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TOEIC800の勉強法を公開します

こんにちは、バリー(@bally_b88)です。
外資系企業に転職して早くも6年目になりました。

私の人生の転機は英語だったと言っても過言ではありません。

英語は一つの人生のターニングポイントになります。
駐在、転職、人とのつながり、情報収集。

英語ができることで人生の幅が大きく広がります。

でも、いきなり英会話を取得しようとすると挫折しがち。
高額な教材や英会話スクールにお金をかけたものの結局継続できない。

そこで私がオススメする2ステップでの英語取得を紹介します。

Step1. TOEICをベースとした単語、文法学習。
Step2. Step.1をベースに映画を取り入れた英会話習得。

今回はStep1. の TOEIC、その勉強法を公開します。(無料です)

基礎がある程度できている、TOEIC800を既に取得している。でも、英会話ができない、自信がない。そんな方は今後リリースする英会話習得法(2,980円で販売予定)を参考にしてもらえたら嬉しいです。

ところで、そもそもバリーはどんな人?と思った方は以下のプロフィールを読んでいただけると嬉しいです。ここまでの歩みを包み隠さず書いてます。

ブログも運営していますので、こちらも見ていただけると嬉しいです。

早速ですが、TOEICを勉強し始めると必ずぶつかる壁があります。

・リスニングのスピードについていけない。
・知らない単語が流れると頭が真っ白になる。
・文法問題に時間を費やし、Part7を解き終えるまでの時間が足りない。

でも、安心してください。

TOEIC800点を取れない原因は2つしかありません。

1.TOEIC800取得の勉強法がわからない。
2.勉強法はわかっているが、学習を継続することができない。

結論、TOEIC800は正しい勉強を続けることで達成可能です。
そこで今回は勉強法とモチベーションを継続させる方法を紹介します。

私も今回紹介する内容を実践することでTOEIC800点を取得できました。その後の転職活動では英語面接を通過、外資系企業に転職することに成功。
年収は200万円アップ、残業無し、綺麗なオフィス、ホワイトな労働環境。全てはTOEIC800を取ったことから始まりました。

参考までにTOEIC受講履歴は以下となります。

TOEIC勉強開始後1ヶ月 580点
TOEIC勉強開始後4ヶ月 815点

大学受験で英語は勉強しましたが、そこから3年ほど全く英語の勉強をしていなかったので、一度目の受験で580点は妥当な結果だと思います。

この勉強法は本当に誰でも実践ができる王道の勉強法です。
正直、TOEIC800を取得するために裏技は不要と考えています。

再度の繰り返しになりますが、TOEIC800は正しい勉強を続けることで達成可能です。

尚、この記事は生涯無料で公開する予定ですので、いつでも何度でも見直してください。


0.心構え

まず、就職や転職、どんな事に取り組むにも心構えはとても重要です。TOEICを含んだ英語学習も例外ではありません。

心構え一つで結果が大きく変わります。

わたし自身も「これはできるかも」とポジティブな気持ちになれたことで、英語の学習が楽しくなり、TOEICの点数も上がりました。

それでも、勉強を進める中で「全然無理だ」と何度も挫折をしそうになったことは何度もありました。もう英語は諦めて、日系企業に絞って転職活動しようと。

でも、諦めずに続けた結果TOEIC800を突破、外資系企業に転職することができたのです。

モチベーションを維持する方法は6章でご紹介します。

1.実際に使った教材とその活用法

この章では私が実際に使った教材を3つを紹介します。
具体的な活用法は3章で詳しく解説をしています。

1.TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)

誰もが知る有名な単語帳です。単語はこれだけで十分です。

【活用法】

最低5周はやりましょう。ただ、漫然と5周するのはNGです。
以下で具体的な利用方法をご紹介します。

1周目

・赤シートを使って先頭から順番に確認。
・1周目で完璧に回答できる単語にはチェックをつける。
・回答できたとしても理解が曖昧な単語にはチェックをつけない。
・時間がかかっても最後までやり切る。

2周目-4周目

・10単語ずつ区切って知識の定着を確認。
・1周目でチェックをつけた単語以外を赤シートで確認。
・ここでは回答ができたとしても単語にはチェックをつけない。
・10単語終了後、間違った単語のみ再度振り返る。

5周目

いよいよ仕上げです。

・赤シートを使って先頭から順番に確認。
・1周目でチェックをつけた単語以外を赤シートで確認。
・完璧に回答できる単語にはチェックをつける。
・間違えた単語、理解が曖昧な単語にはチェックをつけない。

この段階で8割-9割 単語を暗記できていれば上出来です。

ただ、単語の穴埋めだけではなく、フレーズとして覚えておくことをおすすめします。暗記したフレーズのまま実際のテストに出ることもあります。

また、5周目を終えてどうしても暗記することができない単語は、単語カードやノートに書き出して覚えます。もしくは6周目として暗記できない単語のみ赤シートで確認をします。

990点を狙うパートはスパッと諦めても大丈夫です。
800点を狙う上では必須ではありません。

2.1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急 (TOEIC TEST 特急シリーズ)

単語と同じく重要なのは文法です。
単語だけがわかっても文法がわからないと英語は理解できません。

【活用法】

最低3周はやりましょう。
こちらの書籍の具体的な利用方法をご紹介します。

1周目

・単語と同じく先頭から順番に解きます。
・完璧に回答ができたらチェックをつける。
・正解しても理解ができていない場合はチェックをつけない。
・正解しても間違っても解説は丁寧に読む。
・時間がかかっても最後までやり切る

2周目以降

・1周目にチェックをつけた問題以外を順番に解く。
・完璧に回答ができたら、チェックをつける。
・正解しても理解ができていない場合はチェックをつけない。
・間違った箇所の解説を丁寧によむ。

理想は3周くらいで8割の正解、理解ができればと考えています。

3.公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10

最後は公式問題集です。

細かな活用方法は3. Partごとの戦略でご紹介しますが、公式問題集は絶対に利用すべきです。単語、文法は別の書籍でも構いませんが、本番を想定して作られている問題集は対策の基本となります。

私が実際に使った書籍はこの3つだけです。
TOEIC800を超えるためにはこれだけで十分と考えています。

また、単語帳は金のフレーズが有名ですが、文法は出る1000が有名です。

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

内容は素晴らしい書籍ではあるのですが、分量が多いことが難点です。TOEIC900を狙う、さらに得点力をアップさせるには必要な書籍の一つですが、TOEIC800を狙うには必須ではないと考えています。

何よりも手軽な単語帳、文法書をやり切ることがとても重要です。

よくあるTOEIC学習を継続できない人は色んな書籍や広告に目移りをしてしまいがちです。失敗した結果、新しい本を購入したり、高い受講料を払ってパーソナルトレーニングや塾に入ったりを繰り返します。

TOEIC800点を目指すなら、上記3つの書籍の購入をおすすめします。すでに同じ系統の書籍や問題集を持っている場合は追加購入は不要です。不要な出費は抑えて、効率的にTOEIC800を突破しましょう。

2.TOEIC800を達成するための考え方

TOEICはご存知の通り、990点満点です。
帰国子女や留学経験者、TOEIC塾の運営者は990点満点を狙います。

では990点満点を取らないと外資系企業に転職できないのか、海外事業部に行けないか、答えはNoです。わたし自身もハイスコアは815点ですが、外資系企業で毎日のように海外の担当者と英語でやり取りをしています。

つまり、800点さえ取ることができれば英語の基礎力はある程度できていると思って問題ありません。TOEIC800点を取ることが最もコスパの良い資格だと考えています。

TOEIC800点を突破した後については7章で解説をしています。

繰り返しになりますが、990点満点を取る必要はありません。
8割正解するだけでいいのです。2割は間違っても大丈夫です。

とは言っても、8割正解はすべて運では不可能です。
そこで重要になることが基礎を確実に固めることです。

先ほどの1章でわたしが実際に使った教材の活用法を紹介しましたが、8割達成には基礎固めが全てです。逆に紹介する教材で遭遇しなかった単語や文法が出題された場合はスパッと諦めて、前後の文脈から判断、選択してください。

何度も繰り返しますが、990点満点を取ることが目標ではありません。
800点を取得するためには基礎を確実に固めることが重要です。

3.Partごとの戦略

この章ではPartごとの戦略をご紹介します。
繰り返しになってしまいますが、単語帳と文法書は異なる書籍を購入、利用いただいても問題はありません。ただ、公式問題集だけは絶対に利用してください。

まず、全体的な戦略をご紹介します。

リスニングテストのPart 1とPart 2は先読みが不要な問題です。従って、Part 1、Part2の問題が本格的に流れる前にPart 3を先読みしましょう。どれだけ事前に問題文を先読みできるか。リスニングテストの鍵は先読みです。会話を聞いてから問題文を読む。これは絶対にやめましょう。常に先に問題文と回答を頭に入れて、会話を聞きましょう。

リーディングテストは時間との勝負です。Part 5とPart 6をいかに短時間で解き終えることができるか、これが勝負の分かれ目です。最悪Part 7 の最終問題196-200はきっぱり諦めることも戦略の一つです。195までを確実に解き切ることができれば、800点も見えてきます。

Part1. 1枚の写真に対して、4つの短い説明文が流れる問題です。
Part 1で意識すべきポイントは単語が全てです。文章は短いためある程度聴いた瞬間に合っているかどうか判断ができます。ただ、知らない単語が出てくると頭が真っ白になります。紹介した単語帳をフル活用しましょう。単語でつまづくことがなければ、Part 1で9割を目指すことができます。

Part2. 1つの質問、または発言と3つの応答が流れる問題です。
Part 2 で意識すべきポイントはWhoやWhatなどの疑問詞を的確に聞くことと単語、文法が重要となります。先に流れる1つの質問、発言をちゃんと聞けるか、これが全てです。3つの応答はシンプルな応答であることが多いですが、質問や発言に対して、文法が合っているかは重要です。特別な対策は不要ですが、公式問題集を繰り返し実施、慣れることを意識しましょう。

Part3. 会話が流れ、既に記載されている質問に回答をします。
全体的な戦略で紹介をしましたが、Part 1、Part 2の説明文が流れている時にできる限りPart 3の質問と回答を確認しましょう。ここでどれくらいの質問と回答を確認、理解できるかで点数に差が出ます。決して、会話を聞いてからじっくり質問、回答を考えるという状態にならないように公式問題集で繰り返して学びましょう。

Part4. 説明文が流れ、既に記載されている質問に回答をします。
基本的な対策はPart 3と同じでどれくらい先読みができるか。一つ前の問題の質問と回答が読まれている間に次の問題の質問と回答を確認することができるか。Part 4はリスニングの最終Part 4であり、集中力も切れやすいです。ここで踏ん張れるかがポイントとなります。質問の疑問詞を頭に入れておくこと、会話で流れる単語で理解できない単語があれば意味を調べる、繰り返し問題文を流して耳で覚えることを意識しましょう。

Part5. 短文穴埋め問題です。
紹介をした文法書の学習成果を発揮する場です。品詞を問われている問題か、文法を問われている問題かを理解、すぐに判断ができる問題は全文を読む必要はありません。公式問題集を解く、わからない文法は解説を読む。積み重ねることで確実に得点アップ、時短ができるパートです。

Part6. 長文穴埋め問題です。
紹介した文法書でもPart 6について触れていますが、基本的には前から順に読み進めていって、空欄の後まで読みます。そこで適切な選択肢を選びます。文法問題、態の問題、品詞の問題とさまざまですが、前後の文脈を正しく理解しましょう。空欄の後がヒントになることが多いです。

Part7. 長文読解です。
このPartは時間との勝負でもあり、正確に読む必要がある一番点数に差が出るパートです。近道はなく、単語、文法、読解速度の総合力が問われます。繰り返しますが、近道はありません。少し厳しいですが、Part 7をいかに踏ん張れるかがTOEIC800への大きな分かれ道です。ただ、一つ対策を考えると、素直に冒頭から読む必要はありません。先に質問と回答を確認する。それに対する答えを長い文章から探すことができます。Part3.4と同じように先読みでの理解力が大切となります。

4.日々の勉強法

このnoteを見てくださっている方は忙しい日々を過ごされているでしょう。

勉強や仕事が忙しいことは重々承知をしておりますが、1日最低10分はTOEICの勉強に充ててください。通勤電車の車内でもいいです。寝る前でもいいです。

1日たった10分の積み重ねが大きな効果をもたらします。

また、勉強時間の確保には個人差があると思います。
平日が忙しい人。土日は仕事が休みだけど子育てで忙しい人。

理想の勉強法は以下の通りです。

平日は教材1.2の単語、文法書籍のみに特化をする。(1日最低10分)
週末に教材3の問題集を解く。間違えた問題の復習をする事です。

勉強のために確保できる時間は人それぞれですので、忙しい日は最低10分の単語、文法学習のみ、時間を確保できる日に問題集の演習を繰り返します。

あれもこれもやらないと思い込んでしまうと負担となって、結局何もせずに1日が終わってしまいます。平日は10分の単語勉強でいいんだと思うだけで気持ちが楽になり習慣化します。習慣化すると勉強をしないことが気持ち悪くなります。

1日10分はTOEICの勉強をやりましょう。

5.繰り返すことの重要性

既にこれまでの章でお伝えしてきましたが、TOEIC攻略の最大のポイントは基礎固め反復学習です。

単語帳や問題集を一周したら別の書籍を買ってませんか。

今すぐやめてください。

既に理解をしていただいていると思っていますが、TOEICで800点を取るために必要なことはご紹介した3つの教材を何周もすることです。

単語帳であれば、あの単語は何ページくらいに書いていたなと頭で想像ができるようになれば完璧な状態に仕上がっています。

文法は暗記することも大切ですが、しっかりと解説を読み込んで理解を深めましょう。

公式問題集は最低3周はしてください。問題の出題パターンに慣れること、リスニングのスピードに慣れること、文法の出題傾向に慣れること、長文を読むことに慣れること。全ては慣れるためです。

6.モチベーションを維持する方法

ここまで読んでいただきありがとうございます。
既にTOEICで800点を取るためのすべてを知ることができました。

あとはシンプルですが、愚直にやり続けるだけです。

点数が取れなくても慌てなくてください。
別の書籍を買ったりもしないでください。

このnoteに書かれている内容を実践するだけでTOEIC800を取れそうな感じはする。でも、一人になるとモチベーションが続かない。

そこで、私が実際にやったモチベーションを保つ方法をご紹介します。

1.自分が英語勉強を始めたきっかけを振り返る

すごくシンプルですが、一番効果的でした。
私の場合は「英語を話したい」「英語を使った仕事がしたい」が英語勉強を始めたきっかけでした。同時に外資系企業に転職を考えていたため、英語が話せないとどうにもならないとは考えていました。

人それぞれモチベーションの源泉は異なりますが、自分がなぜ英語勉強を始めたのか、自分は英語を勉強した結果どうなりたいのかを振り返ることで自然と英語勉強を継続できるようになります。

あなたが英語を勉強しようと思ったきっかけ、TOEICを勉強しようと思ったきっかけは何ですか?

2.好きな洋画や洋楽、英語新聞、英語雑誌

TOEICの勉強から離れて、映画を観たりや音楽を聴くことはモチベーションを保つことにつながります。私はずっと映画を観ていました。

大好きな映画や音楽でリラックスをしつつ英語を学びましょう。

3.モチベーションに左右されない環境にする

え?モチベーションを保つ方法じゃないの?と思う方も多いかもしれませんが、自分を強制的に何かをしなければならない環境に身を置くことも大切です。

具体的には以下です。
・最短で受験が可能なTOEICを今すぐ申し込む。
・カフェなど自分が一番気合の入る場所に移動する。
・家族や友人、恋人に勉強の進み具合を定期的に確認してもらう。

全て効果的です。

まず、この瞬間に次回のTOEICの受験を申し込みましょう。強制的に期限を決めることで勉強せざるをえない状況を作り出します。そして、勉強が進まない場合は場所を変えたり、誰かにお尻を叩いてもらいましょう。

何がなんでも勉強をしないと行けない環境を作ることで必然的にモチベーションが保てます。

7.TOEIC800を突破した後について

TOEIC800点を達成した後に改めてこの章を読んでいただければと思いますが、TOEIC800点を達成すれば見える世界は大きく変わります。

TOEIC800を取得された方、おめでとうございます!
以下TOEIC800が生きるポイントをまとめました。

・就職や転職で有利になる
・海外事業部や外資系企業に転職できる
・英会話を習得する基礎は既に完成している
・TOEIC800を達成したことが自信になる
・英語の副業を始めることができる

ただ、残念ながらTOEIC800を達成することと英会話取得は全く異なります。それでも、TOIEC800の単語力、文法の知識があれば英会話習得の基礎は既に完成していると言っても過言ではありません。

英会話習得も目指したい方は次回作に期待してください。
近々、リリース予定です!

TOEIC800を取ることで、外資系企業への転職も一つの選択肢となります。
以下の記事にまとめていますので、参考になると嬉しいです。


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