藤原ひろのぶさんお話会in島根 9/23
島根で開かれた藤原ひろのぶさんのお話会に参加してきた。時間は18:30-21:30の3時間。
ひろのぶさんのお話会に行くのは2回目。
1回目は、一年半前にヒッチハイクの超人紅さんが何も知らない僕を連れて行ってくれた。結構有名な人らしかったが、全く知らなかった。
1回目の時は参加者は短い質問時間に質問するだけでほぼひろのぶさんのお話だったが、今回はそこから変わっていた。
なんでも、ひろのぶさんも毎日どこかで話をしていると、自分が一方的に話すことが逆に受け身の姿勢を作ってしまっているのではないだろうか。と思い始めたらしく、いきなり前にぎゅうぎゅうに席移動し、質問時間多めで行っても良いかというアナウンスから始まった。俺にはとてもとてもありがたかった。
講演ってテーマは大体決まっていても人それぞれ今聞きたいことが微妙に違うはずだと思うし、質問して答えてもらう方が一対一のやりとりができるからだ。ラッキーって感じだった。
質問は2つした。
した質問2つに対してのひろのぶさんの回答と、全体を通して印象に残ったこと2つ。合わせて4つのテーマをここには記そうと思う。
ひろのぶさんの仲間ができるまで
まず気になったのはこれ。ひろのぶさんには仲間がたくさんいる。
俺は今、そんなに仲間がいるわけではない。
だから、ひろのぶさんに仲間ができるまでにどんな流れがあったのか気になった。
予想通りといえば予想通りだが
”やりたいことをずっと行動してたら自然と集まってきたとのこと。仲間になってくださいとかはしてない。
ただ、対等な関係は意識している。主従関係ではないし、仲間ができたからといって小さな山のボスになって調子に乗るのは違う。
ちゃんと対等で言いたいことは言い合う。”このスタンスは大事にしてきたそうだ。
今すぐ行動の真の意味
ある人の、ひろのぶさんのビジョンを教えてくださいという質問に対してひろのぶさんは、
目標とかビジョンとかはない。
僕らは目標を立てることがいいことだという教えを受けすぎている。
自分も目標がないこととかにコンプレックスを感じる時期があったけど、今は立てない。
なぜなら、今この瞬間に死ぬかもしれないから。
5年後には、とか言っても明日死ぬかもしれんから。
だから、やろうと思ったことは今すぐ行動を起こす。
準備念入りにしてる人って結局行動を起こさない。
と言っていた。これはひろのぶさんだけでなく結構言われることだ。
今すぐ行動だ、とにかく行動行動と。
だが俺はあまりピンときていなかったから、そこを深掘りするような質問をした。
”今すぐ行動といっても準備は必要じゃないですか。その準備の妥協と今すぐ行動のバランスが難しい”と。そんな感じの質問をすると、
準備の妥協というか、やりたいことってできない場合がほとんどだよね。
資金、時間、人脈とかのリソースが揃っていれば今すぐできるわけだから。
だけどできないできないいってもしょうがないから、今の段階でできることをやる。すると、ここまでしかできないのか、という壁にぶち当たるから、その壁をしっかり味わって壁を越えていき、また次の壁に直面して壁を越えるというのを繰り返すと、理想は叶っている。
大体こんな感じのことが返ってきた。
これがずっと付きまとっていた俺のモヤモヤを晴らしてくれたー。ほんとそうだ。
真実を知る
質問タイム以外のひろのぶさんのお話をまとめると、”真実の情報を知る”ということになるのかなと思った。
諸外国は567騒動はとっくに終わり、みなマスクを外している。
とかね。
あまりにも、この国では真実が一般に広く知れ渡ることが少なすぎる。
真実の欠如が何世代にも渡っている事こそ、この国のおかしさの原因だと思った。
では真実の情報を知るにはどうすればいいのか。
真実の情報の知り方は未だ俺の中では体系化されていない。
これが真実だと思っていたのに、まだその奥があったということは余裕である。
だが、真実を知ろうとする姿勢が大事だとはわかっている。真実を知ろうとしていて、探求していればいつか必ず真実にたどり着く。
死生観
今の日本人は死生観がなさすぎる。明日死ぬかもしれないなんて思ってる人はかなり少ないだろう。
それは、人が死にそうになると家から病院へ移動させるから。かもしれない。
他にも今まで土葬だったのが、火葬になって墓跡に祈るとか。
とにかく、死を忌み嫌いすぎて現代の日本人は死に触れる機会が圧倒的に少ない。
そもそも死が恐ろしいものなのかすら誰も知らないのに。
死に触れる機会が圧倒的に少ないとどうなるか。
生へのありがたみが薄れる。
今を本気で生きようという気が薄れる。
生命力そのものが薄れるのだ。
勇気が出ない時、一歩踏み出せない時、
明日死ぬのだから、と思うとなんでもできるのではないだろうか。
俺はよくしていたけど、もっと日常的に意識して今を大事にしようと思った。
以上4点。
3時間の間に、何度も心を動かしてくれた。感動させてくれた。
俺は感動させてくれる人が好きだ。
それは本物の証だから。
思わずハグした。
やっぱり明日死ぬかもしれない、は最高の自己啓発だよね。
ありがとうございました。
次は俺も社会の問題解決を生業にしている人として会いたいな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?