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勉強すること、僕にしかできないこと、ワインとビールの違い、オトモニさんとのコラボこよいお月見ビール、noteで作品募集のこと

「35歳で新しい音楽がわからなくなる」という説があるのはご存じでしょうか。僕、若い頃からずっと音楽が大好きで、音楽に関連した仕事をしたいなあとずっと考えていたんですね。

bar bossaをはじめてからは、音楽関連の方たちと親しくなって、音楽ライターの仕事もたくさん入ってきたし、コンピレーションCDもたくさん関わったんです。自分で言うのもですが、人より少しだけ早く新しい音楽を見つける才能みたいなものがあるんだと思っていました。

それが本当に35歳以降新しい音楽がわからなくなってしまったんです。もちろん聞いたら「わかる」んです。でも全部後追いでして、人より先に「これがいい!」って気づかなくなりました。

今、お店をやったり、文章を書いたりしていて、一番不安なのは、「自分が流行に取り残されること」なんです。世の中の流れが変わっているのに気がつかず、消えていくお店や書き手、すごく多いですよね。あれにはなりたくないって強く思っているんです。

でもやっぱり35歳で新しい音楽がわからなくなったように、年齢の限界ってあります。今、僕、53歳でして、あと10年とか20年とか、どうやってこの時代を生き残ろうかっていうのをずっと考えていまして。

それで、自分に2つ、「これを意識してやり続けよう」と決めていることがあるんです。

ひとつは、「意識的に新しいことを勉強すること」
もうひとつは、「自分にしか出来ない、林伸次しかやれないことをすること」です。

僕、クラフトビールの流行はもちろん感じてたし、美味しいビールがあるなあっていうのはすごく感じてたけど、なんでここまでみんなが支持するのかがわからなかったんです。

それが、コロナのとき、ヱビスビールの小説の仕事をいただいたんですね。この小説、「僕にしか書けない小説」にしようと決めまして、僕らしさって何だろうって考えたら、「バーテンダーを26年間やってきていること」だから、よし、この小説を読んだら、ビールのことが全部わかるようになるって物語にしようと決めまして、ビールをすごく勉強したんです。

それで、やっとわかったことがありまして。ワインってテロワール(土地)が決めるんですね。良い土地、土壌、その年の天候なんかがワインの味を決める、「農作物」なんです。

一方ビールの面白さって「加工の面白さ」なんです。麦芽はどうするか。小麦にするか(白ビールになります)。あるいはローストするか(黒ビールになります)。ホップはどうするか。すごくたくさん入れるか(IPAになります)。発酵方法はどうするか。上面発酵か(エールになります)。下面発酵か(ラガーになります)。

そういう人間が農作物に手を加える面白さがビールの面白さなんです。ワインは植物を育てる面白さですが、ビールは料理と同じで、色んな農作物の中からどれを選んで、どう加工するかがビールの魅力なんです。

畑でブドウを一から作るってちょっと大変ですし、一年に一回しかブドウは収穫できないし、その年の天候にすごく左右されます。

一方ビールは料理と同じだから、醸造所を作って麦芽やホップを買い付ければその日からビール作りが始められます。センスがある人だったら参入、成功できるんです。それで今世界にすごくたくさんの面白い美味しいビールが日々誕生して、僕ら消費者もプシュッと開けたらその世界の多様さを気軽に楽しめるから今すごく支持されているんだということがわかりました。

今、僕、渥美まいこさん率いる、「OTSUKIMI.」に参加しているのですが、このプロジェクトに、「クラフトビールを作りませんか?」というお話が舞い込みました。

オトモニさんという、日本のクラフトビールをセレクトして、サブスクで送ってくれるサービスがあるのですが、そこでいつも季節に合わせたオリジナルのクラフトビールも作っているんですね。

そこで、今回われらOTSUKIMI.とコラボで、お月見に適したビールを作らないかという、素晴らしい企画のお話だったんです。

僕、この話を聞いたときから、「お月見にあうビールは小麦だ」って思って、それを提案させていただきました。

小麦をベースに何か日本らしい果物のフレイバーを加えようということで、和梨に決まりました。

ビールの名前は「こよいお月見」です。ラベルに「こよいお月見」って入ってます。すごく可愛いですよね。

これ、すごく美味しいです。10月3日から限定でbar bossaでお出しします。

あと、ハッシュタグ企画で「#こよいお月見」と入れていただいて、こちらのnoteで作品を発表していただいて、優秀作品に選ばれたら、このビールがもらえます。

ちなみに、僕もこのハッシュタグ企画に参加していまして、今年はこんな小説を書きました。

これ、「スキ」が少ないけど、大丈夫です。例えば1年目はこういう小説を書いたんですね。すごく「スキ」が多いんです。

でも、僕にしか書けない、林伸次らしいのは今年の作品の方だから満足してます。

うーん… でも来年はもっと「スキ」が多くなるような、でも自分らしい作品にします。

あなたも、このハッシュタグ企画、参加してみませんか? 「こよいお月見」のビールがあなたの家に届いて、月を眺めながら乾杯できるかもしれませんよ。詳しくはこちらを!

こちら、オトモニさんからも購入可能です!


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