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神戸ルミナリエのリノベーションを考えてみた。

このnoteは、私が勝手に妄想しているもので何ら裏取りを取れてるものではございません。

さて、コロナの緊急自粛の期間を終え、少しづつ元に戻っていくが、完全に元に戻るには、かなりの時間が必要だろう。そして当社の核となるイベントの企画制作業においては、元には戻らないかも知れない。

オンラインイベントの企画制作業として、オンラインイベントの集客や構成、課金まで一式で請け負うような事業を新しく立ち上げる事を模索しよう。

近年の都市イベントは、実に継続させ、歴史に残るような文化イベントといえるまで昇華させるのは実に難しい。経済的な課題、集客することを良しとする風潮と、そうで無い風潮。観光地は観光客によって商業が成り立っているが、地元住民からするとゴミが増えたりして迷惑みたいな。
神戸はポートアイランド博から始まり、まちの開発と市長選をセットにして大型イベントを実施、大型イベントの収益を福祉に還元するという全国に先駆けてモデルとなるような行政マネージメントが働いていた。
大型イベントで言えば1993年のアーバンリゾートフェア神戸にて、さらに全国に先駆け「まち全体がステージ」というコンセプトも立ち上げた。
会場を設定して囲い込み型で有料というのが普通の時代。神戸は街全体の日常を非日常として、観光客と生活者の境目を無くし、それがシビックプライドになるという感じか。。ディズニーランドの中に住んでいるという感じ。

そんな中、1995年の阪神淡路大震災があり、その追悼と希望の事業として立ち上がったのが神戸ルミナリエ。うつむいて下を見ていた市民は、まばゆいばかりの空の灯りに感動し、上を向いて歩いていく。そして阪神淡路大震災を忘れないというコンセプトで、毎年継続し25年たった今も色褪せない。
期間中、300万人を超える集客があり、賛否両論があるが私は相当な経済効果もあると思っているし、神戸の誇れる事業として是非、継続してほしい。

街が会場になっていて、昼間は道路になっていて日常空間から、夜間に非日常となる。300万人を超える集客なので会場は一方通行でギュウギュウ詰め。
全国的なメッセージと人気を誇るイベントがコロナによって開催の可否が問われると思う。会場内は1m2あたり3人(300%)を超えているような状況なので、コロナ以降の最低1m開けて。。などではとても対応が出来ない。

そしてスポンサーもコロナによって大打撃をうけていて例年通りにとはならないと予測。

神戸の誇れる事業として是非、継続してほしいのでを解決出来る方法について考えてみた。

※今年は中止となった訳では無いです。

前提条件は、
①神戸ルミナリエは継続してほしい。
②開催にかかる経費はどうする?行政、スポンサーが今まで通りにはいかないだろう。
③コロナ以降の最低1m開けて。。は、その時期はどうなっているか分からないが、準備期間などもあるので8月頃には決定する必要がある。

大雑把には、
神戸ルミナリエの会場を変更し、分散型として、人が集中するエリアは有料として、阪神淡路大震災の記録を残す無料エリアと分ける。神戸ルミナリエを神戸のまちに根付かせる。

①無料エリア
神戸市は垂水駅、名谷駅、西神中央駅、谷上駅とまち全体を都心集中型にするのではなく分散化させ、それぞれに魅力をつくり、人口減少を防ごうとしている。なので、このエリアには、それぞれの駅前に一年中灯る神戸ルミナリエを設置する。そのオープンを今年の12月に設定する。毎年、デザインは変更していく。

②有料エリア
神戸北野坂に設定。聞く所によると、1995年に、神戸ルミナリエの開催地を探していた時に、北野坂も候補にはあがっていたらしい。
おりしも、北野坂は、春のインフィオラータで、通行止めにしている実績もある。でも住宅地なのでハードルは高い。


(参考)インフィオラータの交通規制エリア

名称未設定 1


有料エリアの企画について
北野坂は、3つのブロックに分かれている。北から南への道で、交差点まで
最北部100m、80M、50Mの合計230Mあり、待ち導線に出来る下にも100M程がある。何よりも交通規制がしやすいと思うのです。その上は異人館街。終了後も一方通行でフラワーロードを通って帰る。
道路の幅員は8M+歩道部分が4Mなので、面積は、約3000M2。
完全一方通行で映画のように18時から18時30分、18時30分から19時などのように30分毎にチケットを販売。
30分あたり5000枚のチケットを販売。18時から21時の3時間(6回公演)
6回×5000人=3万人×10日間、一人1500円として4億5千万。
スポンサーは昨年の半額程度。行政は今まで通り。
警備費用は削減出来ると予測。

賛否両論が生まれるし、色んな意見が出るが、神戸ルミナリエの灯を消してしまいたくないという思いで考えてみました。

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