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【THE FIRST SLAM DUNK】の桜木と流川に学ぶライバルの重要性

『THE FIRST SLAM DUNK』
の最新映画で主人公交代の演出がありましたが、

【桜木花道】はやはり外せない人物です。

元々の本作の主人公である彼は
今や時代の最先端を走っているような人物かと思います。

真っ赤な坊主頭に、どんな人物にも、自分なりの失礼な態度を含め、真正面からの付き合い方をするバスケを初めて4か月の初心者。

そして、味方や敵チームの主軸の人間さえ一目置かれる人物。そんな彼の不思議な魅力に迫ると供に、流川という、ライバルの存在について、深掘りしたいと思う。

元々中学生時代からのスーパースターであった流川。
家が近いからという理由なだけで、湘北高校を選んだという話になってる。
しかし、彼は誰よりも自分の将来を考えていたのではないか?
出身校の富ヶ丘中学のキャプテンとしてとても後輩から慕われている。
彼の目標はあくまでアメリカ。
そして最高峰のNBA選手になる事。
その夢を叶えるためだったら、最短の道のりを進みたい。1on1では負け知らずという異名をもつからだ。
そんなとてつもない人間に出会ってしまったのが
桜木花道である。

スラムダンクに出てくる数々の実力者は
桜木花道の身体能力と計り知れない可能性を試合中に感じでいる。
天才と言われた流川が気づかないはずがない。
おそらく誰よりも桜木の事を認めていたのではないか?

皮肉混じりではあるが、
流川の一言は桜木の心に突き刺さる。

勢いよくぶつかってくる桜木がどんどん実力以上のものを開花させていく。

最初は、バスケを始めるきっかけになった、
ヒロインの春子が流川の事を大好きであり、
スーパープレイをかます事に嫉妬心をむき出しにするのだが、いつしか、自分がそのスーパープレイが出来ない事に対し悩みを持ち始める。
そんな課題まで作ってくれるライバルだ。
そして桜木は全国大会でとうとう流川の凄さに向き合う事を決意する。

どんなに才能があっても、
成長する為には、やはり挫折であったり、
苦難を乗り越える必要がある。
反骨心が大事であるのだ。

誰しもが傷つきたくない。
しかし、傷付くことを恐れてはいけない。

乗り越えた先には、
『最強』と言われた『山王工業』を
『最高』なやつらが集まる『湘北』が打ち負かす。

人生において
そんな経験を出来たらどんなに素晴らしいか。
私自身とても羨ましく感じてしまう。