【美術の秋編(その1)】足立美術館の名園とともに名画を観る
日本の三名園といえば、
金沢の兼六園、
岡山の後楽園、
水戸の偕楽園。
同じ名園として知られる足立美術館が、そのどれとも異なっているのは、横山大観、川合玉堂、富岡鉄斉など、近代日本画壇の巨匠たちの作品を1,300点以上も収蔵する「美術館」であることです。
2階に上がると、鮮やかな紅葉が描かれた六曲一双の屏風が目に飛び込んできます。
横山大観、昭和6年の作「紅葉」。
冴えた群青の川を背景に、朱の鮮やかな紅葉が映える豪華絢爛な屏風です。
作品に歩み寄り、隅から隅へ