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noteで面白かった話

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noteの中で良いなあと思った作品をまとめます。
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#恋愛

涙を流したファーストデート

涙を流したファーストデート

ファーストデートといえば、男女のこれからが始まるか始まらないかが決まる重要なデート。とにかく、ここでなかったら次はない。初めの印象が大事。女性としても一番かわいい自分が見せられるよう気合をいれて臨むデート。

私のファーストデートの思い出・・・去年結婚した夫とのファーストデートを思い出してみます。一言でいうと、うん。最悪でした。

夫と出会った当時の私は、いわゆる婚活中でした。結婚はしたいけど、自

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林伸次さんの小説『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』全文公開記念「#ファーストデートの思い出」を募集!

林伸次さんの小説『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』全文公開記念「#ファーストデートの思い出」を募集!

いつもnoteをご利用いただき、ありがとうございます。

noteでもおなじみの、林伸次さんのはじめての小説『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』(幻冬舎)。

燃え上がる恋が次第に冷め、恋の秋がやってきたと嘆く女性。1年間だけと決めた不倫の恋。バーテンダーを前にして滔々と「恋」を話し出す人々。やがて薄れるように、消えるように、終わっていってしまったいくつもの恋を記憶する、切ない恋愛小

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小説家はbarにいる①(bar bossa・林伸次さんインタビュー)

小説家はbarにいる①(bar bossa・林伸次さんインタビュー)

渋谷の喧騒から、少し離れたところに佇む「bar bossa」。

マスターの林伸次さんが、初の小説を出版されました。
「恋はいつもなにげなく始まって、なにげなく終わる。」という印象的なタイトルの本です。

数年前から林さんの文章を読んでいた私は、この本について、そして林さんについて訊いてみたいことがたくさんありました。
今回、林さんのご厚意で、インタビューが実現しました。2万字のインタビューから、

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開店前のバーで、バーテンダー作家と恋について話してきた。(後編)

開店前のバーで、バーテンダー作家と恋について話してきた。(後編)

自主連載「20代の恋を、平成最後の夏に置いていく」の特別編として、エッセイストでバー店主の林伸次さんと対談してきました。

林さんの著書「恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。」で繰り広げられるラブストーリーをもとに、恋愛についてのアレコレを語ります。

話し込みすぎて盛りだくさんな対談になったので、前編と後編にわけました。後半では、妄想と現実でゆれる女心について、考察をします。(前編は、

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開店前のバーで、バーテンダー作家と恋について話してきた。(前編)

開店前のバーで、バーテンダー作家と恋について話してきた。(前編)

どうしても忘れたくない恋を、人はバーテンダーに話してしまうーーー。

ふらっと立ち寄った書店で、平積みになった本の帯に書かれていた言葉。
たしかに、そうかもしれないなぁと、立ち止まる。

「恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。」

わたしは、その本を手に取った。
著者は、エッセイストとバー店主の林伸次さん。彼が書く、初の恋愛小説。

小説は、21作のショートストーリーで構成されている。

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「もてなしたい誰かと生きる」という贅沢

「もてなしたい誰かと生きる」という贅沢

幸せってなんだろうなあ、と一週間に一度は考える。

物足りなく過ぎていく土曜日の深夜だったり、疲れ果てた金曜日だったり、寝坊した月曜の朝だったり、タイミングはいろいろだ。

8月1週目に私の誕生日があって、何日間に渡って、優しい友人たちがお祝いをしてくれた。

私の(そしてたぶん、私を!でもある)愛するその人達は、みんな「あなたのお誕生日をお祝いできて、嬉しいなあ」と言っていた。私はあんまりわから

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❝渋谷 bar bossa❞経営&作家の林伸次さんにお聞きしました

❝渋谷 bar bossa❞経営&作家の林伸次さんにお聞きしました

先日、渋谷のbar bossaにて、林伸次さんに『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』についての取材をさせていただきました。

先日林さんがnoteで、「学生の方とかインタビュー初めてという方でも歓迎」と書いていらっしゃったので、素人の私も思い切って応募してみました。

林さんはとても気さくで明るく優しく、とても話しやすい方でした。

ですが私は、好きな人・尊敬している人を前にすると、

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結婚に入学して

結婚に入学して

4年前、正式な離婚届を夫、息子と3人で役所で提出。離婚という言葉を使うのがイヤで私は、

「結婚を卒業した」

と、言った。

24歳で駆け落ちした時は、情熱的で向こう見ず、若かったせいで、世界は自分を中心に回っていると夢見るばかり。入学先にいたのは古参のお義母さん。そのお義母さんの家の一角で、絵ばかり描いて、家にお金を入れない夫に代わってワインバーを始めた。初めての経済活動は楽しかったけど、義母

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