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【吐捨】穴もしくは壺①

題名を相手に決めてもらおうとする意図での『無題』の無責任さ。


イラストや映像、写真などの無断転載への対策として、使用料を請求するというアイディアが以前もてはやされていた。
無断転載が悪なのは当然として、請求の手順であったり請求額次第では逆に脅迫・恐喝の罪に問われる側になってしまう恐れがあるので冷静に行動したい。


バズったツイートに便乗してリプライを送り、注目を集めようとする人の発言、アニメのロゴを表示させて主題歌を流すだけの動画編集の面白さを教えてほしい。


「インド由来のデルタ株」「インド型のデルタ株」等々わざわざ名称を変えた意図をわかっていない報道が多すぎる。
そもそも「旧型」あるいは「従来型」に対して「新型」なのだから、こちらも初めて確認された国の名前をつければよい。

よくない。なので、偏見や風評被害の回避に尽力しなくてはならない。

よくニュースで流れる映像に「視聴者提供」とテロップが入ったものがある。テレビ各局のネット取材班なるアカウントの存在を知って気付いたのだが、視聴者提供の実態とは、バズっている動画に対して番組制作サイドが使用の交渉(事後報告のみだったという話も聞くが…)をした結果放送されているわけで、本当に「視聴者」からの「提供」なのか疑わしい。「インターネットからの転載」とテロップを変えてはどうだろうか。


政府の対策、政策について「よくわからない」とコメントするニュース番組の怠慢。芸能人のゴシップはとことん深堀りするのに。


政権、首相、大臣の説明不足か。はたまたメディアの報道する努力不足か。


市民の代弁者よりも専門家の正確なコメントが求められる。ワイドショーでタレントがコメントする行為に物事の曲解・歪曲や世論の誘導・扇動以外の効果があるのか。


私が圧政を敷くならまずは報道機関を押さえる。受動的に情報を受け取るだけの民衆にとっては報道される情報がすべてだからだ。不利益な情報は報じずプロパガンダのみを流し続けることで都合の良いように世論を形成できる。
「情報の源流」にいる人間ないし組織に対する監督の必要性を訴えたい。


もう実在しない政党となったわけだし、在籍していた記憶のない議員もいるようだから、今後フィクション作品で登場させる悪い政治家・政党は「民主党」でいい。
「民自党」が略称になる「民主自由党」はかつて実在していたし、それとは関係なく、時の与党と野党第一党から一文字ずつ使って「民自党」としていたとしても「民主党」がなくなった今「自民党」のもじりだと受け取られかねない。


かつて戦時中の映画には戦争に向けたプロパガンダが盛り込まれていた。現在の戦争映画には"反戦"プロパガンダ。
戦争は悲惨であるし起こすべきではない。だが悲惨さを伝えるためにそれ以外の側面を「なかったこと」にしているのは、ねじ曲げられた歴史観にほかならない。
その時代を生きていた人のリアル、出来事の全てにあらゆるフィルターをかけることなく伝えることが大切で、その上で将来世代の子供たちが自分たちで結論を出せなければ本当の意味で戦争から学んだことにはならないだろう。


戦争は仕掛けなくても、他国から仕掛けられたり巻き込まれることがある。国際的な規模ではない争い(内戦、紛争)は現在進行形で起きている。悲しいことだが、この非情な現実を受け止めたうえで議論ができなければ先に進むことなどできない。

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