見出し画像

untitled-これから-

英語学習を初めて丸3年以上がたった。
始めた当初は自分が英語なんて話せるわけがないと思っていたし、
なにより英語を習得することについてのメリットを感じていなかった。

仕事では多少使用することはあるが、近年では優秀な翻訳ツールで文書でのやり取りには全く不便を感じることはない。

始めた当初や、もっと昔に目を向けてみると、英語は自分にとって「苦手」という言葉が常に光と影のようにセットだった。
「英語」が得意な同級生は、魔法のツールを使いこなす最強の人に見え、
その眩しく光る姿に隠れて僕の「エイゴ」は完全に影だった。
定期テストで赤点を取ったこともあるし、大学で初めて受けたTOEICテストは300点台で友人の間では一番低かった。
本当に苦痛だった。

それからずっと英語とは縁なく過ごしてきたが、三年前に現在の職場の上司から英会話レッスン受講生に推薦された。
(我が社では就業時間内に講師がやってきて、レッスンを行う文化がある)
内心吐きそうなくらい嫌だったが、これも仕事だと割り切った。
もちろん始めて半年くらいは思うように話せず、嫌な思いや悔しい思いをたくさんしたが当時の講師が一生懸命励ましてくれた。
時にはランチも誘ってくれて、たくさん会話してくれた。
多分、できないながらも悔しく思う気持ちを感じてくれていたのだろう。

1年間のカリキュラムも終了し、その後はオンライン英会話に切り替わった。この時点でも全く話せる自信はなかったが、社内で英語学習の友人と言える存在が増えた。
元々負けず嫌いな性格も相まって、友人たちが新しく覚えた言葉などをシェアしてる姿に追いつこうと、自分も努力した。
あれだけ点を取れなかったTOEICテストにも再挑戦した。

そうしているうちに、気がついたら英語が自分の生活と共にあった。
そして次は、実際に現地へ行きたくなった。
いくらインターネットやSNSが発達しても、現地で体感する情報量には勝てない。コロナ禍という事もあって、海外に行きたい気持ちがより増していった。

ここでやっと本題だが、僕は来年イギリスへ留学しようと思う。
きっと旅行では物足りなく感じる。
そして、社会人留学というのは自分の年齢的に限りなくラストチャンスに近いと感じている。
ありがたい事に、僕の上司は引き継ぎをきちんと行うことを条件に行くことを許可してくれた。
(会社がどの程度の期間を許容してくれるかは別だが)

思い返すと、英語学習は「一歩」を踏み出す連続だった。
社内の英会話教室に参加するような大きな一歩、
単語帳に新しい単語を書き込むのも小さな一歩。
そして、僕は海を越える大きな一歩を踏み出すことに決めた。

#一歩踏みだした先に

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?