FC東京とJリーグ各クラブの決算状況 | ニュース

どうも、Balaです。
GWいかがお過ごしでしたでしょうか。3連勝に浮かれて、体調を崩してしまい咳喘息で死にそうです。
あとFC東京の勝利に酔いしれていたのはもちろんなのですが、大阪ダービーもDAZNやらSNSでチェックしておりあの雰囲気をとてもうらやましく感じておりました。深くは言及しませんが、次回の東京ダービーではあーだこーだ言えないくらい東京サポで埋め尽くし、圧倒的勝利を収めたいもんですね。

さて、今回は決算公告がFC東京はじめ浦和、鹿島といった国内ビッグクラブの決算が発表されていましたので、そちらの内容を見ていきたいと思います。
もうすでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、思ったよりも東京の財務状況はしんどい状況です。
当然いきなりJリーグから制裁を受けたり、クラブが倒産するレベルではないですが、ここから財務含めてどのように企業としてクラブが大きくなっていくのか。そして、他クラブ含めてベンチマークとしてJリーグの水準はどんなもんなのかをチェックできればと思います。


浦和レッズの2023年決算

浦和レッズ公式ページより抜粋

【特記事項】
・初の売上100億円越えを達成
・コロナ前の2019年(売上82.2億)と比較して、広告料収入が+3.8億、グッズ収入が+6.8億、その他が+12.5億
・入場料収入は▲1.6億の減収だが、グッズ収入が伸びていることから来場者数に依存せずにサポーターから課金化できている(単価が伸びていることが推察される)

鹿島アントラーズ2023年決算

株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー 第33期決算公告

【特記事項】
・売上64.6億と前年差+3.5億
・営業利益▲3.2億だが前年▲8.2億からは改善傾向
・売上原価47.8億と前年差▲2.1億と改善傾向
・一般管理費20.0億は前年差+0.5億とほぼ横ばい
・利益剰余金が▲15.3億と内部留保を吐き出している経営状況。今後の経営改善、事業スケールまでの道のりが描けた上での投資ステージなのかは不明。
・メルカリ本体からは「その他事業」と位置付けられ、特に本業とのシナジーは最新の決算説明資料には記載なし。

FC東京の2023年決算

東京フットボールクラブ株式会社 第26期決算公告

【特記事項】
・営業収益59.3億と前年差+6.6億と成長傾向。
・一方営業利益が▲1.0億と前年▲8.7億から赤字は縮小傾向に。
・特別損失が14.9億円発生しており、旧エンブレム商品の棚卸費用計上と、アルベルの途中解任違約金影響と推察されるが詳細は不明。
・特損はさておき、営業利益の赤字が拡大し利益余剰金が▲1.3億と内部留保を吐き出している状態のため、投資と割り切った経営なのか、結果的に赤字になっているのかを把握したい。
・相変わらず営業費用コストが高い構造のため、科目分解した決算発表が待たれる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?