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チリも積もれば|4/30 対中日4回戦を振り返る

ご覧いただきありがとうございます。
途中から観ることが出来ましたが、今日は諸事情で気になった部分だけ書いていきます。

試合結果

2-1で勝利。
中川颯が6回を投げて1失点でプロ初勝利!

気になった部分

中川颯について

1打席の中で最も投げさせられたのが6球、3球以内で終わったのが23人中15人。
圧倒的にゾーン勝負が出来ていました。
もちろん強い当たりが正面をついてくれることもありましたが、基本的には有利になるようにカウントを進めていけていました。
周回効果も心配ではありましたが、降板前も不運な当たりでピンチを招いたもので、負傷がなければそのまま行けたと思います。

蝦名について

もう1人のヒーローと言っても過言ではないんじゃないでしょうか。
昨日の勢いそのままに2安打1四球1盗塁1得点。
中川颯は投手目線でカウント作りが上手くいっていた一方で蝦名は打者目線でカウント作りが上手くいっていた印象です。
今日のヒットはどちらもボール先行から。
自分が強く振れるカウントまで持ってきつつ、その球をミスショットしなかった事が素晴らしいなと思いました。
特に3打席目は、投手の小笠原が間合いを非常にズラして投げてきたにもかかわらず、エンドランという事で立ち遅れずに対応する事ができていました。
この辺りの引き出しも良いものを感じさせるには十分でしたし、さらに四球を選んだ打席は低めの落ちる球に対して対応し、ゾーンにきた球にも対応し、という理想の打席運び。
好調に根拠がありますし、シンプルに自分の打ちやすい方に事を運べているので、今後も当分この調子は続くのではないかなと思います。
走攻守で考えるとあらゆる部分からチームに火をつけられる起爆剤は蝦名かもしれませんね。

3回の攻撃について

無死1,3塁から牧、大和と内野フライに終わり、結果無得点だったシーンですが、個人的には犠牲フライを打ちにいきすぎているように感じました。
ただその割にはインコースの犠牲フライを打ちにいくには難しい球を浅いカウントで打っており、辻褄が合わないように思えました。
「チャンスだから早いカウントで前に飛ばしたい」という気持ちと「最低でも犠牲フライ」という気持ちが両立してしまった結果に思えましたし、チャンスになればなるほどスイングに制限がかかっているのが現状のチーム状況なのかなと思います。
もちろん仕事が出来れば理想ですが、終盤でもないのにそこまで選択肢を狭めることはないよなと思う上に、単純に不調な時ほどシンプルに強く振る、打球方向や結果はその先についてくるものという考えでも良いのかなと思っています。
チームとして責任感ややりたいことは伝わるだけにもどかしいですが、投手目線でも攻めやすいようにも思えますし、時には牽制する意味でも自由や大胆さを見ていきたいなと思います。

総括

細かい部分に関してはもう少し思うところはありますが、今日はこの程度にとどめさせていただきます。
今日は何よりも、勝てたことや、中川颯を始めとする投手陣の好調っぷり、蝦名へのロマンが止まらない、などが気持ちよく、明日の試合開始まで楽しく過ごせるんじゃないでしょうか。

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