見出し画像

Ⅲ-ⅰ.おれの愛しのスピナーベイト


みなさんこんにちは!

『初心者による初心者のためのバス釣り講座』

早くも第3回目になりました👏🏻
しかし!今回は初心者向けではありません。てか、講座でもありません。笑


自分が大好きなスピナーベイトというルアーに関してアツく語る回です。笑

ただ、どういう意図で使い、どういう効果があるのか、普遍的な事実も含まれるのでそこは参考にしていただければ幸いです。


ではアツく語っていきましょう🔥


1.スピナベは楽しい

画像1

こんな全くエサっぽくないルアーがなんで釣れるのか…

まず、ここがバサーの心をくすぐりますよね!これぞルアーフィッシング!
ミミズみたいなワームでネチネチするより、こんなオモチャみたいなルアーをガンガン投げて巻いて

「あ、今おれバスフィッシングしてる…💡」

ってなるんすよ。楽しいね!


…はい。笑
スピナベが十分釣れるルアーなのは前回もお話しましたが、「釣れる」=「楽しい」ってわけでは必ずしもありません。これはルアーフィッシング特有かもしれません。

ルアーって投げるだけで楽しいって感じますよね?全国のバサーのみなさん?


要するに、好きなルアーを投げるだけで楽しいんですが、釣れたらもっとハッピー!!ってことです。

そのルアーの中でも、スピナベっていうルアーは「楽しい」と「釣れる」のバランスが丁度良いと勝手に考えています。

なぜかというと…

①引っかからない!いろんなとこに投げられる!
スピナベはとにかく失くさないルアーです。濃いカバー(*1)にぶち込んでも、ミスして木の中に投げ込んでも、大体戻ってきます。初心者にこれほどありがたいことはない!ルアーなくすのが1番悲しいっすもん。笑
そして、他のルアーでは投げられないところのバスを探せるんですね!
スピナベのこの要素が「釣れる」に直結するわけです。

②活性が高いバスが食う!
ルアーの性質上、食い気があるバスが釣れるので、「ドン!」って来ることが多いです。あたりが分かりやすい、元気なバスが釣れるってことですね!楽しい!

③どの深さにも対応!
例えば、クランクベイトであれば泳ぐ深さがある程度決まっています。が、スピナベであれば表層からボトムまでリールを巻く速さによって調整できます。つまり!「どこにバスがいるか分からない!」って時にわざわざルアーを付け替える必要がないんです。めんどくさがりな方にはうってつけですね!

④下手でも釣れる!笑
基本的には投げて巻くだけ!しかも、ルアーが動く振動がロッドに伝わり、巻き心地を楽しむことができます。また、上記の理由から色々な場所に投げる・泳がせる練習もできて、釣果ももたらしてくれるルアーです!

以上のことから、スピナベはめっちゃ楽しいルアーだと自分は考えております!


2.スピナベの種類

スピナベは主に以下の構成要素からなります。

説明スピナベ

・ブレードの種類
・ヘッドの重さと形
・ワイヤーの形状と質
・スカートの量と長さ

1種類のルアーでもこんなに違うんですね。

正直、「これが釣れる!」という正解はありません。ただ確実に言えることは、自分が論理的にこの要素から導き出したもので釣れるのはめっちゃ嬉しい。
他のルアーでもそうですが!

では、より詳しく論理的な自分のこだわりをお伝えします。


・ブレードの種類

すぴなべ種類

画像引用:田辺哲男のスピナーベイト道場

ウィローリーフ(細長くてとがったやつ)、タンデムリーフ(丸いやつ)、コロラドリーフ(2つの中間)、そしてこれらの組み合わせ…
本当に色々あります。笑
このブレードによりフラッシング(光の反射)や攪拌力(水を動かす力)が変わる、とのことですが…始めたばっかやと分からんよね!笑


結論、ここでお伝えしたいことは1つです。


シングルブレードを使え!


種類は何でもいいんですが、ブレードが2つのものではなく、1つのものをまず使ってほしい。(ただ最近シングルブレードのものが全然売ってないんですよねぇ…釣具屋さんよろしくお願いします!笑)


理由は下記です!

・アピール力がちょうどいい
スピナベはアピール力が強い、というのは何度も言ってきましたが、近年各フィールドのハイプレッシャー化(バスのルアーに対する警戒心が高まること)により、アピール力が強すぎるとバスに嫌われてしまう事象というのも、なくはない話です。特に小さい野池などのフィールドに当てはまることが多いですね。そういった時に、ダブルよりシングルの方が適度にアピールできると考えてもらえればいいかと思います。

・より飛ぶ
同じ重さであれば、空気抵抗が少ないことにより、より飛距離が出ます。うん、めっちゃ大事。

・巻き心地がちょうどいい
2つブレードがついていると、水の抵抗がより大きくなるため、巻き心地は重くなります。ベイトリールのお話でもあったように巻き心地が重いと疲れてしまいますので、シングルの方が快適に投げて巻いてができます。


他の項目に関しては、各メーカーが趣向を凝らし、様々な理論で商品を出していますね。買う前にはHPなどで「どういう意図で作られているのか」を調べてみたら、もっと自分のルアーに愛着が湧くでしょう。


今回若干長くなったのでオススメポイントだけさらっとあげときます。

・ヘッドは重さの部分になるので、スピニングで投げたいのであれば1/4oz以下ベイトであれば3/8ozをオススメします。1/2ozは巻いてて結構疲れます。笑
・ワイヤーは基本的に「やわらかい」「固い」がありますが、使ってみないと分かりません。笑 個人的には、やわらかい方が釣れるイメージですが壊れやすいというデメリットもあります。
・スカートは針が隠れるくらいの量があれば大丈夫です。自分は、空気抵抗を減らすために市販品からよくハサミで切って間引きます。まぁ使ってたら勝手に減っていくんですけどね。笑



はい、ということで、まだまだお伝えしたいことはたくさんありますが今回はここまで!続きは次回ということで。笑


次回は引き続き、「スピナベの使い方」「おすすめスピナベ」をお伝えしたいと思います!



⭐今回の「ここめっちゃ大事!」
スピナベを使えば、ルアーフィッシングを感じながら"釣れる"よ!おすすめはシングルブレードの1/4~3/8oz!

*1…「カバー」ってなんね?
カバーとは、バスが身を隠せるポイントになる、木などの障害物が複雑に入り組んでいる場所です。水中にあったり、水面から一部見えている木なんかもカバーって呼んじゃってオッケーです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?