見出し画像

【eスポーツ体“感”会】“五感”を刺激する新コンテンツ情報~その①~

前回の記事ではeスポーツイベントについて触れました(前回記事:eスポーツイベント“2大カテゴリー”体験会と大会って?)。
今回は、eスピア㈱が現在準備している新コンテンツ「体“感”会」の予備情報とそのコーナーの一部について書いていきます。


・体感会構想

純粋に思った事を形に

前回の記事でeスポーツ体験会の目的や重要性について触れ、「ただゲーム機を並べているだけ」ではない事、「すでにそのタイトルを所有してプレイしている人は体験会に足を運ばない傾向」的なことを書きました。
今後はその体験会も進化していく必要があると考えた時、何を体験するのかをもっと明確にして楽しめたら良いと思いませんか?
タイトルを所有してプレイしていても、自宅でのプレイ環境と違ったら少し興味が沸きませんか?
そう思って形作りを始めたのがeスポーツ体“感”会です。

体験会から進化する体感会

先ずは「体験」「体感」の意味です。
体験とは...
【「自分で実際に見たり聞いたり、やったりすること」という意味で、自分が直接行動して感じたり身に付けたりすること言います。(引用:違い比較辞典)】
体感とは...
【「身体で受ける感覚」という意味で、身体である雰囲気や刺激などを感じることを言います。(引用:違い比較辞典)】
限りなく同じような意味を持ちますね。
eスポーツの体験会においては、実際にゲームをプレイできる環境を持ちます。
プレイできる境環を持つことは大前提であり、その環境にちょっとした工夫を加えます。そして会場の雰囲気やプレイを五感で感じられる事を目標としている。それが体験会から進化するeスポーツ体感会です。

他にも理由はありますが

体感会構想については、日々話し合いが繰り返されている状況なので、詳しくは追々という事にし、今回はコンテンツの一部を採り上げます。

・プレイヤー以外も体感できるように

eスポーツイベントにとって、観戦(視聴)者数はプレイヤー数よりも断然多いです。
どちらの方々も必要だし大切なのですが、ただゲームを並べてプレイしてもらう環境というのは観戦者を無視する事でもあります。更には、プレイをしなくても観る事によってそのタイトルやeスポーツに興味を持っていただくという、その可能性を消してしまいます。パブリッシャーのメリットも薄まります。
例えば、中継モニターやスコアボード等を表に出し、前方は観戦スペースとして広く空けておく。逆にプレイヤーにはプレイに専念できる環境を準備しておく。限られたスペースであろうとも、そういう事を考えて配置します(画像1)。
という事で、観戦者は決して無視してはいけない大事な存在なのです。

画像1
※eスピア運営の体験会準備の様子であり、体感会の様子ではありません。

・eスポーツ中継を体感せよ

コーナー概要

体感会内にはいくつかのコーナーが有るのですが、一番最初に決まったのがこれです。

・クロマキー技術を用いたeスポーツ中継の撮影に近い環境を用意
・グリーンバック前で対戦プレイを体験
・クロマキー映像をモニターに映し出して観戦(コーナー内でのみ)

自宅にクロマキー撮影環境がある人は少ないかと思います。
テレビや動画配信アプリを見ている様な映像の中に、自分が選手として出演しているかの様な体感が待っています。
観ている人達も、目の前のリアルが映像になっている環境で観戦できますし、友人知人のプレイを観戦モニターで見れるのは楽しいものです。
該当タイトルユーザーにも、自宅で観戦やプレイするのとは違った物を感じて欲しいコーナーです。

BeARオンライン大会がきっかけ

新型コロナ感染防止として、オフラインイベントを自粛していた頃、オンライン大会を開催し始めました。
その時にこのコーナーの構想が生まれたのです。

画像2
様々な BeARプロジェクト オンライン大会

環境整備

クロマキーを使用するために、先ずはグリーンバックの環境を整えました。
クロマキーを用いれば、演者・プレイ画面・ワイプを用いた映像の自由度が抜群に上がります。人物を後から切り抜くなんて言う編集も要りません(動画でそれをする人は見かけませんが)。現実の不要な背景が画面に見切れる心配も無いです。
また、スイッチャーとmacro設定により、場面を瞬時に切り替える事も可能です。
生中継でなければ、後からテロップなどを入れることも出来ます。
という事で、固定した場所(撮影スタジオ等)では無く、イベント会場を回る上でクロマキー技術は一つのポイントとなります。
もちろん、機材と技術者は必要です(後述)。

ちょっと補足

補足ですが、パブリッシャーからのガイドラインや許諾内容を守ります。例えば画像2内の右上は、ゲーム画面が表示されていますので、企業ロゴを出していません。ゲーム画面表示時には著作権表記をし、キャラクター等の使用素材はパブリッシャーから指定されたものです。許諾申請が必要なタイトルを無許諾でやるのは論外です。

・技術と機材とインハウス

BeARプロジェクトチームは職人揃いです。
・プロデューサー
・ディレクター
・カメラマン
・スイッチャー
・PA
・照明
・各クリエイター(動画・画像・LP)
これ全てBeARプロジェクト所属メンバーです。要するに自前です。
eスピアはeスポーツ企業でありながら、これだけの組織と技術を持っているのは強みです。

更に現在は、eスピアは機材とスタジオも所有しています。
インハウスであることは、業務効率(スピード)・予算・意思統一といった面からも、依頼する方々に対してメリットが有ります。

・経験を活かして

規模や目的にもよりますが、色んな技術や機材が必要です。
今回触れたコーナーでは裏の部分も少しですが見て頂けます。
BeARプロジェクトの経験を活かしつつ、プロ選手を目指す人やイベンターや各専門技術者を目指す人にとって、有益な物を作っていきたいと考えています。

・最後に

予備情報を踏まえつつ、1つのコーナーについて書いてみましたが、いかがでしたか?コーナー内容を具体的に申し上げる事は出来ませんが、なんとなくイメージしていただけましたら幸いです。
体感会についての記事その②もお楽しみに。

よろしければ「スキ」や「フォロー」をお願いします!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?