2024/05/14 バラエティをみるべきなのか

今日は10:30ころに起きた。いやはや書くことは無い。こんな感じかなあ。このテーマかなと考えていることを今日ようやく一歩を踏み出した。ここまでが結構大変なのよ。
一歩目を踏み出してしまえば、まあなんとかぎりぎりのところで肩を入れることができる。

今日も夕方までひとまず家にいた。さすがに二日連続外に出ないのは良くないだろうと、ちょっと支度をして家を出た。
まずは口座のお金を動かす作業をするためにATMを回る。呼んでいる方の中にはATMなんか行かなくてもスマホのネットバンキングでいろいろできるだろうと思う方がいるだろう。
私はメインバンクにゆうちょを使っている。いろいろな銀行を使ったが、結局ATMの数が多くて手数料が安いのはゆうちょである。利率を考えたら・・・なんていうけども結局利率が低いのでいくら預けていようとあまり関係ない。そのうえ、利率の良いネット銀行は現金が必要な時にATMで回収されてしまうので、つまるところはゆうちょが便利である。
そして、ゆうちょもネットバンキングアプリがある。これを入れられていない。私は皆さんのご存じの通り、情報を即座にゲットしてネットバンキングをやろうと思ったことがある。約10年前のことである。大学生活で、親からの仕送りや家賃の引き落としをリアルタイムで確認できるのはたいそう便利だろう。
当時はネットバンキングが始まったばかりだったかと思う。申し込むと、小さい電卓みたいなマシンが家に送られてきて、それに入力して返送するというシステムだったはずだ。それがあまりにも面倒くさすぎて途中でやめてしまった。

この度、東京に来てUFJや三井住友はもはやデジタル通帳、ネットバンキングで全て解決できる。じゃあいよいよゆうちょも改めてやってみようと、チャレンジした。とても簡単にネットバンキングが登録できる、はずだ。
はずだというのが、結局トラブルがありできなかった。

アプリを入れて、口座情報や住所、電話番号などを入力する。そうすれば最後に電話番号にワンタイムパスワードが届くからそれを入力して登録完了、となるはずだ。
私のケータイではワンタイムパスワードを見るためにネットバンキングアプリをいったん下げて、SMSアプリを開いて確認する必要がある。SMSアプリでパスワードを確認して、入力画面に行こうとすると「別の動作に入ったため」みたいなことが発生し、また口座情報、個人情報を入れるところに戻ってしまう。
要はあまりにもセキュリティが強すぎて、私はネットバンキングに登録できないのだ。くっそ~~~~~。このSMSをパソコンで見れるように設定すれば何とか出来るかもしれないが、そこまでするのは面倒だ。
このパターン、実はモバイルSuicaの登録でも同じことが起こっており、結局私はゆうちょはカードと紙の通帳だし、Suicaも現金チャージである。もう!腹が立つなあ。

そんなわけで、ATMを回った。そのあとは駅前の業務用スーパーに買い物に行き、帰ってきた。これにて5000歩ほぼぴったりのウォーキングは完了した。いやあ、歩くと気分が良いですよ。さっきまでもう嫌だ、逃げちゃおうかなと思っていたのが前向きになった。皆さんにもウォーキングをお勧めしたい。

帰ってから、またも初心に帰ってバラエティを見てみた。もう、私は本当にいわゆる普通のバラエティを見るのに向いていないのだなと思った。
その一端は昨日のグラフへの文句からもうかがえた。今日はクイズ番組を見ていた。

渋谷駅前にあるモヤイ像について、モアイ像を模したものであることはわかりますが「モヤイ」とはどういう意味でしょうか?

というクイズが、文字の並べ替えクイズのようになって出題された。このクイズに挑んでみた。んん。どうやら並べ替えれば「きょうりょく」となる。なるほど協力という意味か。
ここでピンときた。このお題ではモヤイについて問われたが、沖縄、鹿児島奄美では共同体の銀行のような役割の「模合」というものがある。同級生や同じ部活出身者で集まって、折に触れ数千円から数万円を出し合って貯金をし、それをもとに月に一度の共同体の飲み会資金にするということがある。
ちなみに似たような文化に、山梨の「無尽(むじん)」というものがある。小さな村社会において、お互いに金銭的に助け合う文化は日本各地にあった。そうすれば、無尽や模合は協力と言い換えることができよう。
この「モヤイ」は新島の方言で「協力」となる。遠く離れた村において似たような共同体金融システムがあり、それが「モアイ」「モヤイ」と似たような名前で行われている、行われていたことには考えさせられるものがあるなあ。

と思ってテレビを見ていた。いよいよ正解発表「正解は、きょうりょく ですね!モヤイは新島で協力という意味なんですね。それじゃあまた来週バイバーイ!」と番組が終わってしまった。
見ながら思わず声が出た。ええ!それだけ!それって面白くないだろう。なぜ?どうして?そういわれるようになったルーツをたどることこそが面白いのではないのか。テレビを見ながらまた文句を言ってしまった。スーパージジイである。
でもそこから私はもう一つ考えを巡らせた。このクイズ番組は「東大生が・・・」みたいなタイトルだったと思う。つまりは東大生へのアンチテーゼが込められた番組なのだ。
モヤイ=協力 と英単語を覚えるように知識をばらまく。それをおぼえてさえいれば、テストでは点が取れるし東大に入れるという東京大学への皮肉をこめた番組だったのだ。

もちろん、東大生というか東大に入ることができるような人材は、圧倒的な知識だけでなく、その知識を使って考え行動できる人が多いというのはわかっている。しかし、世間のイメージとしては知識だけで使えない人材と思われていたり、そう思わなければやっていけない、そういった人も事実としているということではある。
つまり、このクイズ番組は東大生を馬鹿にするとともに、東大生へのルサンチマン的発想で作られたのではないかと推察した。

そんなわけねえだろ!馬鹿が!二日連続でテレビに文句を垂れるんじゃないよ。テレビを見ながら怒っている人が一番の馬鹿野郎だよ!

・・・・そんなに言わないでよ。傷ついちゃう。

ということで、やっぱり私はいわゆる一般的なバラエティ番組を見る才能が無いということが分かった。
でも、こういう視点も面白いと思ってくれる方がいるなら、またここに書くからこっそり見に来てくれよな。

そのあとはサックスの練習をして、5時ころまでネタを考えてみた。
いやあ、今日も疲れましたね。さあ、明後日がネタ見せだ。頑張ろ~~。

今日面白いと思ったことは「バラエティを見る資格も才能もない。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。