我が家の産後クライシス(夫育休中編)

大小の違いはあれど、おそらくどのカップルも産後クライシス的なものを経験するのではないでしょうか。。我が家の場合は、産後クライシスは(マタニティブルーズと同様に)絶対に・・来る・・!!と身構えて、期待値をかなり低めに設定していたせいか、恐れていたほどひどくはなかった(と私は思う 笑)けど、やはり産後すぐの時期は普段仲良しの夫婦でもギクシャクすることはやはりあった。

産後0ヶ月

産後1ヶ月間くらいはとにかくなぜだか無性に夫にイライラすることが多かった。これといった理由もよくわからないし、ひたすらモヤモヤイライラしていた気がする。こっちも初めての赤ちゃんのお世話で不安で気が立ってるしかなりピリついているから、夫婦間の空気が微妙になることも。。。これが産後のホルモンの変化ってやつなのか。。

何にイライラしているのか、よくよく考えてみると、育休取ってる割に私よりも動いてない(ように感じる)夫にめちゃくちゃイライラしていたのかな・・・と思う。あとどうでも良いことにもよくイライラしていた。例えば、夫のInstagramやYoutubeのアカウントを見てても全く育児系のコンテンツがおすすめに上がってこないことにも何故かムカついていた。笑 私なんてもう何ヶ月も前からインスタのアルゴリズムに母になることがバレていたのに。それだけ育児のこととか子供のこととか全く何も調べてないってことじゃん・・・!っていう部分にイライラしていた。

マタニティブルーのせいで必要以上にイライラしている可能性もあったのですぐ夫にぶつけずに、とりあえず気持ちをノートにぶつけた。手書きの日記にも書いたし、ケータイで夜中授乳しながらも書いたし、いらいらが溜まりすぎた時はパソコンで猛烈に書いた。とにかくこの気持ちは産後3ヶ月経つまで本人には伝えないようにしようと思った。でも大量に書いてると、ちょっと自分でもなんでこんなにイライラするのかわからないイライラと、ちゃんと理由を言語化できるイライラの2種類が存在することがわかった。

(もし夫がこのnoteを見ていたら、「いや、かなりイライラぶつけられてたよ?すごく怖かったよ?」と思うだろう。でも信じて欲しいのだけど、実際にぶつけていたイライラは本当に氷山の一角に過ぎない。あれでも一応我慢してノートに書いて発散していたのですよ・・ごめんね)

そして、産後ちょうど1ヶ月経つ頃に軽く喧嘩した。
夫は楽しく育児をやりたいのに、私が子育てに過剰に神経質になりすぎていてずっとピリピリしているから疲れる、と言われてしまった。言われた時は、「産後なんだから仕方ないじゃん、こっちだって楽しく育児したいのはやまやまなのに、産後ボロボロ&寝不足の人にそんなこというなんてひどい!」と感じてすごく孤独を感じたけど、落ち着いて考えたら確かにこんなピリついたやつと慣れない育児するのはそれはそれでキツイよな、とも思った。自分だって楽しく育児したいし、とりあえず空元気を出して過剰に心配しそうになったらグッと堪えたら、不思議なもので本当に元気が出てきて少しだけ気が楽になった。

産後1ヶ月

このころを境に初期のイライラが徐々に解消した。やっぱりホルモンの影響で過剰にイライラしていた部分もあったのかもしれない。少し初期のイライラがおさまったタイミングで一度、「ちゃんと理由を言語化できるイライラ」の内容を夫に対して丁寧に伝えてみた。

「息子に関することはなんでも私のほうが先に気づいてしまってすぐ動くから結果的に私1人で育児しているような感覚があってそれが辛い」ということを伝えた。

たとえば息子がお昼寝している時。寝てる時は夫からしたら何もすることがないじゃんと思っているらしいけど、私はその間、次の授乳に向けて哺乳瓶を洗い、おむつ台を片付けて、お昼寝から起きるべき時間になったらそっと息子の毛布を剥がしてあげて、自然に目覚めるのを待ってる間にミルクを作る。これだけのことを夫がPCに向かって趣味に没頭している間にやっている。それがすごく不公平に感じるし、育児を共有できてる感じがしないと伝えた。

彼にとってはそんなタスクがあることも認識できてなかったみたい。もちろん趣味で息抜きする時間も大事だけど、とにかく育児を共有したいということを伝えた。そうすると翌日から夫が能動的に自分のやるべきことを探すようになり、息子に本を読んであげたりできて、徐々に「ふたりで育児をやれている」という感覚が芽生えてきた(ちなみに夫は絵本を読むのがとてもうまい)。この感覚こそが夫婦で仲良く子育てするためにすごく大切なんだよなぁ。。

産後2ヶ月

以来ほぼほぼずっと平和に過ごしている。

これから夫の3ヶ月に渡る育休が終了して、ついに夫は仕事へ、私はワンオペ育児の世界へと突入しなければならない。おそらくまた二人の間に新たな溝新たな障害が発生すると思うけど、その都度二人で話し合いないがらお互いが気持ちよく楽しく生活できる方法を模索していけるといいな。

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