションと呼びます。これも参考動画をご覧ください。

このアクティビティ(リズムワーク)をすると一気に盛り上がり、笑顔や笑い声があふれます。

最初は14秒かかりました。次は9秒、その次も9秒台。なかなか目標の7秒台になりません。そこで参加者のアイデアで少し身体をほぐしてから挑戦しました。その結果、音を周る速さが格段に上がって、7秒台を達成できました。チームの団結力が上がりました。

5分間の休憩の後、タイコからブームワッカー(ドレミパイプ)と呼ぶ、長さの違いで音階が出せるように作られたプラスチックの管状の打楽器を使ったアクティビティ(リズムワーク)です。ブームワッカーは音程が付いています。色によって音程が違います。色ごとに提示する異なるリズムパターンで叩くと、リズムアンサンブルが出来上がります。これも参考動画をご覧ください。

企業研修ですので、赤のパイプのリズムは「経営者」、緑のパイプは「総務」、紫のパイプは「営業」というように、組織のメタファー(比喩)を示します。赤のパイプはもっとも音程が低く、基本となるリズムパターンで叩いています。これを途中で止めます。すると、なんとも頼りないアンサンブルに感じられます。つまり経営者の役割を体感できるのです。

1回目はリズムパターンを指示しますが、2回目は同じ色のメンバー同士集まって、声を出さずに、目や動作で合図しながら、自分たちのリズムパターンを作ります。各色の新しいリズムパターンでアンサンブルすると、それはその会社ならではのリズムとなります。

最後は、席を立って自分たちのリズムで会場を行進しました。

今回の企画を進めた方がInstagramにこんなコメントをしていました。

「始めはすごく硬くて、まじめな表情だった方たちが、少しずつ打ち解けて、そして最後にはにこにこ笑って退出ってすごく最高♪と思いました」

そう、これがリズム・音楽を活用した「トレーニングビート」によるチームビルディング研修の醍醐味です。