【循環】気づいたら逆プロボノになっていた話
どうも、地方公務員のばたやんです。
今回は、珍しく仕事に関係するお話です。
皆さんは”プロボノ”という言葉をご存じでしょうか?
🔷プロボノとは?
プロボノのプロはプロフェッショナルではなく、ラテン語のPro bono publicoという言葉が語源で「公共のための善い事」という意味です。
日本では「自分が本業で培った専門的スキルを活かして、無償の社会貢献をする活動」と定義されることが多いようです。
多いようですというのははっきりと定義されているわけではなく、無償でない活動もプロボノと呼ばれるケースもあるようです。
私の場合は、地域イベントの写真撮影ですとか、地域カイギのグラフィックレコーディングですとかをプロボノ活動としてやっているところです。
詳しくは、私のプロフィールサイトをご覧ください
🔷プロボノのメリット
プロボノ活動を通して得られるメリットは大きく4つあります。
スキルアップ
つながり
他業界の情報
キャリア構築
〇スキルアップ
プロボノ活動をするにはただ活動に参加するのではなくて、相手方との打ち合わせや調べもの、自分の技術向上のためのインプットなどやることはたくさんです。
その中で本業にも活かせるポータブルスキルをつけることができます。
具体的に私は、コミュニケーション能力、段取り能力、プレゼン能力、調査力などが向上したと体感しています。
〇つながり
仕事以外の活動に参加するので、そこでのつながりがたくさんできます。
いろんな方とお話ができるので、幅広く知見を得ることもできます。
〇他業界の情報
つながりでも書いたようにいろんな方とお話ができるので、違う業界のお話を聞くことができ、自分の仕事に応用することができます。
地方公務員という職業柄、いろいろな方の立場に立って考えることが求められるので本当にこのメリットがありがたいです。
〇キャリア構築
能力が向上すると、キャリア構築にとってもいい影響が出ます。
実際、私のやっている活動のひとつ、グラフィックレコーディングを在籍する自治体の別部署が開催する講座に導入することができました。
活動を通して実績や経験を積んだことで本業に逆輸入することができたよい経験となりました。
このように、個人としてできる仕事の幅を広げることができ、後々のキャリアの選択肢を増やすことができるようになると感じています。
🔷結果として逆プロボノになった
先ほども触れましたが、本業の外側でやっている活動が本業によい働きをする、従来のプロボノの定義からみると逆の働きを身をもって体験しました。
このほか、仕事におけるコミュニケーション能力や調べ物力が身についたと感じています。
こうしてnoteを書いていることも文章力向上に寄与していると思います。
これを私は勝手に逆プロボノと呼んでいます、間違っていたらすみません。
こうして本業にプラスの影響が生じて本業でも徐々に認められるようになり、さらに本業以外の活動に取り組むモチベーションが向上することで好循環が生まれてくると思います。
最近では、副業解禁している民間企業も増えてきており、徐々にこのような活動にいよる効果は誰もが認知し見えるようになってくるでしょう。
私個人としては、行政職員も同様に業務の外側でさまざまなつながりや経験を積むことで業務の質を上げることができると考えています。
そして、そのような自治体職員が増えていくために、無償のプロボノ(ボランティア)から正しいインセンティブのある活動が認められるようになっていくことが肝要かと考えています。
私も、グラフィックレコーディングは3年ほど続けてきてやっとこのような効果が現れました。
そこから続けることの大切さも感じております、やってみてその中から続けられそうなものを続けていく。
個人的に、行動することでしか変化は起こらないと考えていますので、結果がどうとか考える前にともかくやってみることが始めの1歩かと思います。
この記事の内容が誰かの力や気づきになれれば幸いです。
それでは、地方公務員のばたやんでした。