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石田はヤクルトへ移籍するのか


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

石田は貴重な左腕の先発投手

ベイスターズで9年目のシーズンを終えた石田投手がFA宣言しました。通算37勝で2017,18,23と3度の開幕投手を務め、ラミレス監督時代はエースと言われた時代もありました。しかし2019年あたりからリリーフでの起用も増えて、2021年にはセットアッパーを務めましたが、失敗し二軍落ちし、再び先発に戻り、2022,23年は先発ローテ投手を務めました。2022年は7勝、2023年は4勝で終わりましたが防御率3.97と4点台を割る成績でした。石田としては先発で投げたい思いが強く、2022,23年は三浦監督が石田の思いを尊重しました。

石田FA宣言に対してヤクルトが交渉

石田はFA宣言したものの、同学年のオリックスの左腕山崎福也がFA宣言したため、山崎の交渉が優先されました。山崎の日本ハム入りが決まるとヤクルトが石田へ交渉し、4年4億円で交渉していると言われます。ヤクルトの監督は石田の出身校広島工業の先輩である高津監督です。山崎の交渉とは異なり、高津監督が自ら交渉の席には付きませんでしたが、小川GMが石田との交渉に臨みました。ベイスターズとヤクルトの石田への条件はほぼ変わらないと噂されます。石田がFAした理由は先発ローテで一軍固定されなかったことへの不満でしょう。2023年先発オンリーとはいえ、バウアーが中4日で投げたりした関係で、投げ抹消もあり23試合しか登板していません。また、打たれた試合では5回持たずにマウンドを降ろされていました。石田はベンチに対して「信頼してもらっていない」という印象があるようです。何失点しても、せめて5回は責任もって任せて欲しいというのが石田の考えです。防御率3.97はチーム防御率3.16よりもやや悪い石田ですが、エースなら信頼して欲しいという気持ちが強いのだと思います。ヤクルトが契約期間の4年間、故障以外での先発ローテ確約、どんなに打たれても5回は必ず投げさせることを確約すれば、ヤクルト入りするかもしれません。ヤクルトは石田に山崎福也に提示したのと同じ背番号11を提示し、エースとして迎え入れる意思表示をしたとも言われます。神宮球場での防御率は今季は8.31でしたが、ヤクルトの打線は10点以上取れるポテンシャルがあるので、先発ローテで1年固定すれば10勝近く勝てるかもしれません。

エース待遇でなければ、ベイスターズ残留の方が石田にはメリット

ベイスターズには最多勝の東がいるので、来季石田がエース扱いを受けない可能性は高いです。しかしながら、今永がポスティングでMLBに移籍することが確実で、バウアーも残留が微妙となれば、石田は来シーズン、ベイスターズの先発ローテにいることは確実です。ましてベイスターズでの実績があるので、石田をファンは暖かく迎えてくれるでしょう。将来指導者やフロントの道もあるはずです。エース待遇で、ヤクルトの大事な試合を石田が背負うという約束がない場合には、ぜひともベイスターズに残って欲しいです。

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