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#ライター
なぜ、あの飲食店本を読みたくなるのか(その4)人生のセーフティーネットとしての飲食店
ライターは妄想をよくする職種だ。しないよというライターもいると思うけれど、僕はする。
妄想といってもあらぬことではなく、たまたま目に入った何かについて、その「何か」が持っているヒストリーや現在、あるいは未来を勝手に妄想するのだ。
店をやるという選択肢が人生にあってもいいのかもしれない。そんな気になるbar bossa林さんの売れてる新刊『なぜ、あの飲食店にお客が集まるのか』をめぐるインタビュー
あの夏の指先 #ファーストデートの思い出
僕が初めて、旦那さんのいる女性とデートしたときのことだ。
あ、一応先に書いておくとべつに不倫とかそういう大人の要素はミリも出てきません。
西暦が2000年代に変わっても、まだ世の中には90年代後半の重たく冷ややかな空気が流れ込んでいた時代。
宇多田ヒカルが『Wait & See~リスク~』のMVで早朝の渋谷を奇妙な空飛ぶバイクで疾走していたことを思い出す。あの空気感。
僕はライターをしなが
食べログの答え合わせをやめたら楽になった話
「九州の食材に助けられてます」
博多西中洲で出会った店のご主人の言葉。この店、かなりのレベルの高さで何が出てきてもおいしいんだけど、こういうことがさらっとナチュラルに言えてしまう。かっこいいよ。
朝倉の農家さんでその日に採れた野菜。鬼のおいしさと量で攻めてくる関さば。シメと呼ぶには贅沢過ぎる棚田米の大きなおにぎり……。
思い出すぎて今すぐまた食べに行きたいレベル。