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不思議な感覚を味わう

こんにちは。毎日が休日の私ですが、「7つの習慣」の書籍実践サークルに参加を決めたので、まずGWにまとめて文学作品を読み終えようと決心しました。

5月最初に読み終えたのは、角田光代さんの新作「方舟を燃やす」

2024年2月29日に新潮社より432ページの単行本として発売されています。

Amazon等で紹介されているあらすじは、

オカルト、宗教、デマ、フェイクニュース、SNS。あなたは何を信じていますか?
口さけ女はいなかった。恐怖の大王は来なかった。噂はぜんぶデマだった。一方で大災害が町を破壊し、疫病が流行し、今も戦争が起き続けている。何でもいいから何かを信じないと、何が起きるかわからない今日をやり過ごすことが出来ないよ――。飛馬と不三子、縁もゆかりもなかった二人の昭和平成コロナ禍を描き、「信じる」ことの意味を問いかける傑作長篇。

この作品を読んだきっかけは、作品を手に取った時に、参考にされた地方の町、協力された方のお名前を知っていたからです。

実際に読み終えて、本作品の著者角田光代さんが、いかにして田舎町の観光担当者と縁があり、本作を思い付かれたのか、読み終えてもその疑問は解決しませんでした。なぜか不思議な感覚だけが残っています。

けれど、新型コロナウィルス感染症COVIO-19の蔓延時は、1日に何度となく耳にした言葉「コロナ」ですが、最近はほとんど聴くことなく、その影響は文学作品においてのみ影響が残っているようだと、出版された作品を通して感じています。

「信じる」ことの意味も、田舎だからこそ噂の広がるのも早く、信じる人も多くて、影響が大きいことは私も実感しています。著者もその辺りで作品の背景にちっぽけな田舎町をと、考えつかれたのかなと想像しました。

この年齢になっても未だ「信じる」ことの意味に対して、腑に落ちる回答を持ち合わせていない私にも、作品を読んだからこそ、まだまだと背中を押されているようにも感じました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。まだまだGWは続きます。関係ある方もそうでない方にとっても、日々意味ある1日になりますように。

Amazonから拝借

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