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やったことないからで片付けない

物事は経験をつんでなんとやら、というのはけっこうありますが、最初からすべての経験を持っている人なんていません。

仕事もそうだし、趣味もそうだし、スポーツなどもそう。

やったことないから、とつい躊躇することってありますよね。

これが、やったことないから、できないかも・・・・・・とか。

やったことないから、やらせてもらえないかも・・・・・・とか。

やったことないからできないかも、と思うのは当然なのですが、そこでどうしますか?

そうね・・・・・・とそこであきらめて、できることだけやっておくことにしますか?

できることだけやっているのは、楽でいいけれど、問題も出てきます。

ひとつは、自分が成長していると感じられなくなってしまうこと。

ふたつめは、飽きること。

みっつめは、もしできることが自分の好きなことならいいけど、そうでない場合、とっても困ること。

ほかにも、できることだけやっていて、そのときはよくても、しばらくしたらよくなくなってくる理由はたくさんありそうです。

"Unless you try to do something beyond what you have already mastered, you will never grow."Ralph Waldo Emerson 1803-1882, Poet and Essayistと、昔の有名な詩人も言っています。

できるようになったこと以上のことをやろうとしなきゃ、成長しなくなってしまう、というもの。

この格言は1800年代に生きた人の言葉なのでいかに真実が昔からあまり変わっていないか実感できます。

ただ自分はできないことでもやってみたいからチャレンジするぞ!と思っていても、やったことないからと周りが受け入れてくれないときもあるかもしれませんね。

仕事などでは、「今あなたは何ができるんですか?」と判断されることもしばしばです。

未経験の方はお断り、なんてのも現実です。

でも、それでへし折れてしまったらそれで終わり。

やったことないけど、そこは情熱でカバーくらいのつもりで向かっていかないと、いつまでたっても「やったことない」ままで終わってしまいます。

または、どこかで始められる糸口を見つける情熱と努力を持っていく必要もあります。

いくらなんでも未経験だからで終わってしまうのはいかにも悲しいことです。

やったことないから、で終わらせるか、そこで粘るか、違いはどこから来るのか、考えたことはありますか?

結局は自分の中にある、物事に対する見方や考え方、そして自分に対するイメージや愛情とか、そういうものです。

だから、自分のコントロールできる範囲にあるのがいいですね。

やったことないから、やっぱり無理よね、とかどうせやらせてもらえないし、であきらめてしまうのはあきらめてしまってもいい、と思っているから。

あきらめてしまってもいいくらい、自分を軽く見ているから。

あきらめていいと思っていなくても、行動がそうなっていたら、そう思っているのと同じになってしまいます。

やったことないことをやるからこそ、成長もできるし、成長できていると思える自分があるからこそ、楽しくもなります。

今年も残り三ヶ月とちょっとになったけど、やったことのないことをやってみてはいかが?

1回や2回ですべてをマスターする人なんていないので失敗しながらでも、続けたら形になります。

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