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空気か 光か 葉っぱか

朝 はやいときに最寄り駅まで てくてく
(早歩き派なので実際はバタバタかも)

そして「あ、この空気知っている」となる
受験期、最寄りのカフェへ行く6時すぎのそれ
今日は昨日より少し肌寒いせいか、より強まる
(ぎりぎり)冬の澄んだ朝に鋭い角度で差す光が
私を一瞬で12月に引きずり戻す
全然癒えてないやん、とツッコミをいれる

橋の上の景色が好きでふと左をみると
若々しい色の木々が私の目に飛び込んできた

今は12月じゃない 4月だ そう思えた

太陽の光は 動く時間が少し違うだけ
空気だって 時には寒い時もある
でも葉っぱは 移りゆく季節の一部だった
ありがとう 葉っぱさまさま

イヤホンからback numberの水平線
タイムリーすぎやしないかとツッコミを入れる

「耐える理由を探しながら
いくつも答えを抱えながら 悩んで」

悩んで、、、、それで??
(歌詞と二人で会話しながら歩く私たち)

「あなたは自分を知るでしょう」

そっか そうだね 自分を知るんだね

“知らない”から知ろうとしよう、とか
“知らない”ことを自覚しよう、とか
知りきれなさによる“知る”ことへの恐怖
正確に言えば「知る」と“言う”ことへの恐怖
だから、自分を知るでしょうと言われて
きっと嬉しかったんだと思う

わたしは、こうして文章にすることによって
誰かに私の世界の見え方を知ってほしいと思う
でも時折、言葉にうんざりしてしまう

絵や映像は好きだけれど
私にとっては過小かつ過多になりやすい
でも感覚を100%形容するなんてできない

夕食の前後、湿った布巾で机を拭く時
水滴を完全に拭いとることができないように
水滴みたいに感情も蒸発するのを待つしかない
別に消えたわけじゃない 形を変えただけ

たぶんね

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