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アメリカ人は味音痴?で、日本人は服装音痴??なのか!?

あまりにも独断と偏見に充ち溢れる発言かもしれませんが、アメリカに20年以上住んでいる日本人の方がズバリ!タイトルの内容を言っていました!

そう、アメリカと日本では、子供の頃に親からアレコレ言われる分野が違う、ということに起因しているらしい話で興味深い内容です。

確かに、アメリカの家庭ではあまり食事に気を遣わない風潮がありますねって言うより、パスタなんか注文すると、「なんじゃこりゃ~!!!」って怒りたくなる味と量です!

食事が粗末という意味ではなくて、それなりに素晴らしい食文化があるのですが、普段の生活ではとにかく「手抜き」が主流なのがアメリカです。

学校に持っていくお弁当にしても「Lunch Manch」なんていうスーパーマーケットで売っている箱入りのお手軽パック(ビスケットとかチーズなんてものが入っているだけです)で済ませることもあるし、近所の子が遊びに来て夕食を出すなんて時もピザの宅配とっておしまい、てな具合です。

そのせいか、食の素材に対する配慮が無いというか・・・・・・

「自分の好みに合えば何でもアリ」という感覚で料理に向き合っているような気がしてなりません。

例えば日本の家庭では、親が子供に「ご飯に醤油をかけて食べるな」「塩をかけてそれだけで食べるんじゃないよ」「なんでもかんでもソースかけるなぁ!」とか食事の作法を手解きしますよね。

調味料にしても「そりゃかけ過ぎだ!」という、何か食材に対する尊敬とか調和みたいなものを暗黙のうちに学んでいると思うんです。

アメリカ人も母国の料理についてはある程度伝承されるものがあるのでしょうが、未体験の日本食となると違います。

例えば五目寿司に醤油を、ご飯が真っ黒になるくらいかけて「美味い」なんていう輩がいたりします。

あの酢飯の微妙なバランスは何か物足りないんでしょうね(^^)

寿司も一部の日本食通の人以外は、とにかく濃い味、ハッキリした味を好むようです。

昔、新しくオープンした寿司屋で現地にアメリカ人に大人気だという店に連れて行ってもらったのですが、とにかくシャリ(酢飯)が塩っ辛くて食べられたもんじゃなありませんでした。

「塩むすび」みたいな味なんですよ^^;

閑話休題。

それでは、「日本人の服装音痴」論について述べてみるとですね。

アメリカ人は普段結構いい加減な服装をしていますが、いざとなるとその場に相応しい服装を守ります。

そう、忘れてはいけない1960年代の日本で「VAN Jacket」を立ち上げた、故・石津謙介氏が「どこでも学生服一本」の若者に投げかけた「服装はTPOに合わせて変えて楽しむもの」というメッセージも同様なのですが、投げかけた対象は特定年代に限られていました。

ちなみに、TPO:Time Place Occasion というのは完全な和製英語です。

仕事の時、教会にいくとき、カジュアルなパーティー、ちょっとオフィシャルなディナー、等々、社交が生活の一部となっている世界では、子供の頃から折にふれて親から服装へのアドバイスがなされているそうです。

そもそも「大人の場所」という概念がハッキリしていて、無闇にに子供連れではいけない場所もあるし、一方で16歳から大人の仲間入りとしての自覚も持たされるし、なによりも根底に流れる階級社会という概念があって、大人としてのアイデンティティを明らかにするために、服装という非常に判りやすい手段があるのだと思います。

行動フリーの個人旅行、新婚旅行、団体旅行の時など、さほど気にする必要はないのですが、仕事で彼らと交流するとき、服装に関して、彼らから学ぶことは多いんですよね(^^)

日本人サラリーマンの制服、スーツにネクタイだけで通すのも無難な様で実は奇異に映るケースもありますし、パンツの上にラフにシャツを出すというワンパターンのカジュアルが浮いて見えることもあります。

日本人の服装音痴の話を、アパレル業界に働く友人と雑談した時、「でも最近の若者はその辺きちんとキャッチアップしてるぜ。それに気がつかない我々の年代の杞憂だよ。」と一蹴されました^^;

そうかもしれませんね。

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でも、状況に応じてアメリカ人に服装のことを聞いておくに越したことはありません。

でも、状況に応じてアメリカ人に服装のことを聞いておくに越したことはありません。

例えば、

"What attire do we have for the dinner?"

とか、

"Would you please advise on the attire at this meeting?"

って、聞いてみるといいと思います。

それから出張の荷物にはジャケットとスラックスを放り込んでおけばパニックに陥る危険は回避できると思うのですが、言うだけ言って、気をつけて持って行ったことがないことを告白し、服装の名言に耳を傾けながら、終わりにしたいと思います(^^)

【おまけ:あなたのスタイルを輝かせるファッション名言集】
「出かける前に鏡をのぞいて、アクセサリーをひとつ外しなさい」
―ココ・シャネル

「私は流行をつくっているのではない。私自身が流行なの」
―ココ・シャネル

「香水をつけない女性に未来はないわ」
―ココ・シャネル

「かけがえのない存在になるには、常に人とは違っていなければならない」
―ココ・シャネル

「似合った靴を履いている者が世界を制するのよ」
―ベット・ミドラー(歌手・女優)

「ナルシシズムは嫌だけど、うぬぼれは大いに結構」
―ダイアナ・ヴリーランド

「女性のドレスは有刺鉄線の柵のようであるべきね。視界を遮ることなくその目的を果たしているの」
―ソフィア・ローレン

「自分のお金は見えるところに置いておきたいの。クローゼットの中にかけてね」
―キャリー・ブラッドショー

「痩せていることほど美味しいものはないわ」
―ケイト・モス

「フラットシューズじゃ集中できない!」
―ヴィクトリア・ベッカム

「3人の男性を後ろに従えているかのように歩きなさい。」
―オスカー・デ・ラ・レンタ

「人生で欲しいものは、何だって着こなしてしまえばいいのよ」
—イーディス・ヘッド

「ファッションは毎日を生き抜くための鎧である」
—ビル・カニンガム

「迷ったら赤を着なさい」
—ビル・ブラス

「私は服をデザインするのではない。夢をデザインしている」
—ラルフ・ローレン

「誰かが着てこそ、その服に価値が生まれる」
—マーク・ジェイコブス

「ファッションはすたれるが、スタイルは永遠だ」
―イヴ・サンローラン

「上品さと上流気取りはまったく別のものだ」
—イヴ・サンローラン

「ブルージーンズを発明したのが私ならよかった。最もスペクタクルで最も実用的、暖かみがあるのにさり気ない。ジーンズには表情の豊かさと謙虚さ、さらにはセックスアピールやシンプルさも備わっている―私の服に望むすべてがそこにある」
―イヴ・サンローラン

「誰もがドレスアップをして素敵になることはできるけど、その人たちのオフの日の着こなしこそ一番興味をそそるね」
―アレキサンダー・ワン

「ハイヒールを履かずに優雅な生活が送られるはずないわ」
―ソニア・リキエル

「流行に夢中になってはだめ。ファッションにあなたを支配させてはだめ。その着こなしと生き方によって、あなたが誰で、どう見せたいかは自分で決めればいい」
―ジャンニ・ヴェルサーチ

「つらいときほど、常にファッションは大胆にね」
―エルザ・スキャパレリ

「靴選びにはもっと慎重になるべきだね。ほとんどの女性がそんなに大事ではないと思っているようだけれど、エレガントな女性というのはその足もとから生まれるものだ」
―クリスチャン・ディオール

「ファッションは年に4回デザイナーによって与えられるもの。そしてスタイルはあなたによって選ばれるものよ」
―ローレン・ハットン

「ドレスは女性の身体に合わせて作られるべきだ。身体をドレスのかたちに合わせるのではなくてね」
―ユベール・ド・ジバンシィ

「女性が求めるのは、美しくなること」
―ヴァレンティノ・ガラヴァーニ

「少々の不味さはパプリカの苦みみたいなもの。不味さも時には必要よ。温かみがあって、健康的で、いたって自然だわ。私たちはそれをうまく生かすことができるけれど、嫌うべきは全く味がないものよ」
―ダイアナ・ヴリーランド

「あなたのことを見つめてくる人たちを楽しませてあげなさい」
―ハリー・ウィンストン

「ラグジュアリーとはTシャツの替わりにとても高価なドレスを身につけること」
―カール・ラガーフェルド

「私は世界を変えようとしているの。スパンコールを一粒ずつね」
―レディー・ガガ

「私になるのは簡単よ。髪をハネさせて、大きなサングラスをかけて、小さなノースリーブのドレスを着たら、誰だってオードリー・ヘプバーンだわ」
―オードリー・ヘプバーン

「上品さとは飾らないこと」
―クリストバル・バレンシアガ

「スタイルとは、言葉を使わずに自分が何者かを伝える方法」
―レイチェル・ゾー

「私は男たちの結婚生活を救ってきたらしい。靴にしては大金だけど、離婚よりは安くつく。私はまだ役に立つということだね」
―マノロ・ブラニク

「服装は生き方である」
―レイチェル・ゾー

「服装は時には君に代わってものを言う」
―キングスレイウォード

「何を着るかは世間に存在を示すこと。特に今の時代、人に届くのはとても早いから、ファッションは即興の言語になる」
―ミウッチャ・プラダ

「心構えこそがすべて」
—ダイアン・フォン・ファステンバーグ

「5歳からドレスアップで遊び始めたけど、まだその遊びがやめられないの」
—ケイト・スペード

「エレガンスとは目立つことではなく記憶に残ることだ」
—ジョルジオ・アルマーニ

「ドレスには女性らしさを象徴するタイトさが必要だし、レディらしさを象徴するルーズさも必要だわ」
—イーディス・ヘッド

「ファッションで最も難しいのは、そのロゴで知られることではなく、そのシルエットで知られることだ」
—ジャンバティスタ・ヴァリ

「私は流行を追わないわ。流行が私を追ってくるの!」
—ダフネ・ギネス

「クリスティー(・ターリントン)と私はよくこう言うの、1万ドル以下の仕事ならベッドから出ないわ、ってね」
—リンダ・エヴァンジェリスタ

「私のスタイルはカクテルのようなもの。フランス人ほど繊細じゃないけど、英国人みたいに細かいことにもこだわらないわ」
—ジェーン・バーキン

「多いほうがいいわ。シンプルなんて退屈よ」
—アイリス・アプフェル

「服は、美味しい食事や良い映画、すばらしい音楽作品に似ている」
―マイケル・コース

「お金で幸せが買えないなんて言った人は、買い物をする場所を知らなかっただけだよ」
―ボー・デレク(女優)

「素敵な女の子には素敵なダイヤモンドが必要よ」
―エリザベス・テイラー

「スウェットパンツは敗北のしるし。それを買ってしまうのは我を忘れた時くらいだ」
―カール・ラガーフェルド

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