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こんにちは!
福島県のキャリアコンサルタント、板橋理です。

今回のテーマは「卒業」。
「卒業」って、一般的に学校などで学びを終えたことを意味しますが、最近では違った場面でも使いますよね。


「卒業」=「退職」?

学校を「卒業」する以外にも、会社を辞めることを「卒業」って表現する場面を多く目にします。

これは、リクルートが発祥のようですね。

「多様な人材の力で組織を活性化する」といわれるリクルート。
「卒業(退社)」後のことを前提にリクルートで働いている方が多いことが特徴であり、「卒業」があたりまえの環境。
入社時から「卒業」後に何をするのかを話し合ったり、面接時に「卒業したら何するの?」と聞かれる風土があります。

「卒業」=「脱退」?

リクルート風に退社を「卒業」と表現するように、
最近ではアイドルグループでも「卒業」というワードが使われています。

グループを脱退すること=「卒業」です。

「脱退」というと、少し後ろ向きな印象を受けますが
「卒業」と表現することで、前向きな感じ・ポジティブな印象に変わります。

「卒業」にこめた想い

「脱退」や「退職」を「卒業」と表現することで、ポジティブな印象に変わります。そして、これ以外にも深い意味合いがあるのではないかと個人的には感じています。

それは、
「卒業」と表現することで、
・それが現在の通過点であること
・そのあとのやりたいことや、目指すべきものがありそこに向かって進むという決意
という気持ちが感じられることです。

もちろん、「脱退」や「退職」も 一つの終わりですが、始まりには変わりありません。
それよりも、
「ここではないどこか」「未来進行形」みたいな
明るい未来を描いていける一つのきっかけが「卒業」というワードに込められている、そんな気持ちがしています。

おわりに

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。

実は私もリクルートに在籍したこともあり、リクルート流の「卒業」を経験しています。「卒業」の頃を改めて思い出し、身が引き締まる思いであります。

まだまだこれからも、一歩一歩、進んでいきたいと思います!

それではまた来週、お会いしましょう。
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