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BOSE QC35のイヤーパッドを交換する

BOSEのワイヤレスヘッドホンのイヤーパッドが劣化して、耳に当たるレザー調の表皮が剥がれてきた。
2年半前にヨーロッパへ行く際のフライト時間が長いことから、機内で使いたくて購入して、以降移動中や仕事中など気に入って使っている。
当時、Amazonのタイムセールで限定カラーのミッドナイトブルーが安く出ていたので購入した。ブルーの色合い、樹脂の質感、レザーのシボ目、スエード調のヘッドサポート、どれも高級感があって、プロダクトとしても大満足だった。


だが、限定カラーの宿命なのか、ミッドナイトブルーのイヤーパッドの純正品を探すと、ネットでなかなか見つからなかった。
サードパーティ製のものが多く出ていて評価も高そうだったので、今回は以下のサードパーティ製に交換した。

交換はとっても簡単だったが、Amazonで悪いレビューをみると、製品の取り付け方法を勘違いしている人がいるのが気になったので、作業レポートしてみる。

まず、劣化したイヤーパッドを外す。工具は使わずに指でつまんで引っ張れば外れる。
次にお好みでイヤーパッド内側の“Scrim mat”(L/R が買いてある楕円の布)を外す。
私は付属の作業説明書を見て、その後の接着剤を丁寧に落とす工程が面倒くさそうだったのでやめた。特に劣化はしていなかったし、ほこりをキレイにしたくらいでそのまま再使用。

そして、いよいよイヤーパッドの装着。装着前に純正と比較してしまうのが、設計者の性なのか・・・

写真、左が純正品、右が社外品。見た通り、シボ感が純正品の方が深い。社外品はシボ目と色合いはあっているんだけど少し薄味に見えてしまって、やっぱり純正品の方が高級感がある。ただ、「じーっ」と見ないとわからないレベルなので日常使いで気になることはないだろう。

そして取り付け!
まず指ではめる。楕円形になっているので、長軸の頂点をしっかりと合わせてはめこむ。指だけでは嵌め込み部分が入り切らず下の写真のようになる。

ここを嵌め込むのがうまくいかない人がいるようなので、解説。
イヤーパッド(左)には嵌め込む為のグレーの突起が円周上についている。そのグレーの突起は本体側のツメ構造に嵌まるようになっている。だが、使用中に外れないように、嵌め込みがややきつく設計されているので、簡単には指でははめ込めないのだ。

なので、突起部分を付属工具で本体側に押し込んでやり、ツメ構造の下に潜り込ませれば、うまく嵌まるのだ。

一箇所が嵌まったらその隣を嵌めるというように、順番に作業をしていけば、1、2分で作業は完了する。

音質はそれほど変わらないような気がするが、これは使ってみてレポートすることにしよう。

ちなみに交換しなかった、L/R が書いてあるマットは両面テープ貼り付け仕様になっていた。tesaのテープ珍しいな。

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