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1. クロスハッチ用の筆を作る 前編

ディジュリドゥの修理はしたものの、ペイントが剥がれた部分をきれいにレタッチする時に必要なクロスハッチ用の筆がない。ということでお困りの方もいてるかもしれません。

今までは簡易的に作っては使えなくなって作り直したりしていましたが、せっかく作るなら繰り返し使えるクオリティの筆を作ってみようと考えて、「コレだ!」というアイデアを思いついたので、作ってみました。

クロスハッチ用の筆作りに必要な道具

  • ヘアエクステ ストレート(ダイソー)、あるいは自分の髪の毛 20cm程度

  • 瞬間接着剤

  • 木工用ボンド

  • 小さくなった鉛筆

  • 鉛筆削りカッターか小刀

  • はさみ

柄の部分を作る

持ち手となる小さくなった鉛筆を用意します。鉛筆は二つの木片をくっつけて作られているので、その接合部が目視できる木肌の鉛筆が作業しやすいです。今回はIKEAの鉛筆を使いました。長さがちょうどいいのと、荒い作りなので接合部がわかりやすくクロスハッチ用筆の柄にピッタリです。

[IKEAの鉛筆]小さくなった鉛筆ならどれでもオッケーですが、接合部分がわかる木目のものが使いやすいです。形状は六角形よりも丸の方が筆としては使いやすいかもしれませんが、二つに割る時には六角形の方が安定していて割りやすいですよ。

接合部分を見つけるには鉛筆のお尻の部分を見るのがわかりやすいです。その線にそってカッターで切り込みを両面入れます。一回で一気にやるより、なぞるように何度も軽い力でやるとやりやすいですし、安全です。ある程度繰り返すとパキっと音がします。裂け目をカッターでこじって二つに割って、中の芯を取り出します。

[二つに割れた状態]この行程できれいに割ると最後の仕上がりがきれいになります。接合部に沿って切り目を入れる時に手を切らないように注意してください。

割った鉛筆をくっつけて元の状態にもどしてから鉛筆削りで削ります。こうすることで先端がより鋭角になります。柄の長さはそれほど必要ありません。7-8cmくらいがちょうどいい長さだと思います。鉛筆削りで削って長さ調整をしてください。これで柄の準備ができました。

[割ってから鉛筆削で削った状態]芯がなくなっているので鉛筆の先端部分がより鋭角に削れます。先に二つに割った鉛筆を輪ゴムでとめておくと削りやすいです。

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