見出し画像

②やっと高校生になれた気がする

2023.9.12 Facebook

文化祭が終わった。
演劇担当として、クラス演劇のキャストとして
没頭し、奔走し、笑って泣いて、笑った一年間
一生懸命になって、誰かと何かをつくることが
こんなに幸せなことだということを思い出せた気がする。

青春って、一瞬で、儚いんだなと思った。
一年間かけてきたことが、三日間で終わる。
三日間のために、その何千倍もの時間をかける。
その過程で、友達や自分の新たな一面を見つける。
(これは正直に言うと、良い面も悪い面も。)

コロナで、中学最後の文化祭もダメになって、
高一、高二は文化祭もどこか他人事で、
先輩たちの熱も直接感じることはできなくて、
私はどこかで、我慢することを覚え、
頑張りはするけど、がむしゃらになれなかった。

最初で最後に、最高の文化祭を過ごせて、
一二年もこうだったらよかったのに、とか、
知らない方が幸せだったんじゃないか、とか
考えたこともあるけど。

でもそれ以上に、今は、
今が楽しい。
価値とか意義とか効果とか
そんなのいらなくて
今が楽しいから、それでいい。
それがいい。

友達と同じ空間で、
手を握り合って、
お腹から叫べるって、
最高だ。

本当に大切なことは、
どんな言葉もしっくりこない。
この感覚的なものは誰にも奪われない
「理不尽なことや辛いことを
笑いに昇華して前に進んでいった私たちの、
一緒に過ごしてきた」日々の証なんだと思う。

明日は学校で模試だ。
うっそお。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?