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11月の夏日が肌に与える影響

11月に入りましたが、異例に高い気温が続いています。
昨日は東京ビッグサイトで開催中の「Japan Mobility Show」に行ってきましたが、朝出かけたときの服装では、日中汗ばむような陽気でした。

今日2日以降は更に気温が上がり、25℃を超える夏日となることが予想されています。

こんな時に気を付けたいのがスキンケアです。
秋の入り口(と11月に入ってから書くのもなんだかなぁ~って感じですが)は、いわゆる「変わり目肌」で、トラブルが出やすい季節です。
しかもこんなに気温が高いとどうしても気になるのは紫外線。
そちらにばかり意識が行って、乾燥対策が疎かになっていませんでしょうか?
実は10月に入った途端、空気は乾いています。
東京都を例にとると、9月は月間の平均が40%近かった最小湿度が、10月は一気に26%と20%台まで低下しています。
衣服を着ない顔の肌はそうした乾いた空気にさらされます。
寒気はなくても、確実に「乾気」の影響は受けます。
気温が高い分暖房の影響はまだ先になりそうですが・・・

更に乾燥に拍車をかける要因があります・・・
昨日私は「Japan Mobility Show」に行ってきたと書きましたが、そのため久しぶりに長時間マスクを付けました。
小田原から東海道線に乗ったところで付けました。
電車って乗ってる時間が長いと、どうしても口を開けて寝てしまうので、のどを守るためと、間抜け面を晒さない(笑)ためです。
マスクはのどの乾燥は防いでくれるのですが、肌は余計に乾燥させます。
実際に何度も不織布マスクを水分計で計っていますが、値は「0」です。
※この時使用する水分計は信頼性の高いCourage+Khazaka社のCorneometer(コルネオメーター)を使用しております。
それが長時間皮膚に接触しているわけですから水分はとられてしまいます。

さて、そこでスキンケアをどうするかですが、当然ながら乾燥対策をする必要があります。

【化粧品を通年使用している方】
化粧品は通年同じアイテムを使用しているという方は、まずは使用量を増やしてみてください。
通年使用の方はもともと湿度の高い時期は化粧水の減りが早くなったりすると思いますが、もう冬の量にしていいころです。
夏冬切り替えの方に比べて、なんとなくずっと同じものを同じ量使いがちかもしれませんが、「もの」は同じでも、文字通り量を加減することが大切です。

【夏美白/冬保湿に切り替えている方】
前のシーズンの残りのものがあれば切り替えちゃいましょう。
あるいは化粧水は美白のままで美容液やクリームを乾燥対策仕様に切り替えるなどのハイブリッド使用もありです。
その際も、化粧水の使用量は多めにするなど。

【いずれにしても】
日によって気温も最小湿度も大きく動くのがこの時期なので、天気予報も参考にしつつ朝のスキンケアを行い、自分の肌と会話をして、今の状態にあった量を使いましょう。実際の生活の中では、体調も環境も日々変化すのが当たり前です。
毎日「肌の声」に耳を傾け、鏡と向き合い、今どんなお手入れをすればいいのか考える習慣をつけましょう。

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