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ジビエレザーで作る「しおり」と「ネームタグ」

5月3日~5月5日にかけてリステル猪苗代で行われたあおぞらマルシェに参加してきました。
私たちは薬莢を使ったキーホルダーの販売や、タヌキ、アナグマ、ハクビシンの毛皮に触れられる展示に加え、二ホンジカとイノシシの革を使って、しおりやネームタグを作れる体験会を行いました。
様々な形にカットされた革をお客さん自身の好みで選んでいただき、多くの方に製作を楽しんでいただくことができました。

【ジビエレザーで作るしおり・ネームタグ製作工程】

➀ご自身が好きな色・形・肌ざわりの革を選んでいただき、穴あけパンチで穴を開けます。
➁ネームタグは穴を2つ開けます。革の出っ張りをナスカンに通したら、2つの穴をカシメ金具で止めます。
ご自身が好きな文字や数を選び、ハンマーを使って打刻していきます。
完成です。

体験に来て下さった方々には、思い出としても、形に残る記念品としても、喜んでいただけるものになっていれば幸いです。
山の中で生きていた野生動物の革は、均質化されていないということが魅力の一つとしてあります。
生きていたということを実感できる傷が残る革もありますし、同じ種類の動物でも、捕獲された年齢などによって肌ざわりは変わってきます。
今回のしおりもネームタグも、製作工程としては簡単なものではありますが、シカやイノシシの革はしなやかで耐久性があるため、長く使っていただくことができます。
福島県内に生きる野生動物達を取り巻く現状にも思いを馳せながら、大切に使っていただければと思います。


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